Pure Cool」の基本を継承しつつ、個室向けにコンパクト化!
まずは、Pure Cool Meの特徴を見ていきましょう。「扇風機と空気清浄機を合体させる」という2in1の基本コンセプトは、従来の「Pure Cool」シリーズと共通。本体下部のフィルターで室内の汚れた空気を取り込んで清浄し、それをキレイな風にして本体上部のドームから放出する設計です。
しかし、まず印象的なのはそのサイズと形状。Pure Cool Meは、ボディが245(幅)×401(高さ)×245(奥行)mm、重量が約2.8kgに小型化されています。これなら、玄関、寝室、子ども部屋などのスペースに無理なく置くことができますよね。「リビングに据え置き」だけではなく、部屋間を移動させて使うことも容易です。
シンプルでスタイリッシュなデザインはダイソンらしく、それでいてパーソナルサイズに小型化
既存の「Pure Cool」シリーズと並べてみると、そのコンパクトさがわかりやすい!(Pure Cool Meは1番右端)
コンパクトなので、室内にすっきり置けます。ペットの動き回る部屋はもちろん……
花粉やPM2.5など外界からの汚れが入ってくる玄関や……
空気が汚れやすいキッチンやパウダールームに置くのもイイ。約2.8kgという軽さもあって、移動もしやすいです
小さくなっても、空気清浄性能に妥協なし
続いて、その性能についてご紹介していきましょう。まずは空気清浄機能から。
空気清浄機と聞くと、その使用シーンとしてまず浮かぶのは、家族みんなが集まるリビングですよね。しかし当たり前ですが、家の中で空気が汚れているのはリビングだけではありません。上述の通り、外界のさまざまな汚れが入ってくる「玄関」や、ふとん繊維由来のハウスダストが舞う「寝室」、ダニやウイルスが潜んでいる「子ども部屋」など、リビング以外の部屋でも空気の汚れ問題は同じく発生しています。
そこで、本体サイズをコンパクト化しつつ、高い空気清浄機能を維持し、個室でも使いやすいように開発されたのがPure Cool Meというわけです。
Pure Cool Meの断面図。コンパクトな本体に、ダイソンの技術が凝縮されています
円筒形の本体下部には、グラスHEPAフィルターが360°ぐるりと搭載されています。これにより、PM0.1レベルの微細粒子を99.95%除去するという強力な空気清浄能力を確保。さらに有害なガス・ニオイ・煙などを吸収する活性炭フィルターも採用し、取り込んだ空気をクリーンな風にして排出します。目安としては30分で7畳分の空気をクリーンにできるといいます。個室用としては十分でしょう。
グラスHEPAフィルターは、長さ約6.7mの「HEPAマイクログラスファイバー」をプリーツ状に折り込んだ設計。これのおかげで高い空気清浄性能を誇ります
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