2017年05月01日
鎧美女に浅井長政見参!
フジテレビONEの人気番組「鎧美女」に、浅井長政見参!
その鎧は、十八間筋兜…歴史好きな方なら、もうおわかりとは思いますが、
長政に関する甲冑の情報は残っておらず、今回は甲冑師が想像し制作しました。
今回の美女は、大貫彩香(さやか)さん。
畳の上に広がった髪が煽情的です。
紐によって締め付けられた甲冑痕(かっちゅうこん)を修復師が、丹念に修復します。
修復が終わって、お茶で一服すると、最後は武将の名言を筆書きします。
今回は、「我義戦乱家」。その意味は…
「我、義無き戦をせず。乱世ならばこそ、義なくば家立たず」
戦国時代は、まさに弱肉強食と下剋上の時代。
主を裏切り自らの利益を考えて行動しても、本来なら誰もそれを責めたりはしない。
しかし、そんな時代だからこそ長政は敢えて義を重んじた生き方を貫いた。
現代社会は、正に実力主義の時代に入りつつある。
しかし、そんな時代だからこそ義の精神が大切。
たとえ損をしても裏切らず約束、契約を違えない。
人は必ずそれを見ていて信頼に足る人物と考えるようになる。
一時の損失があっても義を貫けば、必ず将来の信頼を得る。
約束、信頼を失った企業はいかに利益を上げていても、
やがては衰えいくことになろう。
…今なお語り継がれる武将たちの格言。現代に生きる私たちにも通ずる知恵である。
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