本日はこちら「ディフェンスグリッド」のレビューです。
きっちりと戦略と戦術を練るタイプの人にはたまらない、タワーディフェンスのエッセンスがしっかり詰まった一本ですね。
本作は割と初期からマーケットにある作品で、私が手に入れたのもGwGサービスが始まってすぐの配信でした。
その前にも何度か体験版をプレイしたことがあるのですが、いつプレイしても面白いものは面白いですね!
ゲームとしてはタワーディフェンスの基本に忠実なタイプなので、目新しいものはないと思います。
攻撃、範囲、連射がそこそこまとまった基本中の基本タワーをはじめ、長射程や範囲攻撃、敵進軍を遅くするスローなど全部揃っています。
本作中盤あたりから敵の進軍ルートが複数に分かれたり、あるいは広いエリアをどのように壁を作って迂回させるかなどの戦略を問われます。
アクション要素は皆無です。強いて言えば奥の手の衛星砲をいつ撃つか、というくらいで、時間を忘れてまったりと、しかしどのステージも一筋縄とはいかず、さらに縛り系のチャレンジも豊富なので非常に中毒性が高いです。
場合によってはこの詰将棋な頭の戦争が難しくてクリアできないチャレンジもあるかもしれません。
……私はクリアできませんでした(笑)。
実績要件を満たすだけならさほどではありませんが、これらチャレンジもこなそうとするとかなりの時間楽しめるのではないでしょうか。
2016年4月現在、Xbox360本体の新規製造が終了し、時代は本格的にONEへと移行し始めましたね。
そんな中、本作のように、軽いけれどもしっかりとアイデアが詰まっていて十分に面白い、かつ何度も楽しめるアーケード作品は、XBLA初期の古き良き時代を思い起こさせます。
先日紹介したパズルクエストといい、こちらも珠玉の名作ですね。
XBLAにリアルなグラフィックとかいらないよ! そんなもんに容量使うなー! でも8bitスタイルとか飽き飽きなのも事実……。
うーん、我ながら我儘だ。
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