おはようございます。あるへです。
本日はこちら「レッドファクション :ゲリラ」のレビューです。
久しぶりにこのタイトルを眺めて、昔々のInside Xboxでひかりちゃんが本作をプレイしてたのを思い出しました(笑)
作中、兄の形見のハンマーを手に取ったところでタイトルが出てくる演出が印象的です。
さて、本作はTPS視点のぶっ壊しアクションです。
感覚で言うと、ゲーム性はジャストコーズに近いですね。
主人公は「火星」を支配する「地球防衛軍:EDF」に抵抗するため、ゲリラとなって、初期装備で最強の武器ハンマーを始め様々な重火器や乗り物を用いて敵のみならず彼らの建築物をも爽快にぶっ壊していくアクションシューターです。
非常に面白かったです。
本作は以前GwGで無料配信されており、その時に知り合った(笑)のですが、大変面白く久々の大当たりだと感じました。
あまり知名度は高くないし、続編はディスクに目視判別不可のプレス不良があるとかなんとかで、ゲーム性も変わっちゃったし手を出そうとは思えないのが残念なところですが。
とにかく建築物の壁なんかをハンマーでごりっと削って、自重で巨大な建物が崩れていく様が見ていて本当に楽しいです。
意味もなく敵陣地を徹底的に壊して回ったことも数知れず。
舞台が火星ということで、若干重力が弱く大きなジャンプが出来ることや、ストーリー後半はブースターを用いて空も(どこまでも高く飛べるわけではありませんが)跳べるので、移動力の制限が緩く、結構ぶっ飛んだ動き方が出来るのも爽快感を後押ししています。
ただ、それと同時に火星ならでは荒野なので、風景の変化は乏しく、建物破壊に焦点を絞っているので、中に入ることは一応可能なのですが、中の造りは単調で、基本的に屋外での活動が主になります。
この「建物に入らない、入っても面白くない」ところもジャスコによく似ています(笑)
そして、この建築物破壊のフィーチャーをふんだんに用いたマルチプレイが意外と面白かったんですね。
当時配信されたばかりでしたのでマルチプレイには外人さんがたくさんいました。全員が持ってる近接武器のハンマーが非常に強力で、建物破壊は勿論のことプレイヤーでさえ当てれば一撃の必殺武器なので、ストーリーのみならずマルチプレイでも非常にお世話になります。
また、この一撃必殺武器のお陰で、多少ラグくても強引に当ててキルを取ることができますし、マルチプレイ嫌いの自分としては珍しく、純粋に楽しんだ記憶があります。
まぁ、オン実績はただ楽しんだだけじゃ到底成し得ない鬼畜レベルなのでつまみ食い状態ですが、個人的には取れる分だけ取れたので十分満足でした。
特に不満はありませんが、収集物に関しては徹底したリサーチと現状把握が必要になりますね。
具体的にはコレクティブルを網羅したマップを用意して、一つずつ消し込みするべきです。
非常に数が多く、数個が密集している場合が多く、口では場所的にも風景的にも説明しづらく、また近づけばソナーなりミニマップなりで教えてくれる(一応の)新設設計ではあるのですが、ミニマップ表示ではただでさえ小さいマップに1ドットの点(しかも暗い紫色だったり)で、よく見ないと見落としてしまいます。
これ以外にも無線ミッション等、取り返しのつかない要素というのはないのですが、意識しておかないと森の中で葉っぱを探すような状態に陥りかねない要素を持っているので、普通に楽しむ分には問題ありませんが、実績を意識するなら気を付けなければならないゲームですね。
総評としてはB級臭のするゲームですが、独特な味が癖になり、ただのB級で終わりにしたくない愛を感じます。つまり、隠れた名作ということです。
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