2pmニュース

社外からヒットを求めアイデアを募集するオープンイノベーション
ヒットをなかなか生み出せない。
オープンイノベーションという考え方が注目されています。
自社の技術アイデアだけじゃなく、ヒットの種は社外で探せというキーワードです。

Ｐ＆Ｇは社外のアイデアを積極的に取り入れ商品開発期間を短縮している

兵庫県神戸市、ヒットを生み出すＰ＆Ｇは、
正面に掲げられたのが、コネクト＆デベロップ。
新製品のアイデアやサービスは５０％が社外の技術を取り入れたもの。

●６０日長持ちする、ファブリーズアロマ
イタリアの企業が持つ浸透化技術を利用

●モップ
ライバル企業のユニチャームの技術を利用

オープンイノベーションにより、５年から１〜２年に商品開発期間が短縮。
Ｐ＆ＧはＷＥＢを通じて欲しい技術情報を募集している。

他に専用拠点を作った会社も。イトーキ。
会員登録したかたがメインになるが、いろんな人を集まって新たな商品サービスを生み出せる。
日本のマーケットで新しい付加価値のサービスを生み出すのは難しいと思ってこのような施設を作った。
２階のスペースにはプロジェクトルームという会議室がある。
どんなメンバーがどんなディスカッションしているのか、他のメンバーがほのかに気づくというのも重要だと。

他にも横河電機は、社外の技術の必要性に迫られる。
現状のアルミで重い差圧計測器に樹脂を使いたいが、耐久性に問題が。
中小企業を集めてセミナーで社外の提案を求める。
それにより新しい価値、新しい市場を求める。

知恵がないと他社と類似した製品になり価格競争に陥る

専門家は背景に　技術革新の普及のためにコモディティ化に対する問題があると指摘。
知恵がないと類似した製品になり価格競争になる。
自社だけの開発力では対応できない
取り分は減るが新しい商品を出すスピード感が重要。

成長や競争力強化に方策を取る大企業のアンケートでは、
外部資源の利用は５１％を利用し、他者との連携を２２％が取っているでした。
大企業は、他社の技術を取り入れるオープンイノベーションを進めていると言うWBSのニュースでした。