いみじのあんちの徒然なるままに

BS日テレの「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-2nd」です。
ある夜、凛と猛と颯一郎がレストランで飲んでいると…シン・ゴジラが現れた
ではなく、謎の怪獣は放射能火炎で旧都庁を破壊
颯一郎は、その怪獣に見覚えがあった。
事件は、数十台の３Dプロジェクタと音響装置及び爆発装置の連動によるもので犯行予告はなく目的も不明…

今回は、シン・ゴジラ公開に合わせたナイスタイミングなお話です。
巨大ロボットなら舩坂さんの出番ですが、そんな舩坂さんから残念なお知らせが…
「主犯格の被疑者は既に死亡していると新宿PSが」「その主犯格というのは映画監督の角山博満ではありませんか？」「おや？なぜわかったんです？」「角山ガオーです。昨夜の怪獣吼える時独特の動きをしてましたよね。これは角山監督が歌舞伎の見得を組み込んだケレン味の表現だ」「お前怪獣オタクだったのか？」「怪獣には詳しくない。角山監督の事を少し知っているだけだ」
颯一郎が調べていくうちに、生前、経済産業大臣の毛利毅郎と接触を図っていたことがわかる。「クールジャパンを海外に」のお題目に則って予算化された支援プロジェクト。しかし「色々な人や企業がいくら申請しても審査が通らず認可が下りたのは毛利大臣の関連会社が関与した復興支援のプロジェクションマッピングのみだったようです」「2/3近くが還流されていたようだ」「ひでー話だな」「角山さんは亡くなる
１年前余命半年の宣告を受けている。遺作となることを覚悟して臨んだ企画の支援に対し毛利大臣の対応は酷かったらしい」
毛利毅郎の選挙区名古屋での犯行を阻止したのは先着していたあさみ率いるダイク。
「しかしよかった。ここでルドラが暴れるのを阻止できて」「珍しいですよね。瀬名さんがそんなに思い入れるなんて」「今の私があるのも角山さんのおかげかもしれないんだ。私は入庁したての頃組対５課にいたことがあってね。その時とある有力者の息子を追い詰めた時私は裏で手を回されて突然異動になってしまった。配属先はダイハチ…申し訳ないんですが私は腐ってました。そんな時たまたま捜査で立ち寄った現場が角山さんの撮影所だったんです」
「腐ったら負けですよ。世の中なんて理不尽だらけです」自分を勇気づけてくれた恩人である監督のために、絶対犯行を阻止する覚悟の颯一郎。
犯人の目標が毛利が育った文京区だと知った颯一郎はオスカー1で急行、統自の超長距離狙撃用ライフル・紫電清霜改を空中キャッチすると、ルドラに放つ
電波妨害物体を散布して遠隔操作による爆発を回避し一件落着かと思いきや、無線を封じられた犯人は、それを想定したかのように有線接続で爆破を凶行する
犯人の凶行を結果的に阻止できなかった颯一郎。だが避難は完了していたから人的被害はなし…ん、これって、もしかして?
「今日の捜査会議でお前の恩人、角山さんの事件への関与も否定された。ただ映像を使われただけだろうって。これは二郎の推測だがあいつが絡んでる可能性がある」「八条か…」「ああ。あいつが利用したんだろう。角山さんの仕事を遊びのために」「遊び…だとしたら私は絶対許さん必ずあいつを追い詰める」
その頃、都内の某大使館に八条の姿が
「まさかまたこの国でゲームができるなんてね」