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2021年01月01日

apple  アップル2021年製品展開予想から考える、1月2〜3日初売りで何を買うか戦略





セールには甘い果実とワナがある


僕らの目から明らかに「あー! それ、今買っちゃいけないのに!」という製品を買う人がいる。

特に、セールとなると「今、在庫を払底しておきたい製品」が売られることも多いから、1月2〜3日の初売りセールのラインナップにも、「お勧め!」な製品と、「それ、今買っちゃダメ!」という製品がある。

そのあたり、2021年度の製品展開の予想から、解説してみよう。

ちなみに、初売りセールで販売される商品のラインナップはこちら。表組みになっているから、まずはじっくりとご覧いただきたい。




アップルが新年(2021年)1月2〜3日にかけて、初売りセール実施を発表。ただし……

2020年12月29日



3月にiPad Pro、6月にアップルシリコン上位モデル、9月に新iPhoneという当たり前の予想


で、まずは、2021年のざっくりとした予想から。









ちなみに、フリック!は不確かなウワサは根拠にしない。あくまで、現状のラインナップ、製品発売時期から想定される商品展開から予想している。

ほぼ、発売されるのが確定な商品はiPhone 13(もしくはiPhone 12s)これは9月に出るのが例年のパターン。まぁ、予想というほどのことはない。当たり前の想定だ。12では、全ラインナップがエッジの立ったタイプに更新されたから、来年はボディサイズは維持されるだろう。そうしないと、iPhoneケースマーケットが充実しないという問題もある。ケースはほぼ共用で展開できるはずだ。

SEラインはSE2が昨年発売されたから更新されないと思う。普及型ラインは、あくまで何年か続けて生産してこそ利益が多く上がる製品だからだ(安いし)。

iPadはProラインが、いますぐにでも更新されるように思う。Airのラインに肉薄されているようでは、Proの名が泣く。これはA14Xという新しいチップセットを作って搭載するのか、M1ベースのチップ(つまりCPU 8コア、GPU 8コア)を最適化してA14Xと呼ぶのか分からない。多分後者だと思う。チップセットは作れば作るほど効率的になるから、A14とM1の間のチップセットを作る意味は多分ないと思う。

iPad miniは続投かなぁ。Air 4を踏襲したminiが出るといいんだけど、値段が高くなりそうなだからなぁ……。Airは変更されたばかりだから変更なし。スタンダードモデルもどこかでアップデートする……とは思うが、これは安いのがウリだから、欲しい時が買い時。









一番混迷の度合いが激しいのがMac。M1 Macは素晴らしいが、まだ欠点もある。上位モデルをどのタイミングで埋めていくのか考えるのは悩ましい。筆者の予想としては、WWDCで、M1Xもしくは、M1を複数積んだMacBook Proの16インチと、13インチの4ポートが出るのかもしれない。その時に13インチは14インチにアップデートされるのかも。

iMacのアップルシリコン化は、秋かなぁ……。MacBook Proの16インチに搭載したチップと同じか同等以上のチップセットが必要かと思うと、ここは待ち。

とにかく、現時点ではM1が圧倒的過ぎて、よほどどうしてもインテルMacが欲しい人以外は、M1搭載機種以外はどんなに安くても待ちだと思う。

SEとAirPods Proが目玉! 他にもお買い得品がいろいろ


というところからセール品を見てみよう。

まず、iPhone SEはとてもお勧め。これはモデルチェンジしないだろうし、そうでなくても4万4800円(税別)という価格はA13 Bionicチップを搭載している端末としては破格に安い。お勧めだ。

11とXRに関しては、OLEDを積まない大きくて重いモデルだし、それぞれA12 Bionic、A13 Bionicを積んでるとはいえ、2〜3万円上積みするとiPhone 12が買えることを考えると、6000円ぐらい安いからといって、お勧めはしない。









Apple Watch Series 3は、3000円安くなると、1万6800円(税別)から……ということになるから、とりあえず1台Apple Watchを……ということになるとお勧めではある。コストパフォーマンスから言うと、筆者としては2万9800円(税別)からのApple Watch SEの方をお勧めしたいが、1万6800円(税別)からというのはインパクトあると思う。

あの大人気のAirPods Pro、AirPodsが3000円引きというのはお買い得。まだお持ちでなければぜひ。

iPad miniは判断に迷うが格安。Apple TVもお勧め


iPadの1万2000円引きに関しては、Proの方はお勧めしない。原稿のProはA12Z Bionic搭載で、A12Z BionicはA12X Bionicとほどんど性能が変わらないから、2018年秋に発表されたモデルから大きく性能が更新されていない。A14 BionicもしくはM1世代のチップを搭載したモデルがまもなく出るだろうし、多くの性能は6万2800円(税別)で買えるiPad Air第4世代に凌駕されているから、1万2000円ごときの値引きで買うべきではない。

iPad miniの1万2000円引きは大きい。64GBモデルなら3万3800円(税別)で買えるということになってしまうから、これはお勧めだ。しかし、iPad miniを1万2000円も値引きするということは、もしかしたら、筆者の展望は間違っていて、iPad Air第4世代と同じような仕様のminiが近々出るのだろうか?

その新世代mini待ちでステイするのもいいかもしれないし、1万2000円引きなら、思い切って今買ってみてもいいかもしれない。ただし、今買う場合、ニューモデルが出ても筆者を恨まないように(笑)









Macに関しては1万8000円引きでも、MacBook Pro 16インチと、iMac 21.5インチになびくべきではない。絶対にもっとはるかに速いアップルシリコン搭載モデルが近々登場する。買っちゃイケナイ。

Apple TV 4K/HDは6000円引きなら買い。それぞれ1万3800円(税別)、9800円(税別)なるんだから、もし持ってないのなら絶対に買い。iPhoneやMacなどAppleデバイスが家に多いなら、その画面をテレビに映せるというだけでめちゃくちゃ便利だ。もちろん、映像コンテンツ、音楽コンテンツ、ゲーム……などを楽しめるという意味でも有用。HomePodは、6000円引きでも2万6800円(税別)だから、日本の場合は1万800円(税別)で買えるminiの方がお勧めかな……。なんなら2台買ってステレオにしても2万1600円(税別)だし。

2〜3日のセールで、これを買うべき!


というわけで、総括してみよう。

今回のセールの注目アイテム! 絶対お勧め!


・iPhone SE
・AirPods Pro
・Apple TV 4K/HD

めっちゃお勧めだけど、展開次第ではドボンな大穴


・iPad mini









絶対買っちゃダメ


・iPad Pro
・インテルMac全般

その他、セールになっていない製品でも、もちろんお勧めと買っちゃダメはあるので、それも追記しておこう。

セールじゃないけど、お勧め


・iPhone 12シリーズすべて
・iPad Air
・M1搭載Mac(だだし、まだ問題点はあることは認識しておくべき)
・Apple Watch SE

セールと関係なく、今買っちゃダメ


・iPad Pro
・インテルMac全般

もちろん、筆者の目線の一般論なので、インテルMacでしか使えないアプリを使い続けたいとか、適合する周辺機器があるとか、好きな色があるとか、そういう個々の理由は各自でご判断を。

そうそう、最後になりましたが、あけましておめでとうございます。今年もフリック!をよろしくお願いします。

昨年は大変な1年でしたが、今年がみなさんにとって、回復と復興の1年になりますように。


posted by gomabon at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル
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