おはようございます。あるへです。
本日はこちら「ロード リデンプション」のレビューです。
本作はローグライト・アクションレーシングって感じかな。スタートからゴールまでの一本道のコースを爆走しつつ、ミッションをこなしながらクリアを目指す、ステージクリア制の作品です。
敵ライダーがたくさんいるので、並走しながら近接武器で殴り合ったり、首根っこを掴んで叩きつけたり、後ろから銃で撃ったり、爆弾を落としたりと、世紀末に相応しいバイオレンスなマリカーといったところでしょうか。
敵を思いっきり蹴り飛ばしてコースアウト、からのクラッシュがマジで気持ちいい(笑)
ゲームシステムなどの翻訳は辛うじてわかるレベルで、ストーリーは嘘字幕にもほどがあります。喋ってることと字幕がまったく合ってないばかりか、字幕の表示時間が一瞬すぎてとても全文を読むことはできません。
が、気にしなくていいレベルです。
一応自分なりに噛み砕くと、
とある巨大カルテルのボスがファントム勢力のアサシンに殺され、このアサシンに莫大な懸賞金がかけられました。そして、その賞金を巡って多くのカルテルが我先にとアサシンを追い始めたのです。
主な敵はリーパー、シグマ、ファントムの三派閥。
あなたは四つ目の派閥ジャッカルの一員として、ファントム勢力のボス、アサシンの首を狙っていますって感じ。
ネタバレすると、それぞれのボスを倒しながら、最後にアサシンを討ち取ってめでたしめでたし、かと思いきやそれを恨む敵の残党が襲ってくるので急いでその場から脱出するのが最終フェーズ。
これをクリアすれば各種クリアフラグが建ち、続くもう一つのボーナスステージはクリアしてもいいしクリアしなくてもいい、ファンサービスとなっています。
(実績に影響するキャラ開放のため、誰でどっちのモードをクリアしたかはたぶんわからないので、メモ推奨です。実績コンプのためにはステージスキップのないキャンペーン+も回す必要があります)
いやぁ、面白かったです。
スタッフロールのキックスターターがすごい数いますよね。ゲームのカラクリに気付くと案外深みはないのですが、ちゃんと楽しませてくれて掴みは素晴らしく、ゲーム開始直後から熱くなれ、さくっと遊べるのでプレイヤー受けはさぞ良かったのでしょう。
本作はレース要素だけでなく、アクションとして敵との攻防があります。例の世紀末漫画のような世界でアブナイ武器を振り回してヒャッハーするわけですよ。その中に、剣は振りが早いがヘルメットに弱い、棍棒は振りが遅いが確実にダメージを与える、棒の中でも一回り長い棒は更に振りが遅いが間合いの外から攻撃できる、などの強弱関係があり、さらにパリィやキックでの距離離しなど、採るべき戦術が多彩です。
コース自体は易しめの作りですが、ちゃんと見ていなければ簡単にコースアウトするし、勾配もきついのでレースとしても忙しい中、敵とじゃんけんをしなければならないシステムは非常に指が忙しく、なかなか熱中させてくれました。
じゃんけんに飽きたらちゃんと必勝ともいえる攻略法を編み出せたので、攻略はサクサクで、ローグライトの割には時間はかかりませんでした。Kemcoゲーの箸休めにちょうど良かったくらい。
(もちろん普通のレーシングゲームのようにはいかないし、格闘戦も律儀にNPC側の土俵に立つ必要はないんだ、ってことに気付いたタイミングからこのゲームの面白さがわかってくると思います)
クリアまでの全体の時間は一時間もないものの、ステージ数が多いので各ステージのロード時間は多少気になりました。
ゲーム中の挙動や、ゴールを大きく飛び越えるとゴールしたことにならずにもう一周させられたり、海外インディーゲーらしいラフさがあるのですが、意外にもこういったときにしばらく待っているとちゃんとゴールフラグが建ったり、攻略中一度もフリーズしなかったりと、案外こういったことを想定して対策をしている節が見えて、かなり良心的なゲームだったと思います。
買ったの大分昔のことなのでうろおぼえですが、もしかしたら日本のストアには置いてないかもしれないです……。結構いろんな人にお勧めしたくなる良ゲーなんですけどね。
あ、オンラインは死んでます。人がいないどころか、そもそもサーバーが死んでるっぽい(実績には無関係)
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