いみじのあんちの徒然なるままに

先週からスタートした朝ドラの「まれ」です。
能登半島を知ってもらう為、勝手に解説しています。
高校3年の途中に、圭太（山崎賢人）が帰ってきました。この時期の転校って、あまりないんですけどね。授業内容も違うだろうに・・・
帰ってきたものの、来春になれば離れ離れになるので、何か思い出になることをやろうと
まれたちは、輪島大祭にキリコを出そうと相談
まれ（土屋太鳳/ たお）は、シュークリームを差し入れようと張り切ります




圭太の祖父・弥太郎（中村敦夫）は、輪島塗の塗師屋さん。その大きな工房の屋根裏に使っていないキリコがありました。
まれの話を聞きつけて元治（田中泯）がついてきました。
弥太郎と元治は、かつて１人の女性を巡って熾烈なバトルを展開した仇敵でした。
結局、女性が選んだのが元治・・・そう、その女性とは文（田中裕子）でした
娯楽の少ない能登では、こんな話が大好物。
人づてに話に尾ひれがつくことも・・・

キリコとは、切子灯篭（きりことうろう）の略で、お神輿を先導する大きな灯篭です。
輪島大祭では、たくさんのキリコが町内を練り歩きます。
昔は、キリコをバラして、各町内で保管していましたが、今はキリコ会館に預けています。






輪島塗の工房を見学するまれ。
小学校や中学校で、輪島塗の工房見学や勉強をするものですが、まれは初めてのようです
下地塗りのところにやってきますが、生漆はかぶれる恐れがあるので要注意です。
上塗りともなれば、ホコリを嫌いますので、絶対人は入れません。
漆を塗ったら湿風呂（しめぶろ）に入れます。
漆は、湿度が高くないと乾燥（正確には化学変化chemical change）しません。


まれの作ったシュークリームは大好評
みのり（門脇麦）が、お菓子職人になればと言いますが、小さい頃夢見たものの、父・徹（大泉洋）のせいで、夢見ることを捨てたまれは、完全否定。パティシエになるのがどれだけ大変かを言うあたり、未練はありそう・・・
そんなまれに、圭太が突っかかります。
自分にも夢があるからこそ、まれの考えが頭にくるようです。その夢とは・・・