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2023年09月26日

内定後のマレーシア雇用ビザ手続き






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マレーシアでの内定後のビザ手続き


コチラの記事もオススメです!

【内定当日】

電話面接の1時間後、メールで内定の連絡と同時に提出書類が送られてきました。
ここからは会社のビザ手続き部署とのやり取りです。

添付資料で送られてきたのは以下の通りです。

  • オファーレター
  • 就業内容
  • 個人情報取り扱い書
  • 個人情報記入用紙


これらの書類に記入、サインして実家のスキャナーでスキャンしてメールで送信。
また、提出依頼のあった以下の書類をメールで送信しました。

  • 卒業証明書(英訳)
  • イミグレ提出用の英文履歴書
  • その他メールにあった質問(配偶者のパスポート番号等)
  • 写真(背景青、サイズ指定あり)
  • パスポート全ページカラーコピー(空きページが連続6ページ必要)


全てメール送信なので、写真はスマホの無料アプリで撮影しました。

パスポートのコピーも、私は実家にスキャナーがあったので、スキャナーでデータ化しましたが、スマホで撮影してpdf化でもOKのようです。


【4日目】

会社から卒業証明書の苗字が結婚後の現在の名前と異なるため、名前変更の証明が英文で必要との連絡が来ました。

こういう時、夫婦別姓が望ましいと実感します。(書類で名字が変わったことを証明するために、お金も時間もかかります)

すぐに、大学に旧姓+現在の苗字を追記してもらえるか確認しましたが、できないとのこと。

次に本籍の市役所に電話して、英文の戸籍謄本を発行もしくは自分で英訳した場合の翻訳証明はもらえるか確認しましたがどちらも不可とのこと。

仕方ないので、本籍地から戸籍謄本を取り寄せ、自分で英訳しました。

ただしこれだと正しい英訳の証明は得られないので、英訳の公証、日本のマレーシア大使館の認証手続きが必要となります。

国によっては公証や大使館認証なしの市役所だけの認証でも良いみたいですが、私が提出するのはマレーシア、書類に関しては融通が効かない国です。

そしてこの認証手続きができるのは東京のマレーシア大使館のみ!!

地方住みの私にとっては、往復航空券と宿泊費もかかるため、仕方なく東京の行政書士事務所で代行手続きを行ってもらいました。

代行のために印鑑証明も取り、代行書類も合わせて行政書士事務所に郵送。代行費用¥38,700也

一日で認証得られるか分からないし、資格を持った人しか代行できないし、交通費宿泊費考えた時のこの絶妙な金額。会社はこれらの費用は負担してくれませんでした。(日本採用で現地駐在の場合はまた状況が異なるかと思います)


【7日目】

公証、認証用の書類が揃い東京の行政事務所に送付。

(送付内容)
  • 戸籍謄本原本(本籍地からの郵送で取得)
  • 戸籍謄本英訳(自分で英訳したもの)
  • 印鑑証明(市役所で取得)
  • 委任状(行政書士作成)
  • 宣誓書(行政書士作成)



【17日目】

無事に戸籍英訳の認証(マレーシア大使館のスタンプ付き)が得られ、書類をスキャンしてビザ手続き部署にメール送信。


【18日目】

ビザ手続き部署からレファレンスビザ取得のためのレターがメールで届きました。

同時に会社にマレーシア渡航のeチケットと1週間滞在用のホテルの予約をしてもらいます。
渡航日とホテルは会社指定でした。


【22日目】

会社からeチケットがメールされてきました。

今回の航空券予約してくれる担当の人が遅くて、何度も催促してようやく来ました。
レファレンスビザ取得のためにeチケットが必要なので、日程ギリギリです。

レファレンスビザは東京のマレーシア大使館での手続きが必要のため、地方在住の私は交通費宿泊費を天秤にかけビザ代行会社でお願いしました。

(送付内容)
  • 代行委任状
  • ビザ申請用紙
  • パスポート原本+コピー
  • 写真
  • eチケット
  • 会社からのビザ許可番号の入ったレター



【25日目】

ビザ代行会社から、書類到着の連絡と会社からのレターにマレーシア大使館の印がある書類はないかの電話確認が来ました。

マレーシアの手続きに慣れてると思ってこの代行会社にしたのに、若干心配になります。

他に提出できる書類はないのでそのまま申請してもらい、後日問題なしの電話が来ました。


【33日目】

無事にマレーシア大使館のシングルエントリービザが貼られたパスポートが届きました。

しかしこれは雇用ビザではなく、シングルエントリーの滞在90日のビザです。

観光でも90日滞在できるのに、このビザの意味がまるで理解できません。しかも就業不可と書いてあるし、本当にちゃんと雇用ビザを貰えるのかめちゃくちゃ不安になりました。

同日、レファレンスビザの面をスキャンして会社にメール。
返信はなかったので、おそらく、たぶん、きっと大丈夫でしょう。


マレーシア渡航まで残り1週間でなんとか手続きを完遂しました。


渡航当日は、イミグレで書類の提示を求められるので、会社からのオファーレター等手元に準備していくことをオススメします。



【マレーシア現地ホテルにて】

ホテル到着後、会社からWhatsAppでメッセージがあり、日本で取得してきたレファレンスビザから雇用ビザへの切り替え手続きがありました。

私の場合は、滞在中のホテルにバイク便のお兄さんが来て、パスポートをそのまま手渡ししました。
数日後、同じ人がホテルまでパスポートを届けに来て受け取り完了です。

無事に雇用ビザのシールがパスポートに貼られていました。 完






posted by Gorosan at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外移住

2023年06月22日

マレーシアで就活





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2019年マレーシアでの求人状況から2023年現在の状況


2019年にマレーシアで就活した時の記録が出てきたので、備忘録としてこちらに残しておくことにしました。

当時は化学系の技術・専門職を探していたものの、マレーシアでの日本人求人の多くはBPO企業(Business Process Outsourcing)で、企業の一部業務を外部委託している形態が多かったです。

求人内容としては、カスタマーセンター(コールセンター)が最も多く、ITエンジニアやテクニカルサポート、その他SNS関連業務(YoutubeやFacebookのコンテンツレビューアーなど)です。

ビジネスビザの取得には、基本的にマレーシア人の仕事を奪わない仕事内容になっており、日本人が現地で仕事を得るためには、一部の技術的専門知識が必要な職種や、日本語ネイティブ(日本語・英語スピーカー)が必要とされる職種になります。

そのため、当時の外国人最低賃金が6,000RM/月(約18万円)となっており、マレーシア人の最低賃金より高く設定されていました。
また、実際は6,000RMより高い給料設定の企業がほとんどで、日本人売り手市場でした。

2022年の段階では日本人の最低賃金が8,000RM/月(約24万円)以上に上がっており、2023年6月現在では、最低10,000RM/月(約30万円)スタートの企業も出てきています。

マレーシアで働くための必要条件


技術・専門職の場合はその分野の企業で3年以上の実務経験が求められます。

また、新卒での就職が可能な企業もありますが、専門学校、大学卒かつ、分野問わず3年以上の企業での実務経験が必要なところが多いです。

新卒のインドネシア人の同期がいましたが、マレーシアの大学院卒業生だったので、企業が求める必要書類が提出できれば条件に満たなくても入社可能な場合もあります。

マレー語ができなくても、英語コミュニケーションレベル、ビジネスレベル、日本語のみでも可など、職種によって様々です。

ただし、マレーシアで生活するためには、必要最低限の英語は必要です。

私が実際に行った就職活動


私が実際に行った就活です。
現地で同様に仕事を探していた外国人の友達や、マレーシアで通った語学学校の先生などから情報をもらって仕事を探していました。

結論から言うと、最も最短で就職する方法は、既にその企業に就職している人からの紹介です。

同じ職種であれば、実際の仕事内容や待遇、スタートの給料も聞けますし、社内環境なども分かるので一番良いです。
また、採用エージェントなどの人を介せずに、すぐに面接に進みやすいです。


私は在住日本人のツテが無かったので、求人サイトからの応募で、人材紹介エージェント、応募企業人事担当者、マネージャーとの3回の面接を行いましたが、紹介者はチームリーダーとの面接1回だけのようでした。


【応募1】

手始めにマレーシアにある日系の転職サイトに登録しました。

すぐに人材紹介会社からメールが来て、クアラルンプールにいると分かると直接面談の流れになりました。

Tシャツ、南国タイパンツにサンダルかスニーカーしか持っておらず、慌てて古着屋行って270円でスーツを買い、靴は新品セール品で600円くらいのものを購入しました。(その後は2度と袖を通すことはありませんでした)

人材紹介会社の人は日本人の男性で、ゆる〜い感じで仕事してるそうで、その後ゆる〜い感じでその後全く音沙汰無し。
「ガンガン良さそうな案件あったら紹介しますね!」と言ってたものの、条件に合う仕事がなかったようで、その後自然消滅しました。


【応募2】

気を取り直して、海外向け日本人求人サイトで見つけた求人に応募しました。

次の日メールで別の日本の人材紹介会社から連絡が来て、明日までに日本語の履歴書、職務経歴書、英語の履歴書を送ってほしいとのこと。

慌ててスマホにWordアプリ入れて作成しました。
普通は、就活を始めた時点でこれらの書類は準備しておくのが良いのだと反省しました。

書類送った2日後、応募企業と電話面接。
のはずが、電話来ず、スマホをじっと眺めて1時間、連絡先も分からないので人材紹介会社に問い合わせようとしたその時、人材紹介会社から面接延期の電話が来ました。

1時間無駄にドキドキしました。
事前に連絡先を聞いておくのが良いと反省しました。


翌週、改めて電話面接がありました。
初めに日本人女性と話し、そのまま国籍不明の女性と男性と英語面接。

未経験の職種だったため、理解できない内容もありある程度事前準備は必要と反省しました。
そして電話面接にイヤホンは絶対必要


その日の夜10時過ぎにメールで内定の連絡が来ました。
その時間にメールが来たことに驚きつつ、次の日までに添付の書類4枚記入して提出して下さいとの事でしたが、仕事内容が事前の求人情報とズレがあり、辞退しました。


【応募3】

Linkedinで見つけた求人に応募しました。
Linkedinは語学学校の先生やマレーシアに住む外国人の友達から教えてもらった求人サイトです。

日本人だけではなくその他の言語も含まれるので、「Japanese」や「Japanese native」等の単語を追加して検索しました。

どうやらマレーシアは代理人を通して応募するのが主流らしく、人材紹介エージェントを通じて企業の担当者とやりとりします。

すぐにエージェントから連絡が来て、必要書類を提出。翌日電話面接となりました。
後から気づいたことですが、日系以外のエージェントを通すと、当日や翌日にすぐ面接となりスピーディーに進みます。

時間通りにスカイプでかかってきて面接が始まりました。
マレーシア人女性の面接官でとても話しやすく、今年一番饒舌に話した気がします。

約20分で面接は終了し、すぐエージェントから内々定の電話がきました。
非常に印象が良かったそうです。

決め手はきっとアレだと思いました。マレーシアべた褒め


内々定が出て一月半経ち、全く進展がない状況でエージェントに探りを入れてもらうと、応募したBPO企業が予定していたプロジェクトの契約に失敗し、私がつくはずだったポジションが白紙になったとのこと。

ただ内々定取消ではなく保留の状態で、入社日は未だ未定。


プロジェクト立ち上げメンバー候補だったことは知っていましたが、マレーシア企業のプロジェクトの進み具合を知っている今なら絶対に応募しない求人でした。

仕方がないので、就活を始めからやり直すことになりました。


【応募4】

Linkedinとは別の求人サイトJobstreetで応募した会社のエージェントから登録直後電話がかかってきました。

そのまま電話面談となり、応募の理由や経験、なぜマレーシアで働きたいのか、希望の給料等一般的な質問を英語でされ、この数時間後電話する時間があるか聞かれました。

マレーシア人のエージェント相手だと、本当に迅速に進みます。

その日のうちにエージェントから必要書類の提出を求められ、提出後応募企業から直接メールが来ました。
ここからはエージェントはWhatsappでのサポートにまわり、企業との直接やり取りになりました。

エージェントは一般的に面接で聞かれる内容や、テスト内容を事前に教えてくれるなどのサポートをしてくれました。


1次面接はマレーシア人の女性面接官でした。日本ーマレーシア間の面接なので、全て電話面接になりました。ビデオ通話の場合もありますが、応募した企業は全て電話通話のみでした。

エージェントとの面談で聞かれたような一般的な内容や実務にそった質問をされ、約40分の面接はスムーズに進み、2次面接に進むことが決まりました。

2次面接は同日の夕方、15分待っても電話がかかってこないので、1次面接の女性に連絡すると、しばらくして時間変更の連絡が来ました。マレーシアあるあるです。

日にちの変更を提案したが、時間を変更したいとのこと。
こういう時、一切こっちの都合を考えないのはマレーシアスタイルです。

予定時間、電話はかかってきません。
再び1次面接の女性にすぐに連絡しました。
担当者に確認してきますと連絡が・・・

待つこと40分、ようやく面接開始となりました。

2次面接はインド系マネージャーで、1次面接の質問内容とは全く異なり、どうやら質問リスト見ながらチェックを入れてる様子でした。より実務に沿った内容で、主に自分の意見を話す感じです。

突如面接途中で急用とのことで一時中断。
数分後に面接再開。
一日このマネージャーに振り回されていますが、応募者の手前、文句を言うことが出来ません。

しかし、給料については希望通りに交渉することが出来ました。

ようやく45分の面接が終了しました。
待機時間だけで1時間以上かかりました。

1時間後、内定のメールが来ました。

メールで必要書類をその日のうちに提出してこの日は終了です。
求人サイトで応募してから1日で内定まで決まりました。

決まる時はものすごいスピードで決まるものです。

主に聞かれる面接内容


マレーシアにいても日本にいても、基本的に電話or Skype or Google hangoutでのオンライン面接でした。(コロナ前)

音声のみで英語面接になるのでマイク付きイヤホンは絶対に使う方が良いです。
聞き取りやすいし、相手にとってもマイクありの方が聞き取りやすいようです。


最終面接になるにつれ、より実務にそった質問内容になると思いますが、そこに行くまでによく聞かれる質問がコチラ。

  • 自己紹介
  • 自分の強み、弱み
  • 過去の企業での実務経験
  • なぜマレーシアか


過去の実務経験が応募企業と全く異なる経験なしの仕事でしたが、そこに触れられることはなかったです。
むしろ、100%質問されたのが「なぜマレーシアなのか」

企業にとって外国人採用は、渡航費やビザ代を負担しており、マレーシアの風土に合わず早期退職されることは損失になるからだと思います。

実際、契約期間内での退職には渡航費用の返金を求める企業もあります。

そのため、マレーシアで働きたい理由をしっかり持っている方が採用にも有利になると思います。




posted by Gorosan at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外移住

2023年06月19日

マレーシアSIMうっかり支払い忘れる

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マレーシアSIMのチャージを忘れて失効間近に...

マレーシアの銀行を維持したまま帰国したため、オンライン送金に必要不可欠なマレーシアSIMの電話番号も維持した状態でした。

2カ月に一度、忘れずに5RM(約150円)をクレジットカードでTop-upして電話番号を維持してきたにも関わらず、うっかり忘れてしまいました。

コチラがSMSのメッセージ↓
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失効が近づくとSMSで必ず連絡が来るので、確認した時にすぐにやれば良かったものの、後回しにしてしまいオンラインで手続き不可の状態になってしまいました。

当然マレーシアの銀行の手続きもオンラインでできなくなってしまい、クアラルンプールにある店舗に再利用手続きに行ってまいりました。


コチラの記事もあわせてどうぞ!


Celcom店舗で再利用手続き

Celcomの場合は、Celcom Blue Cubeで再利用手続きが可能です。

最寄りのCelcom Blue Cubeはコチラから検索!

私はKL SentralにあるNu Sentral内の店舗で手続きをしました。
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SIMのTop-upを忘れて利用できなくなった旨を店員さんに伝えると、すぐに再利用手続きをしてくれました。

【必要なもの】(手続き手数料無料)
・パスポート
・30RM(最低チャージ料金)

パスポートを渡し、それに紐づけられているSIMカードの電話番号を確認してくれます。
再利用には30RMのTop-upが必要で、再利用手続きの手数料は無料でした。
Top-upされた30RMは、すぐにインターネットプランの料金支払いに充てました。

あとは全て店員さん任せで、手続き終了後SIMカードが利用できることを確認すれば完了です!
他にお客さんもいなかったので、10分程で終了しました。


今回は、他にもマレーシアでの用事があったので良かったですが、今後は忘れないように管理しないといけないですね。

ちなみに、マレーシアの銀行は、もし電話番号が変わっても店舗で番号変更手続きを行えば問題ありません。




posted by Gorosan at 16:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外移住

2023年03月23日

マレーシアの銀行口座を開設する





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サブの銀行口座を開設


私は会社の給料振込用にHSBC Malaysiaの銀行口座を持っていますが、海外送金する際の1回の送金限度額が10,000RMだったため、より送金限度額が高い(49,999RMまで)Maybank Malaysiaの口座を新しく開設しました。

⇒コチラの記事もオススメ!

また、当時はコロナ禍で移動制限があり、HSBCのATMが家の近くになく不便だったため、より利便性が高いMaybankの口座を開設することにしました。

非マレーシア居住者でも口座は開設できるか?


残念ながら、現在は長期滞在ビザ(MM2H)、学生ビザ、就労ビザ所持者のみしか開設することができません。
(ただし例外もあり、銀行によっては不動産の購入などによって口座開設できたりします)

短期滞在ビザは対象外となっています。
また、新しくできたマレーシアのデジタルノマドビザ(DE Rantau Nomad Pass)所持者も口座を開設することができません。
※今後変わる可能性もあるため、一度銀行窓口で確認することをオススメします。

マレーシアの主な銀行


Maybank(メイバンク)
正式名称:Malayan Banking Berhad
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マレーシアのクアラルンプールに本社を置くマレーシア最大の銀行です。
ATMの数も最も多く、黄色に虎のマークのロゴは、街中のどこでもすぐに見つけることができます。

シンガポール、タイ、フィリピンなどの東南アジア諸国や、中国、アメリカ、イギリスなどにも店舗を拡大しています。


CIMB(シーアイエムビー)
正式名称:CIMB Bank Berhad
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マレーシア第2の大手銀行です。
ATMもMaybankと同じくらい多く、利便性の高い銀行です。

アセアン加盟10ヵ国中8ヵ国に展開しています。また、アセアン地域以外でもアジア(中国・香港・韓国・台湾・インド・スリランカ・バーレーン)およびアメリカ、イギリス、オーストラリアに展開しています。

日本の国際キャッシュカードでATMでお金をおろす際、マレーシアはCIMBが一番手数料もレートも良かったので、マレーシア旅行中はよくCIMBのATMを利用していました。

マレーシア人にも外国人にも人気の銀行です。


PUBLIC BANK(パブリックバンク)
正式名称:Public Bank Berhad
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マレーシア中華系銀行No1の銀行で、マレーシアでも第3の銀行です。
創業以来、一度も赤字を出していない信頼感があり、唯一日本人常駐のジャパンデスクがあります。

マレーシア国内での口座開設は基本的に就労や在住の長期滞在のビザ所有が条件ですが、PUBLIC BANKについてはSheng tai Internationalの物件を購入でも口座開設が可能となります。


HSBC Malaysia(エイチエスビーシー マレーシア)
正式名称:HSBC Bank Malaysia Berhad
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世界のメガバンクであるイギリスのHSBC傘下の銀行です。
外国人には最も人気のある銀行ですが、支店やATMの数は極端に少なくなるので、マレーシアでの利便性については劣ります。

しかし、中華系マレーシア人から言えば、資産を保管しておくにはMaybankやCIMBよりは安心とのこと。
外資系銀行の方がマレーシアの銀行よりも信用が高いようです。

また、外国人に人気の理由が、MM2Hビザを申請し、仮承認レターが発行されれば非居住者であっても口座開設が可能となります。さらにPUBLIC BANK同様、Sheng tai Internationalの物件を購入すると口座を開設できます。

マレーシアで銀行口座を開くのに必要な書類


  • パスポート
  • ビザ(MM2Hや就労・学生ビザ)
  • 会社からのレター(事前に勤務先に口座開設のための書類をもらう)
  • 学校の在籍証明書(事前に学校から口座開設のための書類をもらう)
  • 銀行が設定する最低預金額


就労ビザ所有者の場合、会社から銀行口座開設のためのレターが必要です。(※印刷したものを用意)
この書類には、パスポート番号、役職、従業員番号、年収、日本、マレーシアの住所などが記載されており、Maybankの場合はパスポートと会社からのレターのみで手続きが済みました。

留学生の場合は、学校から銀行口座開設のための在籍証明書が必要です。
学校によっては、口座開設できる銀行が限定されているようです。

マレーシアで銀行口座を開く手順

手続きは銀行窓口で行われます。
事前にオンラインで予約する場合もありますが、私は支店がすぐ近くにあったので、予約なしで窓口に行きました。
Maybankでオンライン予約の場合はコチラ

【口座開設手続き手順】
1. 入口にいた係の人に新規口座開設をしたい旨を伝え、口座開設用の用紙に必要事項を記入します。
分からないことがあれば、係の人が教えてくれます。(マレー語が分からなくても皆英語が話せます)

2. 記入が終わると、パスポートや必要書類を全て提出します。

3. 順番が来るまで待ち、カウンター窓口へ呼ばれます。

4. 窓口の人と雑談しながら確認書類にサインします。(このあたりマレーシアっぽい)

5. 口座開設の注意事項などを確認し、最低預金額の20RMを入金してもらいました。

6. そのまま窓口で、新しくできたキャッシュカード、デビットカード、クレジットカード一体型のカードを手渡されました。(窓口の手続きは以上で終了です)

7. 続いて、窓口の人に言われたとおりに最初の係の人の所に戻り、Maybankのオンラインアプリ MAE(Maybank2u MY)のダウンロードをします。
係の人がとても丁寧で、1ステップずつ登録を手伝ってくれました。(郊外の支店で混んでいなかったからかもしれません)

8. 約1時間で全ての手続きが終了し、カードもアプリもすぐに利用可能になりました。


【HSBCの場合】

手順6まではだいたい同じでした。
即日新しいカードを受け取り、自分で同店舗内にある機械でカードのアクティベートを行い、最低預金額の20RMを入金して完了です。

HSBCのオンラインバンク用アプリは、後日自分でダウンロード、設定を行いました。


便利なタッチ決済カード

マレーシアでつくった銀行デビットカードで支払いをする時は、ほとんどがタッチ決済(マレーシアではWaveと言います)でした。

タッチ決済は、Suicaのように機械にピッとかざすだけで済み、デビットカードだとその場でスマホのSMSに引き落としメッセージが届くので安心です。

日本でも少しずつ増えてきていますが、マレーシアでのカード払いはほとんどタッチ決済だったので、日本でタッチ決済できるカードで支払った時に、暗証番号を押してくれと言われて焦りました。

コンビニや飲食チェーン店ではタッチ決済が使えるようなので、もっと利用できる所が増えることを期待します。

⇒コチラの記事もオススメ!


posted by Gorosan at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外移住

2023年03月22日

マレーシアで使えるおすすめアプリ15選





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アプリは生活に必要不可欠


マレーシアでの生活において、スマホアプリはなくてはならないものでした。

銀行口座の開設にもアプリをダウンロードするし、コロナ禍においては、指定のアプリでQRコードを読み込まないと店内にも入れませんでした。

全てが必ずダウンロードしなければならないものではないですが、スマホに入れておくだけで、マレーシアでの旅行や生活がより豊かになります。

今回は、マレーシアでの生活や旅行に役立つオススメのアプリをピックアップしてみました。
私自身は、アプリをたくさんダウンロードするのは好きではないのですが、オススメしたいアプリが15個もありました。

自身の必要度合いに応じて見て頂けると幸いです。

マレーシア旅行にあると便利なアプリ


1. Google Maps(グーグルマップ)
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もはやおなじみのGoogle系地図アプリです。
ルート検索や公共バスルートはもちろん、私がオススメするのがレストランなどの口コミです。

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マレーシアでは日本以上にGoogle Mapsが活用されており、口コミ情報もたくさん投稿されています。
滞在ホテルの近くなどで検索してみたら、ガイドブックにも載っていない地元で有名なおいしいお店も出てくるかもしれません。


2. Grab(グラブ)
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マレーシアで最も利用されている配車アプリです。
日本とは違って、ドライバーは一般の運転免許所持者が多いです。
なので、ご利用は自己責任になりますが、個人の感想ではタクシーのドライバーよりも運転が丁寧で車がキレイです。

たまに高級車が迎えに来てくれることもあります。

公共交通機関がまだ不便な場所も多いので、交通手段がない場合は配車サービスでないと行けない所もあります。
また、地方はドライバ―自体減ってしまうので、地方では利用できない場合もあります。

また、同じアプリ内にGrabFoodがあり、食品のデリバリーが可能です。
ShopeeFoodやfoodpandaより高いことが多いですが、GrabFoodでしか取り扱っていない店舗もあり、その点で差別化されているようです。


3. 【agoda】(アゴダ)
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マレーシア人の旅行は、家族や親せき、友達グループのことが多いので、パッケージツアーが主流です。
飛び込みでホテルへ行っても、予約でいっぱいで泊まれないことも多いので、ホテルは予約することをオススメします。

個人で旅行するなら、ホテル予約は【agoda】がオススメです。

比較的安く泊まれるうえ、口コミも多く、オンラインで完結します。
運が良いとセールでかなり安く泊まれたりします。

⇒コチラの記事もオススメ!

4. Airbnb(エアビーアンドビー)
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同じ場所で長期間滞在であればAirbnbがオススメです。
Airbnbで扱っているコンドミニアムも多く、クアラルンプールの夜景が一望できる部屋に安く泊まれることもあります。

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私はコロナ禍のリモートワークの時期にペナンへ旅行し、しばらくそこのコンドミニアムの部屋で仕事をしていました。
部屋によってはWifiのスピードも明記してあるので、仕事で滞在する場合も安心して滞在できます。

日中はリモートで仕事をし、夜は地元の美味しいものを食べに行き、週末は近くのビーチや街へ遊びにいくという最高なワーケーション生活でした。


5. Navitime transit(ナビタイムトランジット)
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主に、クアラルンプール市内の交通路線図確認に便利です。

マレー語の似ている駅名が多いのと、アナウンスと駅の表示が異なる時があるので、知らない所に行くときは一度チェックしておくと良いです。

例えば、TBS(Terminal Bersepadu Seletan)バスターミナル。
マレーシアの各地方へ向かう大きなバスターミナルですが、バスターミナル連結の駅名はBandar Tasik Selatan駅。
略すとBTSなので、よく車内で旅行者にこの駅で良いのか聞かれます。


6. Currency(イージー通貨コンバーター)
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為替レートチェック用アプリです。

マレーシアの屋台や地方などは現金でしか支払えない所もあるので、カードが使えない時やATMのトラブルなども考慮して、少しの現金をもっていると安心です。(高額紙幣はお釣りがない場合があります。)

また、両替所によって両替レートが異なるので、あらかじめリアルタイムの為替レートを確認しておくと相場が分かります。


マレーシアで生活するのに便利なアプリ


マレーシア旅行に便利なアプリに加えて、生活をする場合に便利なアプリもあります。

1. My Sejahtera(マイスジャートラ)
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政府指定のコロナ感染追跡やワクチン接種証明のためのアプリです。
真ん中にマレー虎の国章が記載されています。

コロナ禍では店内の入店時にQRコードをスキャンし、ワクチン証明書を見せて入店が許可されるシステムでした。

入店時の提示が必要無くなってすぐに、アプリをアンインストールしようとしたのですが、今後も利用されるとのこと。
実際、税金手続きにオフィスに行った際、アプリの画面提示を求められました。


2. WhatsApp(ワッツアップ)
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LINEのようなメッセンジャーアプリです。

アプリ通話も無料なので、デリバリーを頼んだ際など、電話ではなくWhatsApp経由で連絡してきたりします。
仕事のグループチャットもWhatsAppを利用していました。

マレーシアでLINEはほとんど使われていません。


3. my TNB(マイティーエヌビー)
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電気料金の支払い用アプリです。
水道料金はオーナーが支払ったり、コンドミニアムのマネージメントオフィスで支払うことが多いですが、電気代は個別で支払います。

電気代の支払いや、毎月の使用料をオンラインで済ませれるので便利です。
引っ越しの際もアプリから手続きを行いました。


4. Shopee Malaysia(ショッピー)
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オンラインショッピングアプリです。
商品はマレーシア国内だけでなく、中国やタイ、韓国からも発送可能です。

ショッピーは商品を受け取るまで支払い金額が保証されるので、万が一届かなかった場合でも商品の代金は返金されます。

配達先の間違いがあったり、商品が不足していることは割と頻繁にあります。

また、リアルタイムで配送状況が分かるので、とても使いやすいです。

正直、日本のオンラインショップのアプリより使いやすくて、分かりやすいです。

また、アプリ内にShopeeFoodも入っており、食品のデリバリーが可能です。
送料無料のクーポンや割引クーポンが付くことが多く、直接店舗に行くより安い場合があります。

同様の食品配達系アプリのGrabFoodやfoodpandaも同じ店舗を扱っている場合があるので、料金を比較してから注文すると良いです。


5. Lazada(ラザダ)
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オンラインショッピングアプリです。
Shopeeが進出する前は、最も利用されたオンラインショッピングサイトでした。

Shopeeより商品価格が安いですが、信用できる販売者かどうか、口コミなどで見極めが大事です。


6. foodpanda(フードパンダ)
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食品配達アプリです。
送料が他より安いことが多く、Grabfoodが取り扱っていないローカル食堂なども利用できます。

ネットスーパーのような使い方もできて、コンビニで売っているような飲み物や日用品の配達もあります。


7. Wise(ワイズ)
スクリーンショット 2023-03-21 211727.png

海外送金アプリです。
日本から送金する場合や、マレーシアから送金する時に、安い手数料ですぐに送金できるためとても便利です。
また、為替レートもリアルタイムのレートなので、送金時のレートがそのまま適用されます。

日本に一時帰国する際など、予め送金しておくと日本に帰国した際に、両替をせずにすぐにお金を引き出すことができます。

⇒コチラの記事もオススメ!


8. Air Visual(エアービジュアル)
スクリーンショット 2023-03-21 213000.png

大気汚染確認アプリです。
マレーシアは、時折プランテーションの焼き畑が原因のヘイズ(煙害)がひどく、目やのどが痛くなったり、咳が止まらなくなったりします。

外出前にアプリで確認しておくと、外出を控えたり、マスクをするなどの対策が取れます。

1679402009082.jpg



9. X(エックス)(旧Twitter ツイッター)
スクリーンショット 2023-12-24 1606091.png

定番のSNSですが、マレーシアのニュースをいち早く確認できる場です。
日本のように地震はほとんどないですが、洪水や事故、大雨情報など現地のニュースにアンテナを張っておくことも大事です。

ここ最近では洪水が頻繁に起きており、2021年12月には、私が住んでいたコンドミニアムの向かいの地域が約2メートルの洪水浸水被害にあった経験もあります。

災害情報は特に、危険から身を守るためにも大事です。
X(旧Twitter)では、「astro AWANI」「The Star」「BERNAMA」などが現地のニュースを発信しています。

マレー語や英語が分からなくても、翻訳機能で翻訳が可能なので、ぜひ1つでもフォローしておくことをオススメします。


【番外編】マレーシアで必要ないアプリ


私がマレーシアで最も必要ないと思うアプリは、「天気予報」アプリです。

マレーシアの天気予報は、だいたい毎日「晴れのち曇りのち時々雨」です。
雨が降ったらそのうち止むし、ずっと雨が降り続きそうな日は空を見れば分かります。

気温も年間を通してあまり変わらないので、「天気予報アプリ」をダウンロードしたとしても、きっとそのうち見なくなるでしょう。

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2023年03月21日

マレーシアから日本に送金する方法




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マレーシアの銀行口座のお金を日本に送金する


⇒日本からマレーシアに送金についてはコチラの記事へ

2022年10月、ニューヨーク外国為替市場で円相場が一時、1ドル=148円台まで下落し、約32年ぶりの円安水準を更新しました。

円安は輸入価格の上昇などに影響するため、日本の物価を押し上げ、家計や企業へ大きな影響を与えました。

一方海外在住者組は、バブル状態。
Twitterでは毎日為替レートの情報が飛び交い、私も日本に送金するタイミングを見計らっていました。

マレーシアから日本への送金は、1日あたり30,000 MYR(日本円で約90万円)までしか送金できませんが、2021年の同時期に30,000 MYR日本へ送金した際の為替レートは1MYR=27.33JPYだったのと比べると2022年9月の為替レートは最高で1MYR=32.11JPY。

1日の送金限度額MAXで送金した場合の差額は、ざっと見積もるとプラス約14万円。

この時は、ずっとリアルタイム為替レートを見ながら仕事をしていました。
タイミングを逃すまいと。

マレーシアから日本へWiseで送金する


日本からマレーシアへ送金する場合と同様に行えます。

Wiseについてや、詳しい手順はコチラの記事をどうぞ。


注意点として、前回Wiseで日本からの送金を行った場合、登録住所が日本の住所になっているため、このままではマレーシアからの送金ができません。
マレーシアから送金するためには、住所の変更が必要です。


また、送金時にはSMS認証が行われるため、電話番号が変わっている場合も手続きが必要です。


これらの変更手続きは全てオンラインで可能です。

Wiseの電話番号、住所変更を行う


電話番号変更手順:


バックアップ用の電話番号、アプリを使った2段階認証を設定している場合、電話番号の変更も簡単にできます。 アカウントにログインして、「個人情報を編集する」から変更可能です。


<その他の変更方法>

新旧SIM両方ある場合

1. 旧SIMを携帯電話に入れて、Wiseアカウントにログイン(SIMカードは作業の途中で変更する必要があるため、PCまたは他のデバイスを使用して変更することをお勧めします。)
2. 画面上の「名前」をクリック
3. 「詳細」をクリック
4. 「詳細を編集」をクリック
5. 新しい電話番号を入力
6. 番号にコードが送信されます
7. 変更内容を保存
8. 手順に沿って、新しい番号で2段階認証の登録をします


旧SIMがない場合

下記の「アカウントに登録している電話番号を変更する」から変更ができます。

Wise電話登録できない場合.png


電話番号を変更する際に、以下のものが必要です。
1. 身分証明書(運転免許証またはパスポート)を手に持った自撮り写真
2. 新しい電話番号 ( 確認のSMSが送信されます)


住所変更手順:


自身で変更することはできませんが、以下の手順で変更が可能です。

1. Wiseの個人情報の変更方法へアクセスし、以下の「お問い合わせ」をクリック
2. 「お問い合わせはこちら」をクリック
3. 「アカウントの管理」をクリック
4. 「個人情報を変更する」をクリック
5. 「住所」をクリック
6. 「I still need help」をクリック
7. 「メールで問い合わせる」をクリック
8. 住所変更の内容を記入し、必要書類を添付しメールを送信

(受付可能な書類)※全て住所の記載が必要です
  • 公共料金の請求書:電気、ガス、電話(携帯電話の請求書は不可)
  • 銀行もしくはクレジットカードの取引明細書(実際の明細書の写真もしくはスキャン、またはPDF)
  • 地方税の通知書
  • 納税通知書
  • 運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)
  • 他金融機関や政府機関発行の書類


私は旧SIMカードがない状態での住所変更だったため、新住居の電気代の請求書添付で手続きを進めました。(請求書内に住所の記載が必要)
後日、Wise担当者からメールが来て、住所変更を完了することができました。


⇒コチラの記事もオススメ!





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2023年03月20日

日本からマレーシアに送金する方法





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マレーシアへ送金


⇒マレーシアから日本へ送金の場合、登録情報変更についてはコチラ!


マレーシアで暮らす際に初めに必要となったのが海外現地銀行口座への送金でした。

私の場合は、マレーシアでの就職時に扶養ビザ(家族ビザ)の手続きを同時に行ったため、家族分のビザ代を現地の会社に代行してもらいました。

その際に、ビザ代と代行手数料を送金する必要があり、できるだけ安くスピーディーに手続きを進めるためにWise(旧名:Transfer Wise)というオンラインの送金サービスを利用しました。

海外送金で考慮すべきこと


海外送金をするにあたって、どの送金サービスを利用するか、いくつかの比較ポイントや注意すべき点があります。

1. 国によって送金額の上限が異なる
2. 必要送金日数
3. 銀行振込手数料
4. 送金サービス利用料
5. 為替レート

2023年3月20日現在、日本からマレーシアへ送金する場合、受取人がマレーシア非居住者口座だった場合、1日に10,000MYR(294,440JPY *当日レート)までしか送金を受け取れません。
この金額以上の振込があった場合、受取銀行で受取人の口座が閉鎖される場合があります。

銀行での海外送金だと、土日祝日を除く営業日での取り扱いで数日かかることがあります。
もし急いで送金しなくてはいけない場合や、私のようにビザ手続きを早く進めたい場合には向いていません。

また、一見送金サービス手数料が安くても、為替レートが悪く、実際の受取り額が低くなってしまったりということがあります。

Wiseのホームページでは、送金時の最安為替レートと手数料を比較できるので、まずここを確認してから送金サービスを選ぶのも良いと思います。

スクリーンショット 2023-03-20 134141.png


為替レートは時間で変化していくので、リアルタイムの為替レートをチェックしながらタイミングを見て送金手続きをするのが良いです。

リアルタイムの為替レートを確認するのに、イージー通貨コンバーター(英名:currency)のアプリがオススメです。
リアルタイムの為替レートをチャートで確認できるのと、各国の両替レートなども確認できるので、海外旅行の際もとても役に立ちます。

Wiseを利用するメリット



手数料の安さ:
日本円からマレーシアへ送金する場合、固定手数料81円と両替額の0.88%がかかります。

銀行での送金の場合だと、約2000円から6000円の手数料がかかるうえに、中継の銀行への手数料が追加される場合もあります。また、為替レートにおいても銀行為替手数料が上乗せされています。

一方Wiseは、銀行とは異なる独自の送金の仕組みを採用しています。これは、国際送金で中間業者に徴収される手数料を回避するために、1つの国際送金を2つの国内送金として取り扱っています。

実際に送金が国境を超えることなく、Wiseがお金を建て替えるような役割をすることで、スムーズな送金ができます。

そのため中継銀行の手数料は必要なく、為替レートも実際のリアルタイムの為替レートを採用している
ため、コストが最小限に抑えられています。

また、Wiseを利用すると、国や銀行によっては送金手数料や受取手数料がない場合もあります。

送金による手数料違い.png



為替レート保証:
送金手続きの時の為替レートが保証されるため、為替レート変動により受け取り金額が変わることがありません。

マレーシアの場合はだいたい72時間為替レートが保証されます。(送金のタイミングによって保証時間は変動します)
72時間といっても、銀行の非営業日は含まれないので、入金に問題ない限りは保証された金額が受け取れます。

ただし、為替レート保証が適用された送金には5%の為替レート限度が設けられます。
為替レートの保証期間内に為替レートが5%以上変動した場合は送金はキャンセルされ、資金は入金元の口座に返金されます。

海外送金にかかる時間が早い:
送金内容の確認や選んだ入金方法によって、送金に時間がかかる場合がありますが、ほとんどが30分以内で完了します。

時間がかかった場合でも、リアルタイムでどういう状況なのか確認できるので安心です。

マレーシアから日本への送金の場合は、日本が営業日にならないと送金が完了しませんが、マレーシアでの受け取りの場合は土日祝日もオンライン上は入金されるので、ほぼ即日入金が完了します。

送金手続きが簡単で分かりやすい:
一度登録をしてしまえば、アプリやWeb上で簡単に送金ができます。

Screenshot_20230320-164121_Wise.jpg


手数料や為替レートが明確で、入金方法により金額は変わる場合がありますが、ほぼ表示された額がそのまま受取口座に振り込まれます。

安全性や信用性が高い:
初めて利用した時、一番心配な点が安全性と信用性でした。
他社と比べて安いし、入金したらお金を持ち逃げされるのではないかという不安がありました。

Wiseはイギリスで設立された企業で、ヨーロッパではメジャーな企業です。
また、ワイズ・ジャパン(Wise Japan)は関東財務局の登録を受けており、三井物産やWilから出資も受けています。

また送金時のセキュリティ面においても、SMSによる2段階認証があったり、送金状況をリアルタイムで確認できるので、利用時の安心感は高いです。

Wiseのデメリット


オンラインのみ:
実店舗はなく、ウェブまたはアプリのオンライン利用のみになります。
そのため、現金での支払いはできません。

送金できない国がある:
送金可能な国についてはコチラ

全ての国に送金できるわけではありません。
例えば、東南アジアではラオスやミャンマー、カンボジアへは送金できません。

初回登録に本人確認が必要:
初回登録時に、現住所を確認できる運転免許証やマイナンバーカードのコピーを提出する必要があります。
さらに、その後提出した書類の住所に簡易書留書類が送られてくるので、案内に従ってアクティベートする必要があります。

Wise海外送金方法

Wiseアカウントの開設において、本人確認などの手続きに数日かかるため、海外送金サービスを利用したい方はあらかじめ日数に余裕をもったうえで行うことをオススメします。

【送金手順(初回)】

1. アカウントを作成する(Wiseワイズホームページ

アプリまたはオンラインで、無料で登録できます。
メールアドレス、またはGoogleやFacebookのアカウントが必要です。

2. 送る金額を入力する

送りたい金額、通貨を選びます。
その際に、必要な手数料や為替レート、所要日数も同時に表示されます。

3. 受取人の口座情報を入力します

受取人のメールアドレス、口座名義、口座情報を入力します。
(自分の現地口座に送る場合は、受取人の欄は「自分自身」を選びます)

4. 本人確認書類を提出

パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなどをスマホなどで撮影してアップロードします。

5. Wiseに送金する

案内に従って、Wiseの日本口座(三菱UFJ銀行)に送金したい金額を振り込みます。
振込が完了すると、海外現地指定口座への振り込み手続きが行われます。

6. 後日住所確認を行う

本人確認提出書類の住所に、最大7営業日ほどで簡易書留で住所確認書類が送られてきます。
書類に書かれている4桁の番号を、書類の案内に従って登録すれば完了です。


2回目からは、本人確認の書類提出なしにスムーズに送金ができるようになります。


⇒コチラの記事もオススメです!






posted by Gorosan at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外移住

2023年01月02日

マレーシアで取得した電話番号を日本でキープする方法

⇒一時帰国のプリペイドSIMカードはこちら

celcom xpax.jpg


マレーシアで使っていた電話番号を帰国後もキープしたい


マレーシアで働いていた時はCelcomのプリペイドSIMカードを使っていました。
この携帯番号は現地銀行口座のSMS認証にも使われていて、まだ現地の銀行口座にお金を預けている間は番号を保持したい。

マレーシアにいる時は、30RMトップアップすると30日分の有効期限となるので、毎月30RMをトップアップしてそこからデータ通信分を購入していました。

しかし帰国した現在、すでに日本の携帯番号は取得したし、CelcomのSIMカードをローミング状態にしていますが毎月30RM分も利用しません。トップアップした分は返金もできません。

有料で番号をキープするプランもあるようですが、毎月30RMトップアップするのとほとんど値段は変わりませんでした。
そこでもっと安く電話番号をキープできそうな方法を試してみました。

できるだけ安く番号をキープする方法


phone_man1_smile2.png

10/10 SMSにCelcomから1ヵ月のプランの有効期限が切れたとのメッセージが来ました。
しばらく放置していると11/26にあと10日で電話番号が完全に終了しますとのメッセージがSMSに来ました。

つまり、有効期限が切れてから約60日は猶予があることになります。

そこでCelcomのアプリから最低プランの5RM(有効期限5日)をクレジットカードでトップアップしてみました。
ローミングにしているので、SMS認証も通常通り届きます。

5日後には切れてしまいますが、またここから60日は電話番号をキープできることになりました。
この方法を使えば、1年間30RMで電話番号をキープできることになります。

まとめ



今回のSIMカードはCelcomですが、他のキャリアでも同様の方法で電話番号をキープすることができるようです。キャリアによって最低額や猶予期間は異なるので、各社に確認してみてください。

⇒一時帰国のプリペイドSIMカードはこちら

posted by Gorosan at 20:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外移住

2023年01月01日

海外在住者の期限切れ免許証の更新(失効から2年11か月)




⇒一時帰国時のプリペイドSIMカードはこちら

car_man01_smile.png


海外滞在中に免許が失効してしまった!


(こちらの記事は2022年11月の情報です)

海外で暮らす日本人がコロナ禍で帰国できないまま、運転免許の期限が切れてしまう人が続出。
そう、私もその一人

しかし、海外滞在など特別な理由による失効の場合、失効後3年を経過しない場合に限り、帰国日から1か月以内であれば再取得の手続きが可能です。


免許更新アフィリ.png


更新手続きに必要なもの


いらすとや免許証.png

  • 期限切れ免許証
  • パスポート
  • 住民票の写しもしくは仮住居を証明できるもの*
  • 申請用写真1枚(指定サイズ)
*更新する免許センターによって異なる場合もあるので、詳細は事前に直接電話して確認することをオススメします。

 パスポートには日本出国時と帰国時のスタンプが必要です。出入国審査ゲートの自動化により、スタンプは省略されます。必ず近くにいる係官に自己申告してスタンプをもらう必要があります。

私は出国スタンプをもらっていませんでしたが、日本のマレーシア大使館で取得した就労ビザ、マレーシア側の入国スタンプがあったため、海外滞在証明として認めてもらえました。一応出国時のe-チケットが残っていたので、これも持参しました。

もし両方のスタンプがない場合、すぐに出入国管理庁から出入国記録を郵送してもらう必要があります。
この場合、お金も時間もかかるうえに、帰国後1ヵ月以内に手続きをしなければいけないので手続きが間に合わない可能性も出てきます。

かかった費用



住民票写し ¥300
学科講習 ¥1900
免許更新手数料 ¥3400


尚、私の場合は失効して6ヵ月以上経過していたため、初心者マークを貼る義務があります。

手続きにかかった時間


最初の受付から新しい免許証を受け取るまで計3時間半かかりました
受付〜適正検査、写真撮影 1時間
講習 2時間
免許受け取りまで 30分

まとめ


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今回はコロナ禍の特例で失効後3年間の猶予がありましたが、今後変更される可能性がありますので、最新情報を確認することをオススメします。

私は和暦で書かれた免許証でよく更新年が分からなくなるのですが、新しい免許証には和暦・西暦両方の記載がありました。今後は失効させることのないよう日頃から意識していこうと思います。
(2022年11月時点での情報です)

posted by Gorosan at 17:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外移住
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