いみじのあんちの徒然なるままに

先々週からスタートした朝ドラの「まれ」です。
能登半島を知ってもらう為、勝手に解説しています。
「第一回ロールケーキ甲子園北陸予選」に臨むまれ（土屋太鳳/ たお）。
司会は、クイズの甲子園「全国高等学校クイズ選手権」で有名だった福沢ジャストミート朗さんだあ
まれが作るのは、食材全てが能登でタダで手に入る、いちじく、さつま芋、栗、柿を使った節約とおいしさを両立させた「幸せ貧乏家族ロールケーキ」でした。



結果発表。
まれの番号は、誕生日と同じ10番。
福澤さんは、3位、2位は淡々と、
1位発表は焦らしに焦らします。
まれと目が合い「じゅう・・・いちばん」
1位は、隣で自信無さそうに話かけてきた子でした。いるんですよね、こんな子。
そう言えば、父・徹も同じ誕生日・・・不吉な番号でした



まだ納得のいかないまれは、小日向文世さん演じる有名パティシエの審査員に喰い下がり、何がダメなのかを問います。見込みがあるかどうかも。
どうしてパティシエになりたいかと聞かれ
「ケーキは人を笑顔にしてくれるからです」というまれでしたが、「笑顔が見たけりゃ家族や友人に作ってやれ。趣味ならみんな喜んで笑ってくれる」厳しい言葉に、まれは・・・



輪島に帰ってきて傷心のまれに、圭太（山崎賢人）が慰めます。「焼き物は嘘つかん」一瞬、何の事かわからないまれ。
祖父・弥太郎（中村敦夫）によると、
「焼き物は、失敗したとこもうまくいったとこも、そのまんま焼ける。だから焼き物は嘘をつかん。漆は嘘をつくげ。輪島塗は何遍も漆を塗り重ねるもンやけど、手抜きしてとりあえず上から綺麗に塗ってしまえば、パッと見はわからん。騙そうと思えば騙せる。ほやからこそ、騙したらダメねん。見えんでも嘘ついちゃダメや」
圭太が輪島塗職人に目覚めた言葉でした。
圭太とすれば、まれが焼くお菓子は嘘がない。
自分は嘘をつかない輪島塗職人になる・・・って
言いたいんでしょう。
この話、耳の痛い人がいるような・・・