その瞑想のやり方はどんなもので、どんな効果があったのでしょうか。
瞑想で身につく第一の力は「注意力」
ハラリ氏は、ヴィパッサナー瞑想に出会っていなかったら、「サピエンス全史」を書くことはなく、今でも中世の軍隊の歴史を研究するだけで精一杯だったろうと語っています。
その彼が、瞑想によって身につく第一の力として上げているのが「注意力」です。
ハラリ氏が実践している瞑想法では、まず自分の呼吸に意識の焦点を当てる練習をします。
そして呼吸に意識を向けることに慣れたら、次に全身の感覚を頭のてっぺんから足のつま先まで順番に観察していきます。
こうして呼吸と体の感覚を対象にして観察を続けることで、意識の焦点をコントロールする力を養い、注意力を高めることになるのです。
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