次期Apple Watch Series 7(仮)にまつわる様々な噂が飛びかうなか、「ディスプレイが大きくなる」「新たな文字盤が用意される」ことはほぼ確実視されています。その続報として、より具体的な観測が伝えられています。
今回の発信源は、アップルのインサイダー情報でおなじみのBloomberg記者・Mark Gurman氏の記事です。Gurman氏は以前も次期Apple Watchが41mmと45mmの2サイズ、つまり従来より1mmずつ大きくなると述べていましたが、細部には踏み込んでいませんでした。
新たな報道によると、新サイズの41mmと45mmは「ケースの縦方向」の寸法を指しているとのこと。そして画面解像度はSeries 6(44mm)の368×448ピクセルから、45mmモデルでは396×484ピクセルになると語られています。これによりApple Watch Series 7のピクセル数は前モデルよりも16%増える計算になります。
そのため文字盤が表示できる面積も増えることになり、新たな種類も用意できるというわけです。以下、それらの詳しい説明です。
Modular Max(モジュラーマックス)
時刻はデジタル表示し、小さなコンプリケーションを1つ置き、その下に画面の長さに合わせた大きなコンプリケーションを重ねて表示します。現行の「インフォグラフモジュラー」は、大きなコンプリケーションを1つしか表示できません。
Continuum(コンティニュアム)
時の流れや現在の時間に応じて変化します。
世界時計
24のタイムゾーンを同時に見ることができます。外側の文字盤にはタイムゾーンが表示され、内側の文字盤には各地域の時間が表示されます。またデジタル表示とアナログ表示の切り替えは可能。この文字盤は、6月のWWDにてひっそりとお披露目されていました。
これらとは別に、HermesとNikeバージョン専用の新文字盤も開発されているとのことです。Hermes版では「時間に応じて変化する数字」を備えたもの、Nikie版では「ユーザーの動きに応じて動く数字」を備えた文字盤をテストしていると伝えられています。
ほか2022年に向けて、AppleはApple Watch SEの後継モデルや新たな頑丈モデル(「冒険者エディション」と報じられたことも)やApple Watch Series 8(仮)も計画しているとのことです。裏返せば、今年の秋にはApple Watch SEの新型が出ることはなさそうです。