いみじのあんちの徒然なるままに

BSフジの「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」です。
イクタが投降したのはキオカの兵の目をシャミーユから逸らすためではなかった。
イクタは敵兵が3人とわかると味方に合図
トルウェイが矢を放ち、敵兵が混乱する中
ヤトリが斬りかかる
長い袖が邪魔なようだけど?
トルウェイとヤトリの働きで敵兵を斃すが
マシューは何してたんだろう…


自分のせいで人命が損なわれたことに取り乱した姫が指を食い千切ろうとする。
「血が出てますよ、お姫さん」「構わぬこの血は腐っているのだ。カトヴァンマニニクの血統は、当の昔に腐り果てて」
その指を咥えるイクタ。「普通の味だ…お姫さん。血ってのはね、体内を流れる間は腐ったりしないんですよ。だから、貴女の言い分は非科学的だ」「非科学?」「僕の師匠の造語です。合理的じゃない、無駄の多い考え方ってことですよ…船が沈んだ時、僕は貴女を助ける時、それなりに苦労してるんです。だから命は大切にしてください」この場合の腐るって…まあ、いいか。
キオカの兵が残した気球。だが、乗れるのは3人だけ…
イクタは、気球がキオカにとって貴重なものであることを知った上で作戦を思いつく
それは、無人の気球を飛ばし、あたかも自分たちの仲間が操縦しているように思わせ
気球と引き換えに自分たちを帝国領まで逃がすというもの。
冷静に考えれば、突っ込みどころが満載だが、気球を帝国に奪われればただでは済まない守備隊長は保身のあまり、イクタの要求を呑むのだった。
かくて、無事に姫を帝国の東域鎮台に送り届けたイクタたち。名将と謳われるハザーフ・リカン中将に対し、帝国の失政を補うための生贄にされていると指摘するイクタ
「君が私の部下でなくて良かった。私の身を案じてくれる若者を処罰せずにすむ…撤退はできない」「撤退しようがしまいが、キオカに奪われる。結果は同じです」「過程が違う。陛下の命を守って奪われるのと、命に背いて奪われる…」「だから、その考え方が非科学的って言うんだ」
それ以上は、ヤトリが力ずくで止める…
将軍の手配で帝都に帰還したシャミーユ。
彼女が父である皇帝に奏上したイクタたちへの褒賞は…帝国騎士の称号の授与だった
しかしそれは、イクタが絶対になりたくないと思っていた軍人に貴族、そして、英雄になってしまうことだった
式典に向かう馬車の中、シャミーユに詰め寄るイクタ。シャミーユはイクタの能力を高く評価し、その正体を突き止めていた。
帝国史上屈指の名将にして命令無視により戦犯の汚名を着せられ獄中死したバダ・サンクレイ大将の忘れ形見であることを

【在庫あり/即出荷可】【ライトノベル】ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (全10冊) / 漫画全巻ドットコム 価格:6,502円 (2016/7/18 23:15時点) 感想(0件)