2015年05月09日
「まれ」用語の基礎知識10
今週は、「母娘キャロットケーキ」でした。
希(土屋太鳳)の前に当然現れ、見たこともない華やかなケーキを作った女性は、藍子(常盤貴子)の母親で、希が初めて会う祖母・ロベール幸枝(草笛光子)でした。
娘夫婦と孫たちに会いにフランスから帰国したと話す幸枝。
しかし、藍子は不機嫌です。その理由とは・・・
いつも、にこにこして優しい藍子さんが、徹(大泉洋)と出会った頃のような厳しい表情です。
幼い自分を捨ててフランスに渡り、徹との結婚式も直前ですっぽかした幸枝を今でも許せずにいたのでした。
おばあちゃんとお母さんの仲が悪いのは、「あまちゃん」の夏さん(宮本信子)と春子(小泉今日子)の例もあります。
希は、ふたりの仲を取り持つべく、幸枝のケーキを藍子に食べてもらおうとパーティーを企画
その助手として幸枝にプロの技を学ぶなかで、再びケーキ作りにのめり込んでいくのでした。
またもドタキャン? した幸枝。
希が引き継いで完成させます。
そのケーキとは、幸枝がにんじんが嫌いだった幼い頃の藍子に作ったキャロットケーキ。
人の笑顔を見る為に作った事がないと言った幸枝が作った唯一の思い出のケーキでした。
それまで、希の夢を反対していた藍子の心に変化をもたらしたようです。
希は重大な決意をします。それは・・・ケーキ職人になりたい
希の涙の決意表明に、藍子はそっと抱きしめ送り出すのでした。
これが、輪島編最後のロケとなる「まれの里・大沢町」。以前は立ち寄る観光客もまばらでしたが、「まれ」以降は結構見かけるようになりました
来週からは「横浜中華熱闘編」・・・じゃなくて「横浜修業編」です
「まれ」のこの時点での設定は2002年。
能登空港開港の前年で、のと鉄道の穴水 - 輪島間が廃止された翌年です。
希が東京方面に行くには、輪島からの奥能登特急バスで金沢へ、金沢から
特急バスで池袋へのコースが予想されます。まさか、自転車で行くの
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