ファンブログ　はっぴいたいむ

イソップ寓話「うさぎと亀」を元にした、ディズニーの初期アニメ。これは混乱した現代社会で何度も見る必要がある作品です。このアニメの手法を模倣したのが、日本の漫画家、手塚治虫でした。

イソップ寓話は、西欧の様々な分野で引用されます。古典芸術からアールブリュットのアウトサイダーまで。文学と哲学では、日本の宮沢賢治やトルストイからサルトルの実存主義まで。 音楽では、エレキやジャズの「急がば回れ」から、ピンクフロイド、シド・バレットの「テラピン」や、それに影響された、グレイトフル・デッドの「テラピン・ステーション」まで。これほど多くの古典を生み出したテーマは他に無いんです。そして、子供の時に、我々は知っていたはずです。何が重要かを。

アコギ（アコースティック・ギター）も、若者の方が上手いと思う時がある。フィンガー・ピッキングのことを本来は、マール・トラヴィス奏法と呼ぶ。この弾き方のセンスは、若者の方が長けてる。

マール・トラヴィスは、ケンタッキー州の炭鉱町で生まれた「変わり者」だった。変なトレモロ・アームを付けたエレキ・ギターを持ってる。いわゆる田舎の伊達男。エッチだ。（笑） さて、日本のオヤジや若いお嬢さんに、このワイルドさが在るだろうか？という所に尽きる。 だからフォークよりロカビリーの若者の方が上手い。性格が優しいからだ。

ちょっと考えてしまうけど、保育園の栄養士が作る「ポーク・ビーンズ」。
これは西部劇、マカロニ・ウエスタンの「チリコンカン」とは全く別物だ。日本だけと思うけど、子供が居る家庭は、子供中心の「甘ったるい」料理に成ってしまう。なんで「ホールトマト」では無くてトマト・ケチャップなん？

本当のワイルドなチリコンカンは辛い。唐辛子を潰して入れる。しかし、メキシコの子供達は、大人と同じ物を食べる。夫に服従する妻のセクシーさを、メキシコの子供たちは見せつけられて育つ。なぜ日本は子供用に味付けするんだろう？

午後から雨になったけど、早朝は裏庭の雑草を剪定鋏で刈りました。
ヘルマン・ヘッセのエッセイに「庭仕事の愉しみ」と云う本がある。晩年の僕の母に僕がプレゼントした本だったが、今度は僕が読まなきゃいけない年齢に成ってしまった。ゲーテなどのドイツ・ロマン派を支持したヘルマン・ヘッセは、ナチス・ドイツの時代に、世間を憂い、引きこもった。
ドイツ・ロマン派と、禅宗の「一休さん」の「とんち」はよく似てる。「一休さん」は22歳の時、大徳寺に入り、禅宗の課題に対して、「有ろじより 無ろじへ帰る 一休み 雨ふらば降れ風ふかば吹け」 と答えたことから高僧侶より 『一休』の道号を授かった。


ピンク・フロイドと同じ「とんち」です。


森の中の隠れ家 スイーツ/パン/珈琲【pace around】

昔の江戸っ子の食べ方の動画を見ると、昔の上方（京都、大阪）の商人と同じだと思う。

現代の東京の人が大阪の商魂を批判するのは、ある意味で無意味で可笑しい。似たもの同士だからだ。 上方落語は「せっかち」と「ボケ」が笑いを生む。「せっかち」は、商人（あきんど）である。つまり、昔の江戸っ子と同じ。「ボケ」は庶民である。