如意輪観音
人々を苦悩から救い、あらゆる願いを叶える観音菩薩
如意輪観音(にょいりんかんのん)とは?
「如意」とは意のままに智慧や財宝、福徳もたらす如意宝珠という宝の珠のことで、「輪」は煩悩を打ち砕く法輪を指しています。その2つを手に持った観音菩薩ということで如意輪観音といいます。
六観音の1つに数えられ、天界道に迷う人々を救うとされますが、6本の手で六道すべてに救いの手を差し伸べるともいわれています。
ご利益
智慧、財福、福徳授与、安産、延命のご利益があるとされています。
如意輪観音(にょいりんかんのん)の像容
片膝を上げ、そこに肘をかけて指先を頬に当てている思惟の姿です。足裏は両方を合わせており、輪王座と呼ばれる姿勢が如意輪観音の特徴です。どうすれば人々を救えるのかと悩んでいる姿だとされています。ほとんどが6本の手の六臂像で造られており、手には如意宝珠と法輪(輪宝)を持っています。
有名寺院と像
・大阪府:観心寺
如意輪観音(にょいりんかんのん)の真言
オン・ハンドマ・シンダマニ・ジンバラ・ウン
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