おはようございます。あるへです。
本日はこちら「オレンジボックス」のレビューです。
初見の方は意味がわからないでしょうが、本作は一枚のディスクにゲーム制作会社バルブ社製ゲームが、なんと5本も収められているという超お得ゲームなんですね。
内容は以下です。
Half Life2
Half Life2 :Episode1
Half Life2 :Episode2
Team Fortress2
Portal
いずれも知る人ぞ知る有名作品ばかりで、どこかで聞いたことのあるタイトルが含まれているのではないでしょうか? ちなみにバルブ社といえば「レフト4デッド」も有名ですね。
ハーフライフ2およびエピソード1、2は、PCゲームハーフライフの続編にあたるそうですが、私はハーフライフは未プレイでした。
問題なく楽しめますよ。
現在でも十分に通用するリアルなグラフィック(ざらっとしたブラー? がかかっていなく、割とつるっとした感じです)に物理演算を用いた処理が特徴らしいのですが、たしかにその感は出ていると思います。
というのも、本作はガチガチの撃ち合いシューティングではなく、どちらかというと周囲を見回してギミックを用い、探索をほどほどに、知恵を使って攻略していく場面が多く、その中で「重さ」の概念を用いたパズル要素などがあります。
また、本作の特徴として物体を自由に引き寄せ、持ち運び、撃ちだす「重力銃」というガジェットを駆使することがあげられます。
これが、攻撃に防御に謎解きにと大活躍で、物理演算処理(といってもやや地味ですが)と相まってとても楽しいです。
バギーに乗るシーンでは相当な距離をシームレスで走りますし、世界は(ぶっちゃけ何もないのですが)かなり広いと思われます。
無人のエリアをひたすらバギーのエンジン音と共に走り去り、ふと立ち止まって静寂に耳を傾けたりすると、なんだか不思議な感覚にも浸れます(笑)
エピソード1と2も、本編から続くストーリーなので、これ一本でも十分にハーフライフワールドに浸かれることでしょう。
続いてチームフォートレスですが、これは2016年今現在流行りのマルチプレイ主体のタイトルです。
数ある職の中から一つを選んで出撃し、ひたすら勝ち負けを争うのですが、それぞれの職ははっきりと役割がわかれており、また途中で変更することもできるのでいつどのタイミングでどの職になるのか、チームプレイと戦略が必要になってきます。
今現在ここに人がいるかは不明ですが、私が本作を購入した頃はここにもたくさんの人が居て(主に海外プレイヤー)、ヘビーマシンガンのガチムチで特攻してみたり、エンジニアでタレットを組み立ててみたり、メディックで仲間を回復して回ったり、スパイで敵に変装して欺いたりしてみました。
まぁ、私はマルチプレイははっきり下手だと思います(笑)
個人戦はからっきしなので、タフなガチムチの後ろにメディックで付いて回り回復しながら前線を押し上げたりしてましたね。あの時ばかりは頼りにされていたみたいです。
とまぁ、今でこそマルチプレイ主体のタイトルは「シャドウラン」を皮切りに(たぶん)、珍しくありませんが、ソロプレイが出来ないなんていまだに私は違和感を禁じ得ません(笑)
それからポータルですね。
これも非常に面白いです。というかこれが一番面白かったです。
入口と出口の二種類を作れる特殊な銃を用いて、壁に空間の穴を開けゴールを目指すパズルアクションです。
ちょっと言葉では説明しづらいですが、↓こんな感じです。
←○ | →●
黒丸に入ると白丸から出てくる。間は通れない壁。
こんな感じでステージは一見突破不可能に見えるのですが、この特殊な銃を用いてここの壁とあそこの壁を繋げるとあら不思議、向こうに行けちゃうぞ、みたいな感じで頭を使って唸りながら一つ一つ攻略していくのが非常に楽しく、また自分以外は謎のAIのみ、不意に見つかる「施設」の裏側には不気味なメッセージ、そしてエンディングは会心の出来の素晴らしい歌と、もうこれは是非ともプレイして欲しい。そして最後の歌詞の意味をそれぞれでじっくり考えてほしい、そんな気持ちでいっぱいです。
とにかく新鮮さと、何か新しいものをという挑戦心に溢れた渾身の作品なんですよねぇ。
個人的には終始まったり、かつじっくり頭を捻って遊びたかったのですが、さすがFPS視点を用いているだけあって終盤はかなりタイミングアクション的な面が強くなっています。
解法がわかっても操作がうまくいかずに失敗すること数多、これはちょっとうんざりする嫌いもありますね。
そんなわけで本作は5作品含めて総実績1000、1実績5Gのオンパレードな総数99なわけですが、チームフォートレスの鬼門「フレンドと共に……」まで解除しておいて、このポータルのチャレンジ実績だけが挑戦する気になれず、970/1000で止まっております(笑)
たぶん「クレイジーバニラケーキ」と「Aperture Science」の二つ(笑)
特にタイムアタックだけはやりたくない、やりたくない……。
サイロの防衛とかもコントローラぶん投げたくなったりしたけど、ノーム人形運ぶのは楽しかったけど、フレンドと共に解除出来てすごく嬉しかったけど、ポータルのタイムアタックはシビアすぎてやりたくありません!
P.S.
あ、そうそうポータルだけは単品でXBLA配信されています。
本作の他に追加チャレンジがあり、実績は別扱いだそうです。あ、でも未ローカライズかな。
攻略サイト(Portal)
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