本日はこちら「Crash Bandicoot: N.sane Trilogy」のレビューです。
Xbox版のリリース直後、スパイロ三部作とのバンドルに目が釘付けになって、懐かしさのあまり衝動買いしたんでしたっけね。ようやくケリをつけられました。長かった……。
PSで初めてクラッシュシリーズを遊んだ頃はまだ普通のガキンチョだったので、一通りストーリーをクリアしたら満足、難しくてクリアできなければさっさと諦めてました。
そんなごく普通の遊び方だったので、ストアで見つけた時も「クラッシュは楽しいゲーム」といった記憶しかなくて、遊び始めた頃のその懐かしさを噛みしめながら楽しんでました。
こうして実績コンプまでやりこんでみると……、懐かしいからってうかつに手出していいゲームではないですね(汗)
とにかく難しかったです。奥行き感を押し出したゲームコンセプトは当時としては斬新でしたが、距離感はつかみにくく、初見殺しやシビアなタイミングを求めてくるハードな設計で、良くも悪くもトライ&エラーでプレイヤー自身のレベルを上げていかないと詰みかねないガチの洋ゲーです。
(とはいえオリジナルではセーブできるポイントが限られてたりしてて、これでもかなり遊びやすくなったんだとは思いますけどね)
シリーズの初代、2、3と三作入っていますが、それぞれの所感としては、
1は操作がシンプルな分、ステージの仕掛けは直感的でわかりやすいものの、ステージごとの難易度の差が激しいです。特に橋のステージはクリアすらままならないほどの極悪ステージ。タイムアタックでは泣かされました。
2は出来るアクションが増えたとはいえ、それらを完璧にマスターすること前提で、さらに1では物足りなかった人のための、なんというかマニア向けの作品だと感じました。
かつてファミコンでのマリオブラザーズ2がめちゃくちゃ難しかったみたいなイメージ。とにかくステージの敵配置や仕掛けが意地悪で、1−1から殺しに来てるプレッシャーを感じました。ただ、クリア後のスピードシューズやスライディングジャンプなどの要素で、タイムアタックそのものは難易度が下がったと思います。
子供の頃も、1はたしかストーリーはクリアしたけど、2は難しすぎて投げた記憶がありますね。タイムアタック? 昔から大嫌いでしたよ。もちろんあの頃は挑戦しようとすらしませんでした(笑)
3は2で好評だったアクションを取り入れつつ、物凄く大衆寄りになりましたね。1や2に比べるとステージクリアの難易度はかなり易しく、逆に物足りないくらいでした。各時代をまたぐ大冒険がコンセプトで、ステージ背景が豪華ですが、そのためか全体のステージ数は大きく変わらないものの、一つ一つのステージの長さが短くなっている気がしました。
ただし奥スクロール以外の攻め方をするステージがかなり増えたので、結構楽しかったです。子供の頃の記憶で一番印象に残ってたのも3かしら。
ストーリー一周するくらいなら誰もが、難しいとはいえ懐かしさも手伝って十分楽しめる良作ですが、タイムアタックも含めてやりこむことを意識すると、あらゆるアクションゲームを加味してもかなり難しい方の部類に入ると思います。
なかでも一番辛かったのがやはり、1のボーナスステージ「あらしのこじょう」ですね。
たったこの一つのステージを普通にクリアするためだけに3日間くらいかかったと思います……。その後のタイムアタックのためにもう一度クリアしなければならない地獄といったらもう><
そしてこういう時に本当に嫌になってくるのがフリーズの存在。
本作は、3作品全体を通して、通常通り遊んでいる間は特になんの障害もなく快適に遊べるのですが、タイムアタック等で短い間にステージの読み込みを何度も行っていると、かなり頻繁にフリーズします。
映像だけ止まってBGMは普通に流れてる感じで。
タイムアタックの過程自体は、非常に難しいとはいえ何度も繰り返している間にコースを覚え、動きが最適化されてタイムが縮んでいく様は結構楽しく、やりがいはあります。
そういった意味ではリプレイ性が高いのですが、そういう時に限ってフリーズしやがるので、いい感じに熱が入ってきたと思ったら冷水をぶっかけられるこの気持ち悪さは結構ストレスでした。
お陰様で最新作の4は買わないと心に決めました(笑)
……記憶を消してもう一回スパイロ三部作やりたい。ホント好き。
でもシリアス雰囲気の外伝のやつは黒歴史だと思う(無責任な食わず嫌い)
↓
動画を載せようか迷いましたがやめました。
だって、上記の鬼畜ステージを何度も何度も死んで最後の最後でやっとクリアしてドヤーっていう動画ばっかりだったんだもん(笑)
観直すと、観てるだけなのにハラハラしてきました(笑)
ふと思い出したので追記。
そういえば一本だけ動画アップしてました。気になる方はこちら(381番)をご覧ください。
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