いう方向に研究はすすめられっつあるようである。だが、しかし、実際にはその反対のことも起
こり得る可能性があるのだ。つまり、コンピューターのなかに、生体部品―脳―をおくことだっ
て考えられないことではないのである。それは、ヒトとキカイとの完全な合成である。人間と機
械との複合結婚−−、そういうものが起こりっっあるように思える。
SF作家のアイザックーアシモフは人間と機械の混血した新しい生物種ができることを予一言し
ている。すると科学におけるヒトの改造の極致は結局それなのか? そのうち、われわれは、機
械化したヒトに話しかけているのか、ヒト化した機械に話しかけているのか、わからなくなる日
がやってくるだろう。あるいはまた、自分自身でさえ、そのどちらであるのかわからないという
かくしてホモーサピエンスは消えてゆく。
ヒトは、自分たちがいまほろびるという絶滅意識を持たぬまま、しずかに機械のなかに吸収さ
れてしまうのか? あるいは、かえって、最後のホモーサピエンスは、これはどの科学を生み出
した科学者の功績をほめたたえつつ、ある日、突然、その意識を機械のなかに消してゆくのであ
ろうか? もしもそうだとするならば、これこそまさに、一〇〇万年のヒトの歴史と、ヒトとい
う生物の持つすべての矛盾をその一瞬にかけた世紀の一大ナンセンスというべきだろう。あなた
はそう思わないか?
不死の複製人クローン人
それでは、もうひとつ、科学の最後の提案をみてみよう。
さきに述べた遺伝工学の件ででもわかるように、生物学は、いまや、生物現象のなかでももっ
とも重要な領域、すなわち、生物の生殖過程までも変化させはじめている。
近年、避妊や、精子の長期保存、人工授精の新しい技術、さらにごく最近では種々の不妊症を
回復させる新しい方法などについていろいろな解説が普及し、研究がすすめられっつあること
は、すでにポピュラーな事実である。そのなかでも、もっとも目ざましいのが、遺伝子の配列を
変えて、生物−ことにヒトを改造しようという技術であった。これはさきの項で述べたが、い
ま、この遺伝子変換の法とならんでずすめられっっあるいくつかの研究のなかで、まさに驚天動
地ともいうべき技術の開発がひとつある。
これがもしも完全に成功したならば、その技術において、ヒトはまさに神になったといっても
よいであろう。ただし、技術の面だけでのことだがI。
それはすでにごく一部のジャーナリズムに注目されはじめ、報道記事にされている。。さし木
から生まれたアインシュタインたち″というような、興味をそそられる見出しで報じられた研究
であるが、
「もっと科学的にいうならば、それは、クローン人ともいうべきものだ」
と、G・R・ティラーは註釈する。
クローン人とは、一個体の細胞から無性的に増殖・分化して生じた同一人間群のことである。
今から七、八年ほど前のこと、アメリカのコーネル大学でひとりの科学者が、彼として最初の
研究結果を発表したとき、周囲のみんなから、それは誇大な自己宣伝だと受けとられてしまっ
た。それは、それほど突飛な、いわば意想外ともいうべきものだったのである。けれども、その
内容を検討して、それが決して誇大なものではないことを知った世界的な生物学者ジョシュアー
レーダーバーグは、溜め息をついてこういった。
「私たちは、〃大変な変革的な動乱のがけっぷち″にいるのかも知れぬ」
その研究は、地球上の植物、動物、人間など、すべての生命の現在の立場を根底からゆるがし
変えてしまう可能性にみちたものだったのである。
その科学者というのは、コーネル大学の細胞・生理・成長・分化研究所長のF・C・スチュワ
ード教授である。驚異にみちた彼の研究とはこうである。詳細なその研究内容の解説を、GO Ra
ttray Tay10rのコ。冨回o}o弘〜ITime Bomb9「生物学的時限爆弾」(邦訳、人間に未来はあるか、
みすず書房刊)から引用させていただこう。
−ニンジンの根、つまり私たちの食べている部分から細胞をとり出し、それを、ゆっくり回
転している培養液のはいった試験管のなかに入れる。その培養液のなかには、普通には使われて
いない成分ココナツミルクがふくまれていた。彼は「私たちはほとんど″動かない″ニンジンの
細胞にドラマチックな変化が起きるなどとは期待していなかった」と述べている。それにもかか
わらず、ニンジンの組織は急に成長しはじめた。
三週間もたたないうちに、どんどん重さがふえ、もとの約八〇倍になった。彼はこういってい
「それは、ちょうど、ココナツミルクがクラッチのように働き、成長という、から廻りしていた
細胞のエンジンに、ギヤがはいったようであった……」
成長をうながす他の物質について、各種の実験が終わってから、研究は第二の段階へはいっ
た。百におよぶニンジンの。外植体”(個体からその一部を分離し、体外で培養して得た個体)が、だ
ったかとつの容器のなかで、培養されたのである。これらの細胞はそれぞれ違った経過をたど
る。非常に大きくなるのもある。順次、分裂して、フィラメント状になるのもある。酵母菌のよ
うに芽を出すものもある。さらにあるものはIそしてこれがこの話の要占JだI細胞塊とな
り、根を出しはじめる。固体培地へ移してやると、緑の芽をふき出す。ふたたび土壌へ移して培
養してやると、普通の根と茎と花と種子のあるニンジンになった!
今から七〇年前に、オーストリアの生物学者G・ハーバーランドは、このような、栄養生殖
(無性生殖)が、いっか実現することを夢みていた。その夢を、スチュワードは現実のものにした
のである。その後の実験から、ニンジンの初期の胚のひとつからとり出した細胞のほとんどどれ
でも、先に述べたように、無性的に個体にまで成長させることができることが実証された。
スチュワードが難関を突破して以来、べつの研究者たちはタバコについて同様な実験に成功し
た。これは、ニンジンの場合とはまた少し違った培養の操作手順を苦心して見出さねばならなか
った。それぞれの植物により、その培養条件は違っているもののようである。これと同じこと
が、まもなくほかのどんな植物でも成功すると考えられている。
ところで11、
問題は、これと同じことが動物細胞についてもできるかどうかということである。
その答は、決して不可能なことではない、というものである。
もちろん、それは容易なものではない。
大体、実験室で細胞を培養することは、けっして新しい技術ではない。けれども、たった一個
の細胞をもとに、これを薄層の組織にまで成長させる方法が発見されたのは、つい十数年まえの
ことである。普通は、たった一個の細胞では、栄養培地中におかれても分裂できない。故ウィル
トンーアールが、ある方法を発見してこれに成功した。が、これらの培養細胞は、分裂増殖して
大きくはなっても、器官などの構造体を形成する気配をほとんど示さない。器官の形成は、多
分、隣りにある別の組織から出てくる化学物質によるものだと思われている。ある程度の見当は
ついており、現在、その点の究明に研究がすすめられっつある。正直いって、まだ、細胞培養と
器官培養の間には、橋がかけられていないというのが実状である。
だから、動物細胞を栄養培養してひとつの完全生物にまですることは、ニンジンヤタバコの場
合のように、スムーズにはゆかない。けれども、生物学者はけっして不可能だとは考えていな
い。時問の問題だと思づている。すでに、スチュワードが突破口を開いたと確信している。現代
の最も鋭い科学者のひとり、故J・B・ホールデン教授は、クローン人のできる可能性をもっと
も真剣に考えていたひとりであった。彼の見解では、われわれはすでに植物においてやりとげて
しまっているのだから、培養細胞から有機的な組織体をつくる方法を。いつか必ず発見するだろ
う″し、これによって、。人類発展の可能性を劇的に高めることになろう″と確信し、つぎのよ
うな末末展望をしている。
彼によると、競技運動家とか舞踊家のクローンは若い人からとってもよいが、大部分のクロー
ンは少なくとも五〇歳以上の人からつくられる七あろうという。クローン人は、社会的に高く評
価されるきわめてすぐれた業績を上げた人だちからっくられる。ただその場合、その成功が単な
る偶然や僥倖にもとづいたものでないように注意されることはもちろんである。
また、彼はこうもいう。
『たとえ、その才能の評価に多少疑問はあっても、珍しい才能を持った人からっくったクローーン
人も同じように有益であろう。−たとえば暗闇にいつまでも適応できる人とか、痛みを感じな
い人、東洋のヨガの行者のように、内臓のなかに起こっていることを見破リ、それをコントロー
ルできる人などI』と。
私は思うのだ。
いつの日か、クローン人製造の原型を募集して、盛大なコンテストなどのひらかれている風景
を。そこでは、われと思わん応募者達がにんげん問に大いにもてはやされそうな妙技や、ちょう
ほうな能力などをご披露して、首尾よく選に入ると、自分の複製−―−生きた複製を長く後世につ
たえるチャンスを持つことができるのだそうだ。コンテストといえば、現在、さかんに行なわれ
ている美人コンテストも、現在以上さかんにひらかれるだろう。美人をながめていることはだれ
だって不愉快なことではないし、選に入った美人は、どんどん複製されて、一万人でもI〇万人
でも、希望投票が多ければ、百万人だってどんどんつくれるのである。
想像してごらんなさい。世界中の女性の三分の一がマリリンーモンローで、三分の一がリズー
テーラーで、あとの三分の一が、やはりこれまた代表的な美人のだれかになってしまうというこ
とだって不可能ではないのだ。もちろん、男性側も同じことが可能である。もっとも、男性の場
合は、ハンサムばかりが能ではないから、才能によって選抜分類されるかも知れないな。
それからまた、クローン入製造は、人類に貢献したひとを長く顕彰するための手段として採用
されるようになるかも知れない。なぜならば、クローン人というのは一種の「不死人」だから
だ。フランスの生物学者ジャンーロスタンが指摘しているように、ひとりの人間の何百何千とい
う複製をつくることは、ある意味で、その人に不死をあたえることである。というのは、その子
孫がさらにクローン化されて複製され、限りなくこれがつづけられるからである。銅像による表
彰など、″ナンセンス″というわけである。
遺伝学では、獲得形質は遺伝しないというのが定説である。後天的に得た才能、能力は遺伝し
ないという。私はこれに疑問を持っているが、まあ、それはいい。クローン人製造により、すぐ
れた才能、珍しい能力、よき容姿、など、それを持つ人それ自身が、そのままコピーされてふ
えてゆくのだから、獲得形質がつたえられようとつたえられまいと、そんなことはどうでもえ
え、結構なことじゃ、はやくそうならんかい。世界中の女子はんがみんな美人になって、どんな
醜男でも選り取りちゅうのは結構じゃ、とあなたは手ばなしで喜ぶのか? まあ、ちょっと待ち
なさい。その前にあなたにおたずねしたいことがある。あなたは何か能がおありかな? なに、
無い? え? ソバをI〇杯ひといきに食う? だめじゃ。そんなものは芸にもならん。それで
はあなたはハンサムかな? なに、十人なみ? ふうむ、貴公、気の毒じゃが消される運命じ
ゃ。−つまり、クローン人製造技術が完成するとIそれを、ティラーは紀元二〇〇〇年少し
以降に可能になるのだというのだが、世の中は、すぐれた能力、なにかきわ立った才能、よき資
質を持ったクローン人ばかりになってしまうのである。皮肉ではないか。クローン人出現をもっ
とも望み、かつそれによってもっとも利益や恩恵をこうむる普通一般の大衆たちは問もなく絶滅
してしまい、残るのはクローン人ばかりであるということになってしまうのだ。クローン人とし
て残し、ふやす価値のある人間のみをクローン化するわけであり、そういうすぐれたクローン人
がどんどん増加していったら、なんの才能もない平凡な人たちは次第に淘汰され、社会の片すみに肩身せまく生きるよりほかなくなり、やがて絶滅してしまうのではないのか? 世界は、スタ
ーばかりになってしまうのである。あるいは、そうなる前に、そのことに気がついた平凡人対ク
ローン人との間に、闘いが起きるかも知れない。もっともそうなっても、勝敗はあきらかであ
る。なにしろ優秀人ぞろいのクローン人たちのことであるから、そうなることくらい、察してい
て、その前にすぐれた軍人、兵士たちのクローン人をいくらでも製造して用意しているから、な
んの能もない平凡人たちなど、ひとたまりもない。なにしろクローン人たちは「不死」なんだか
ら勇敢この上もない。それに、一卵性双生児の場合でも分るように、連帯感が想像以上につよい
から、自分のグループ維持のためにはなんでもする。けっきょく、世界はクローン人たちでみた
される。一芸一能に秀でた美男美女ばかりである。かくして、ついに科学は勝利を得た。ヒトの
改造、世界の改造に成功したのである。宗教的にはブッダやキリストのようなクローン人、科学
的にはアイシュタインや湯川秀樹氏のようなクローン人、芸術的にはIというように、この世
界は理想的な人間ばかりでみたされ、科学は、遂に、仏教でいう娑婆即浄土、密厳国土を現成
し、この世に天国をきづいたのであった−1、というようには、どうも行かないようである。
クローン人たちのほうにもいろいろな問題があるのである。
まず第一に、平凡人たちを次第に淘汰し、消滅に追いやろうとするこの方法は、一種の「去勢L
であるし、ナチスがやりかけた行き過ぎの優生計画と同じように、人道的見地から反対を受ける
こと必然である。それならば、クローン人と普通人との結婚を奨励したらよいではないかという
かも知れぬが、それではせっかくつくり出したクローン人の甲斐がなくなってしまう。クローン
人と普通人との交配により、いくらか人類のレベルは上がるかも知れないが、ほとんどたいした
ことはない。
それに、なによりも、危険なのは、利己的な人間がこれを利用することである。ティラーがい
うように、″二、三人ものヒットラーやスターリンがいたら想像するだけでもごめんこうむりた
い″のである。
独裁者のいる侵略国家が、軍事目的にかなった科学者、軍人、兵士のクローン人を無制限につ
くって世界に攻撃を開始したらどうなるか? 一国の独裁者がそう決定してその計画をおし進め
たら、他の国においても、これに対抗するためには、同じ方法をとるよりほかないのである。で
なければ絶滅だ。
さいわいにして、クローン人製造技術が、平和的な方向にだけ使われたとして、それでも困難
な事態の起きる可能性がひとつある。動物を、クローン人製造のような方法で大規模につくり出
してゆくと、正常な進化の過程に大きな障害が起きるのである。
動物や植物の育種家たちは、よりよい血統をつくるのには、有性生殖と栄養生殖とを組み合わ
せることが必要であることをよく知っている。二つのちがった血統の生物をかけ合わせると、科
学的な根拠はいくぶんアイマイだが、雑種強勢(雑種は一般に純系や自殖系統よりも生育が盛んで、病
害虫などにも強いことをいう)が起きるといわれている。人間が無性的に栄養生殖でっくられるとすると、環境に順応しない人間が淘汰されずにすむことになり、たいへんなことになってしま
う。進化過程が止まってしまって、予想もできない重大な結果をひきおこすことになる。さきに
引用したレーダーバーグの溜め息まじりの警告は、そこをいっているのである。もちろん、やが
ては、優秀なクローン人たちが、そのトラブルの解決法を考え出すかも知れない。だが、それ
は、どこまでも、かも知れないの範囲にとどまる。われわれは、かも知れないことに、全世界の
人間の運命と未来をかけることはできない。この技術の開発は、用い方さえあやまらなければ、
たしかに、人間の進化と利便に益することも多大であろう。しかし、その反面、あまりにも多く
の危険にみちている。それに、それは、技術以外の分野で解決しなければならぬ問題をあまりに
も多くかかえており、現在の人類の知識の段階では、前進よりも抑制のほうに票を投じるべきだ
と私は思うのだが、陪審員であるあなたの採決はどんなものであろうか?
プロメテウスの立場
さて、ながながと、私たちは、科学の提案をいくつか検討してきた。その結果はごらんの通
り、あまり明るいものではなかった。いや、むしろ、暗たんたるものであったといった方がほん
とうであろう。
そういうと、あるいはここで読者から抗議の声が出るかも知れぬ。それは、著者が、最初から
ひとつの意図をもって筆をすすめてきたのではないかということである。つまり、著者が、科学
は究極において人間に救いをもたらすものではないという結論を先にくだしておいて筆をとっ
てきたのではないかということである。
もしも、読者が少しでもそのような考えをいだいたとすれば、それは誤解もはなはだしいとい
わなければならない。私はそういう誤解を避けるためにこそ、科学に関するデーターをすべて著
名な科学者たちの文章から引用した。たしかに、コトバにはひとつの魔力ともいうべきものがあ
って、ときに、同一の文章を引きながら、まったく正反対の結論をみちびき出すこともけっして不
可能なことではない。けれども、私は、宗教家として、宗教というものが、ことさらに筆を曲げ
171一一Homo-SapiensからHomo-ExceUensへ
Secret of Ai Buddhism and super power
There seems to be research in that direction. But in reality, the opposite is also happening.
There is a possibility of being stuck. In other words, it is to put a biological part-brain-in the computer
It is not unthinkable. It is a complete synthesis of human and kikai. Human and machine
It seems that such a thing is happening.
SF writer Isaac-Ashimov predicts that a new species of human-machine mixed blood will be created
ing. So is the ultimate human remodeling in science after all? Of those, we
The day when you don't know whether you're talking to a mechanized human or a humanized machine
Will come. Or, even yourself, you do n’t know which one
Thus, homo sapiens will disappear.
Humans are slowly absorbed into the machine without being aware of their extinction.
Will it be? Or, on the contrary, the last homo sapiens, which science produced this
One day, suddenly, the consciousness of the scientist who has been
Will you? If that is the case, this is exactly the history of human beings for 100 million years.
It should be the greatest nonsense of the century that took all the contradictions of the creatures in an instant. you
Don't you think so?
Immortal clone person clone person
Then let's take a look at the last scientific proposal.
As you can see from the genetic engineering mentioned earlier, biology is now a biological phenomenon.
At the same time, it is beginning to change even an important area, that is, the reproductive process of organisms.
In recent years, birth control, long-term preservation of sperm, new techniques of artificial insemination, and most recently various infertility
Various explanations about new methods to recover, etc. are spreading, and research is being promoted
Is already a popular fact. Among them, the most remarkable one is the gene sequence
In other words, it was a technology that tried to modify living things, especially humans. This was mentioned in the previous section.
Of the research that has been promoted alongside this method of gene conversion,
There is one technology development that should be called the earth.
If this is completely successful, even if the technology has become human,
Would be good. However, I is only in terms of technology.
It has already been noticed in a small part of journalism and has been reported in the news. . Cuttings
Research reported by intriguing headlines such as "Einsteins born from"
In Although,
“To be more scientific, it should be called a cloner.”
And G.R.Tiller commented.
A clonal person is a group of identical humans that are asexually proliferated and differentiated from a single cell.
Seven or eight years ago, one scientist at Cornell University in the United States was the first
When I announced the results of my research, everyone around me was perceived to be an exaggerated self-promotion.
It was. It was so outrageous that it was something unexpected. But that
A global biologist Joshua who reviewed the content and found out that it was never an exaggeration
Raderberg sighed and said:
”“ We may be in a terrible and revolutionary turbulence ”
】 The research relaxes the current position of all life, including plants, animals and human beings on the planet.
It was based on the possibility of changing.
The scientist is F.C. Stewart, director of the Cell, Physiology, Growth and Differentiation Laboratory at Cornell University.
Professor. Here is his research that has been marvelous. For a detailed explanation of the research, go to GO Ra
tray Tay10r.冨 回 o} ohiro-ITime Bomb9 “Biological time bomb” (Japanese translation, is there a future for humans?
Let me quote from Misuzu Shobo).
-Take cells from carrot roots, the part we eat, and slowly turn them around
Place it in a test tube containing the rotating culture medium. In the culture medium, it is usually used
The ingredient coconut milk was not included. He said, “We hardly move” of carrots
I didn't expect any dramatic changes in the cells. " To it
Regardless, the carrot tissue began to grow rapidly.
In less than three weeks, the weight gradually increased and became about 80 times the original weight. He says
"That was just because coconut milk worked like a clutch and grew up.
It seemed that the gear came into the cell engine ... "
Investigate to the second stage after various experiments on other substances that encourage growth
It was. A hundred of carrots. Explants "(individuals obtained by separating a part from an individual and cultivating it outside the body)
It was cultivated in a warm container. Each of these cells has a different course
The It can be very large. It may break up and become filamentous one after another. Yeast
Some sprouting urchins. Some are I and this is the fortune-telling J of this story.
Begins to take root. When transferred to a solid medium, green buds are wiped out. Move to soil again and cultivate
After feeding, it became a carrot with normal roots, stems, flowers and seeds!
70 years ago from now, Austrian biologist G. Harborland
(Asexual reproduction) dreamed of being realized. Steward made reality a reality
It is. Subsequent experiments revealed that most of the cells taken from one of the early carrot embryos
However, as mentioned above, it was proved that it can grow up to an individual asexually.
Since the Steward broke through the difficulties, all the researchers succeeded in a similar experiment with tobacco.
It was. This must be found with a little different culture procedure than carrots.
It was. Each plant seems to have different culture conditions. Same as this
But soon, any other plant is expected to succeed.
By the way, 11,
The problem is whether the same can be done with animal cells.
The answer is that it is not impossible.
Of course, it is not easy.
In general, culturing cells in the laboratory is never a new technology. But only one
It was only over a decade ago that a method of growing this into a thin layer of tissue was discovered.
That is. Normally, a single cell cannot divide when placed in a nutrient medium. Late will
Tong Earl discovered a method and succeeded in this. However, these cultured cells are proliferating
Although it grows larger, it shows little signs of forming structures such as organs. Many organs are formed
It is thought to be due to chemicals coming from another adjacent organization. To some extent
Currently, research is underway to investigate this point. To be honest, cell culture and still
The fact is that there is no bridge between organ cultures.
Therefore, carrot culture of animal cells to produce a complete organism
It does n’t go as smoothly as it does. But biologists never thought it was impossible
Yes. I think it is a question of time. Already, I am confident that the steward has made a breakthrough. present day
Professor J. B. Holden, one of the sharpest scientists in the world,
Was also one who was seriously thinking. In his view, we are already doing it in plants
Because it is closed, how to make organic tissue from cultured cells. I'll definitely discover someday
I am convinced that this will dramatically increase the possibility of human development.
I have a nasty end-of-life outlook.
According to him, clones of athletes and dancers may be taken from young people, but most claws
It is said that seven will be made from people who are at least 50 years old. Clones are highly regarded socially
It is drawn from those who have made outstanding achievements. But in that case, the success is simple
Of course, care should be taken not to be based on accidents or traps.
He also says:
“Even if there is some doubt in the evaluation of the talent, the Kroon was taken from a person with an unusual talent
People will be equally beneficial. -For example, people who can adapt to the darkness forever, do not feel pain
Like the oriental yoga performer, see what's happening in the internal organs and control it
I'm a person who can
I think.
い つ One day, a clone of a clone manuscript is recruited, and a grand contest is open
A. There, there are crafts and skills that are likely to be highly appreciated by applicants.
When you successfully show off your abilities and make a successful selection, you can make your own copy --- live the copy for a long time.
You can have a chance to win. Speaking of contests, it ’s a lot of fun now
The beauty contest that will be held will be more exciting than it is now. Who is looking at a beautiful woman
It's not unpleasant, and the beautiful women who have been selected are being replicated more and more, even 10,000 people are I million.
However, if there are many wish votes, millions can be made more and more.
Imagine that. One third of all women in the world are Marilyn Monroe and one third is Rizu
In the tailor, the other third is still a typical beauty.
It's not impossible. Of course, the same can be done on the male side. However, for men
In the meantime, just handsome is not a Noh, so it may be selected and classified by talent.
And then, clone production is also used as a means to recognize people who have contributed to humanity for a long time.
It may become. Because clone people are a kind of "immortal"
It is. Hundreds of thousands of humans, as French biologist Jean-Rostan points out
Making a duplicate is in a sense giving the person immortality. Because that child
This is because the grandchild is further cloned and replicated, and this continues indefinitely. Table with bronze statue
It is "nonsense" such as award.
In genetics, the accepted theory is that acquired traits are not inherited. The acquired talents and abilities are inherited.
That is not. I have doubts about this, but it's okay. Immediately due to the manufacture of clones
The talented person, the rare ability, the good appearance, etc.
Because it is going to be, it doesn't matter whether or not the acquired traits are given.
Well, that's fine. Girls all over the world have become beautiful
Do you rejoice with your hands, that even a young man is fine to choose? Well, wait a minute
Please. Before that, I want to ask you. Do you have any ability? What,
No? e? Do you eat 10 cups of buckwheat at once? No. Such a thing doesn't become art. So
Are you handsome? What are ten people? Fumu, you, destined to be erased
Nya. -In other words, when the clone manufacturing technology is completed, I will tell you that Tiller will be a little bit in 2000 AD
It is said that it will be possible after that, but the world has excellent abilities, outstanding talents, good resources
It becomes only the clone person with the quality. Isn't it ironic? With clone appearance
The general public who wants and benefits most from it
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