八白土星中宮の日の鑑定法
二住所、住居の変更。
一、心の変化。不安定。迷い。
一、家庭内の紛糾。
一、遠方に行く。方災あり、注意すべし。
一、家相悪し。
一、墓所の崇りあり。
一、何事もまとまらない
八白土星四北施艮官
総合象意
八白土星を艮とし、艮は万物が終わりをなすところであり、かつ、はじめをなすところである。
艮を東北とし、「鬼門」とする。艮を止まるとし、始まるとする。古いものが終焉して、新しいも
のが発足する。この変化をする門として鬼門というが、鬼門は起門なのである。それを鬼とするの
は、牛の角と寅の牙のかたちをとっていうのである。すなわち、艮は、旧十二月(丑の月)、旧一
月(寅の月)であるところからいうのである。また、新芽が地下から地上に萌え出るときのかたち
が、牛の角、虎の牙に似ているところからいうのであるともされている。丑の月には、芽は地中に
おいて出ており、寅の月にはそれが地上に出る。地下と地上との境界を「門」として、かくいうの
である(正月にぷ牙出たい’とか。お芽出とう‘というのはここから出ているのである)。
この、新と旧との分かれ目の象意をとって、継ぎ合わせた物、節のある物、相続する物、すべて
八白とする。
人事における継ぎ目は相続であるから、家庭において相続の位とする。
また、節のある物というところから、人体にとっては、関節とする。
西の兌宮から艮宮に入ると、兌において衰退した運勢がさらに後退し、営業も信用も財産も減少
してくる。その上に、家族や親類、部下巻属のことについても心配ごとができてくる。さきに、九
勢において、四隅はすべて変化の宮であると述べたが、坤宮の変化は悪い方からよい方へと変化す
るのであるが、艮宮の変化は、これからますます悪くなるという変化であるから注意しなければい
けない。
艮の土は積み重ねた土で、つまり、山である。ゆえに、八白は山の星である。積み重ねる象意か
ら蓄財の星とし、欲の星とし、また、あたらしく起きる勢いであるから、革命の星とする。
〔総 説〕
止める、止む、行きづまり、停止、断念、断絶、うち切り、中止、完了、閉店、廃止、廃業、全
滅、返品、断わる(以上終わりの象意)。始める、開始、開業、よみがえる、新規、再起、復活、
出直す、改革、乗り換え(以上始める象意)。移転、休息、売買、改造、両替、取り次ぎ、引き継
ぎ、切り換え、交換、接続、交代(以上、始めと終わりとの混交)。
在い問題ヽ古い知人、養子、節、継ぎ目、変化、集積、蓄積、組合、クラブ、温和、親切、祖
先、篤実、富豪、境界、静止、・高尚、質
等。
〔人 物〕
障害、渋滞、守る、待つ、組立中、相続人、留守番、
少男、子供、幼児、肥満した人、強欲な人、相続人、蓄財家、上木請負人、アパート管理人、家
屋周旋人、仲介業者、旅館、ホテル、銀行外交員、駅員、踏切番、等。
〔人 体〕
背、腰、関節、鼻、指、手足のつけ根、こぶ、盲腸。
〔病 気〕
腰痛、リュウマチ、背痛、肩こり、鼻炎、蓄膿症、小児麻疹、半身不随、等。
〔業種と職業〕
銀行家、旅館業、建築業、セメント業、倉庫業、ホテル業、駅員、踏切番人、不動産業、僧侶、
毛皮業、家具業、高級菓子店、かまぽこ店、等。
〔品 物〕
積み重ねた物、継ぎ合わせた物、二個のものを一個とした物、連続した物、積木、重箱、印、屏
風、衝立、綿入、チョッキ、縁台、テーブル、座布団、等。
〔場 所〕
旅館、ホテル、倉庫、物置、門、家、船宿、宿泊所、休憩所、停車場、山、高台、土手、堤防、
築山、石段、木戸、出入口、玄関、階段、墓場、突き当たりの家、トンネル、交差点、神社、仏閣、
建て直した家、等。
〔食 物〕
牛肉、牛肉を用いた料理、数の子、たらこ、いくら、すずこ、さつまあげ、団子、最中、貯蔵の
きく食べもの類。
〔動 物〕
鹿、山鳥、牛、虎、鶴、鷺、鼠、きりん、しま馬、百足、集団して生活する習性の動物、嘴の
つよい鳥類。
2019年01月19日
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