2016年07月16日
真・女神転生STRANGE JOURNEYについて
パッケージを見て、買うしかないと思った。気付けば名前が真っ赤になってる、そんなメガテンSJについての感想です。
1 久々に悪魔を怖いと思った。
2 選択肢の重さが心地いい。
3 餃子再び。
この作品について思うのは、選択にせよ悪魔にせよ、とにかく重厚であるという事です。
物語の最序盤から、世界でも選りすぐりの精鋭達が正体不明の存在によって無残に散ってゆきます。人類のため滅びの地に向かう戦士たちですら、悪魔の前にはただの人間であり、刈られる対象です。その残酷さが、作中ずっと感じられます。
戦闘中前触れも無くムドを使ってくるアンノウンをはじめとして、容赦なくゲームオーバーになる事は多いです。レベルさえ上がれば悪魔への恐怖心が薄れるかと思っていても、作中イベントでその驕りを正されます。デモニカスーツの性能がいくら向上しようと、脱がされれば為す術もなく非命に倒れるのです。
選択肢を決定する時のプレッシャーも、プレイ中ずっと感じていました。どちらとも答えにくい問いかけが多い為か、人の倫理観を揺さぶる発言が多い為か、選択を悩まされる事ばかりです。特にバガブー関連ですね。あれは、何が正解か分からない。正解の無い、後悔と迷いが残る悲しい選択肢でした。こうなる前になんとか出来なかったか考えても、答えは出ません。
ただ、プレイヤーネームは結構初期から真っ赤でした。隊長が問答無用で襲ってくるレベル。うーん、カオス。
キャラクターについて。今作一番のお気に入りは、主人公です。ステータス画面の眼力に惚れました。ドッペルゲンガーの表情もまた良し。
何を考えているのか分からないけれども圧力を感じる主人公って、素敵です。選択肢次第で何物にもなれそうな雰囲気があるように感じます。
ヒメネスやゴア隊長、ゼレーニン、アンソニーらももちろん好きです。登場人物それぞれが生々しい生き方をしているのがたまりません。
シナリオのために性格と違った行動をする事も無く、性格を見せるためだけの都合のいいイベントも無い。それぞれが生きている様を淡々と表現しただけ。そう感じさせられる作品でした。余談ですが、ドラマCDのシナリオも大好きです。そして洋画みたいなキャストがハマりすぎ。渋い!
餃子について。今度は女餃子ですか。真1のロウヒーローを思い出しました。厳かな衣を身にまとっている、というか完全に餃子にしか見えません。懐かしい。
真1のロウヒーローも、ゼレーニンも、思えば中盤までは話の分かるキャラでした。今作ならカオスもロウも、大人でしかも軍人だから話がこじれないまま進むと思っていたのですが……。
こじれなかったらメガテンじゃないような気もしますね。真4はその点、珍しい。個人的にはどちらも好きです。
どんな内容でも、滅んでも滅ばなくても、仲間がどうあろうとも主人公の選択で世界が変革されるならメガテンっぽいですし。真1からしか遊んでいないので以前のシリーズは知らないものの、そう思います。
最後に。通常戦闘音楽にマジ惚れしました。
後半まで聞く頃には大体において戦力が半壊しているわけですが、その状況を考えてもなお聞き入ります。ほぼ絶望的なチーム状況で敵に立ち向かうという、今作の顔とも言える雰囲気の音楽だと感じました。この曲の為にサントラを購入しましたが、後悔はしていません。だって、他の曲も重苦しくて最高ですから。
それでは、また。
1 久々に悪魔を怖いと思った。
2 選択肢の重さが心地いい。
3 餃子再び。
この作品について思うのは、選択にせよ悪魔にせよ、とにかく重厚であるという事です。
物語の最序盤から、世界でも選りすぐりの精鋭達が正体不明の存在によって無残に散ってゆきます。人類のため滅びの地に向かう戦士たちですら、悪魔の前にはただの人間であり、刈られる対象です。その残酷さが、作中ずっと感じられます。
戦闘中前触れも無くムドを使ってくるアンノウンをはじめとして、容赦なくゲームオーバーになる事は多いです。レベルさえ上がれば悪魔への恐怖心が薄れるかと思っていても、作中イベントでその驕りを正されます。デモニカスーツの性能がいくら向上しようと、脱がされれば為す術もなく非命に倒れるのです。
選択肢を決定する時のプレッシャーも、プレイ中ずっと感じていました。どちらとも答えにくい問いかけが多い為か、人の倫理観を揺さぶる発言が多い為か、選択を悩まされる事ばかりです。特にバガブー関連ですね。あれは、何が正解か分からない。正解の無い、後悔と迷いが残る悲しい選択肢でした。こうなる前になんとか出来なかったか考えても、答えは出ません。
ただ、プレイヤーネームは結構初期から真っ赤でした。隊長が問答無用で襲ってくるレベル。うーん、カオス。
キャラクターについて。今作一番のお気に入りは、主人公です。ステータス画面の眼力に惚れました。ドッペルゲンガーの表情もまた良し。
何を考えているのか分からないけれども圧力を感じる主人公って、素敵です。選択肢次第で何物にもなれそうな雰囲気があるように感じます。
ヒメネスやゴア隊長、ゼレーニン、アンソニーらももちろん好きです。登場人物それぞれが生々しい生き方をしているのがたまりません。
シナリオのために性格と違った行動をする事も無く、性格を見せるためだけの都合のいいイベントも無い。それぞれが生きている様を淡々と表現しただけ。そう感じさせられる作品でした。余談ですが、ドラマCDのシナリオも大好きです。そして洋画みたいなキャストがハマりすぎ。渋い!
餃子について。今度は女餃子ですか。真1のロウヒーローを思い出しました。厳かな衣を身にまとっている、というか完全に餃子にしか見えません。懐かしい。
真1のロウヒーローも、ゼレーニンも、思えば中盤までは話の分かるキャラでした。今作ならカオスもロウも、大人でしかも軍人だから話がこじれないまま進むと思っていたのですが……。
こじれなかったらメガテンじゃないような気もしますね。真4はその点、珍しい。個人的にはどちらも好きです。
どんな内容でも、滅んでも滅ばなくても、仲間がどうあろうとも主人公の選択で世界が変革されるならメガテンっぽいですし。真1からしか遊んでいないので以前のシリーズは知らないものの、そう思います。
最後に。通常戦闘音楽にマジ惚れしました。
後半まで聞く頃には大体において戦力が半壊しているわけですが、その状況を考えてもなお聞き入ります。ほぼ絶望的なチーム状況で敵に立ち向かうという、今作の顔とも言える雰囲気の音楽だと感じました。この曲の為にサントラを購入しましたが、後悔はしていません。だって、他の曲も重苦しくて最高ですから。
それでは、また。
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