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2015年09月21日

137.少女とドラゴン 〜幻獣契約クリプトラクト〜

 おはようございます。あるへです。
 本日はこちら「少女とドラゴン 〜幻獣契約クリプトラクト〜」のレビューです。
 ブラウザRPGです。

 サービスも始まったばかり(およそ一か月)で、ボリュームとしてはまだまだ少ないのですが、良いゲームですよコレ。
 まず驚いたのは制作側の本気度が違うといいますか、すっごくこだわってるなぁっていうのがゲームの端々に垣間見えるんですよね。
 たとえばぱっと見た印象から、ブラゲにありがちな「チープ感」というのが感じられません。

 チープ感とは、たとえば文字のフォントだったり、BGMや効果音だったり、イラストと実際のキャラクターグラフィックの格差だったり、もっと細かいところで言えばポップアップの説明だったり、ボタンの「クリック感」だったり、そして誤植や誤字脱字などです。
 このような細かい作りこみ部分が非常に丁寧で、動作はとても軽いまま、あんまり「ブラゲしてるな〜」という感じを受けないんですよね。これ、すごく評価すべきところだと思います。

 それからもう一つ私が評価しているのは、やはりストーリーと雰囲気作りですね。
 本作はかなりストーリーを重視していまして、この世界観というのを非常に大事にしています。
 まず、プレイヤーである主人公はこの国の領主様ということで、部隊を編成し、マニュアルまたはオートで戦闘を繰り広げるステージクリア型のスタイルをとっているのですが、領主様は基本的に無言です。
 全てはその付き人たる「リーゼロッテ」というキャラが代弁し、領主様のすることなすこといちいち描写するのですが、この一人称視点から見た全体の動きを、リズが小説のように情感たっぷりに描写してくれるんです。
 そしてその頻度もメインクエストの1ステージ毎にしっかりストーリーとしてリズが領主様を始めとするキャラクターたちの心情から様子から行動から報告してくれます。
 あ、フルボイスです。すごいですよ。
 この作りこみは、制作者たちの本気度をびんびんに感じるんですが、個人的にちょっと拘りすぎかなぁという部分もあります。

 たとえば、リズは描写する対象や、そのセリフを投げかける相手によって口調を変えるんですね。「〜した」とか「〜ている」から「です、ます」など丁寧語などを使い分けます。
 この試み自体は非常に面白いのですが、この口調を変える頻度とタイミングがぐちゃぐちゃで、個人的に感情移入しにくいところがあると感じました。

 例をあげると、敵に対して所感を述べるときは、
「○○は身も凍るような唸り声をあげた。」
 プレイヤーである領主様に話しかけるように描写する時は、
「○○平原は広々としていて、風がとても気持ちいいです」
 などです。
(適当に考えた文章なので、引用ではありません)

 なのですが、この「〜した」「です、ます」が、ごちゃごちゃに出てきて、酷い時には一つの枠の中(テキストボックス)にこれらが複数入っていて、ちょっと混乱する部分がありました。
 気にしない人はたぶん気にしない、文章にこだわる人はちょっと気になる、でも別に雰囲気や世界観をぶち壊すようなものでもない、些細で重要な製作者のこだわりなんですけど、だったらもう少しこだわって欲しかったかな。
 口調を一つにまとめろ、というのではなくて、口調が変化するタイミングを絞ったり、同じ口調でまとめてほしかったのです。

→1・最初に「〜した。〜ている」の口調で周囲の状況を観察する。
 2・領主に報告する(です、ます口調)
 3・キャラクター同士のやりとりを描写する(した、ている口調)

 口調を変える=人格が変わる、ということですから、読んでいる人間は口調の変化とともに、心理的な拠り所、移入先を探します。これがころころ変わると読みにくいと感じるので、同じ口調は同じパラグラフでまとめて、口調変化の頻度を抑えてほしいと感じました。

 あとはまぁ、実際のボイスと単語が食い違っていたり、読み方がおかしかったり、無いわけでもないですが、ほんの少しあります。

 この辺の要望は、すでに声を当ててしまっているので変更、修正は絶望的ですが。
 一応断っておきますが、批判しているわけではありません。全編を通してフルボイスかつ、小説的な描写にこだわり、また口調変化にも気を使っているなんて、ブラゲにしておくのはもったいないくらいにすごく面白く、また挑戦的な試みじゃないですか。
 応援したいからこその不満です。

 あ、不満といえば、このリズというキャラがほとんどすべてのナレーションおよび、キャラとのやり取りを描写してしまうので、せっかく新しいキャラが出てきても彼らの声はないし、セリフもないんですよね。
 制作サイドの大人の事情といいますか、声を全て一人に任せるってかなり思い切ってますよね。驚くと同時に、全然嫌な気はしないのですが、反面ちょっと寂しくもあります。彼らの声も聞いてみたい、実際の会話を聞いてみたい、ってところです。

 さて、もう一つ本気度を感じるのはBGMです。
 どの音楽もどの曲も、どのBGMも、すごくメロディアスで、非常に聴き応えがあります。まったく手を抜いていない、というと失礼かもしれませんが、曲の完成度が高いです。どことなく「円卓の生徒」のBGMを彷彿とさせる「俺得」BGMですね。

 戦闘についてはオート任せに出来ますし、誰を狙い、どのスキルを撃つか、自分で指定することもできます。
 それでいてテンポはかなり軽快で、しかしエフェクトやSEはきっちりしていて、アニメーションも非常にクオリティが高く、見ていて飽きません。

 つまり本作の完成度は非常に高いんです。
 またレベルアップなどの成長要素も、他のゲームに比べると上がりやすく、レベルアップによるステータス強化の他に「+値」という補正強化のシステムがあるので、自軍が強くなっている感というのが強いです。
 有料通貨であるオーブも、ログインボーナスを始めミッションクリアなどで結構ボロボロもらえますので、高ランクのキャラクターも狙いやすいです。
 ちょっとこんなんで儲かるの? って思ってしまいました。

 まぁ、それゆえカンストは割と早く、運営も始まったばかりということで若干底が浅く感じられるかもしれませんが、そこはこれからに期待ですよね。
 とにかくストーリー描写とそのスタイル、およびBGMに特化していて、また戦闘はオートで軽快、マニュアル操作もしっかり作りこまれている、なによりスキルは派手で爽快ですし、アニメーションも非常に滑らかに動きます。

 これでブラウザゲーってんだから、びっくりですわ。

 唯一の不満といえば、タイトルにもある「幻獣契約」は現在の最高レアリティである☆6のキャラでしか行えないという点でしょうか。無課金プレイだと主力は☆4から☆5になりますから、目玉の機能には触れ辛いというところです。とはいえいずれ制限は緩和されるはずです。


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