本日はこちら「Sephirothic Stories」のレビューです。
えーと。……何を喋ったらいいのかなぁ(汗)
いつものサックリ軽快Kemcoゲーです。ひたすら殴って、レベルを上げて、物理で殴る。そんなスマホRPGでした。
難易度ハードでも全然ぬるくて余裕なんですが、ゲームの基本コンセプトとしてはかなりインフレを抑えてあり、レベルアップでもかなり伸びが悪いです。HPやMPの上昇も緩やかで、なかなか強くなった気がしないでしょう。
ただし、アスデバシリーズでお馴染みのガーデンシステムによる薬漬けは有効で、生る実の量も多いので、こっちのブーストが本体と言っても過言ではない、かな。
出来た実や武器強化を一人のキャラに集中的に与えれば、どんな敵でも全体技や魔法でワンパンです。すっごく単調ですが、こういったゲームの醍醐味はハクスラにあるので、単調な操作でポコポコ上がってくレベルやら魔法スキルやらを眺めるのが、まぁそれなりに楽しいわけですよ。
ちょっと残念だったのは、各ステータスのカンスト値が999で、装備のオプションやらガーデンの薬漬けであっという間に限界値に達してしまったこと。
クリア後のやり込みもないし、本当にライトにちょっと触って、暇な時間を消化できればめでたしめでたしという設計でした。
いや別に、もはやそこには喜びも怒りも存在しませんよ。そういうものだってわかってたし。そういうところもスマホゲーならでは(?)
今作で一番目を引くのはやっぱりグラフィック。
家とか木とか、キャラから戦闘まで、全てポリゴンで表現してるのは結構気合入ってますよね。このゲームの真価はこれが全てです。
相変わらず頭の悪いシナリオに、矛盾や性格崩壊なんでもござれの三流ストーリーですが、3Dかつ非常に愛らしくデフォルメされたキャラクターたちは、正直見ていて癒されます。
とっても可愛いとは思います。
あ、あとね。意外とダンジョンのギミックの仕様は、「合格」はあげられませんが「頑張りました」はあげてもいいかもですね。
シンボルエンカウント方式にしたのも、ダンジョンの仕掛けを考えながら解く余裕が生まれるので良かったと思います。
ただ、イベント中に顕著ですが、基本的に動きやアクション、モーションなどは一度に一つのことしか実行できないので、イベントのテンポは正直悪いです。
髪の毛やマントが結構ヒラヒラして割と最近の技術使ってるなぁと感じる反面、こういった動きのぎこちなさや、全てのモーションが終了しないと次のモーションに移らないようなスクリプト感は初期の頃のプレイステーションを遊んでいるかのよう。
実績コンプは楽勝、ごちそーさまでした。想定通り二日で完食しました。
追記
それより楽しみなのが如くとKemcoを一本ずつ消化した後のこの休暇ですよ! さぁーどんなゲームやろう(笑)
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