2015年04月07日
本日の指標と解説です。
こんばんわ。
仕事の都合で更新が遅れてしまいました(>_<)
今日はRBA(オーストラリア準備銀行)が政策理事会後に声明を発表しました。
声明を以下にまとめます。
・政策理事会はオフィシャルキャッシュレートを2.5%に据え置くことを決定した。
・2015年の世界経済は、緩やかなペースでの成長が予想されており、中国の成長は昨年の実績よりもやや鈍化しているが、米国は引き続き上向いている。
・コモディティ(商品)価格はこの1年で下落し、一部のケースでは急激に値下がりした。特に、原油価格は1年前より大幅に下落している。
・こうしたトレンドは、需要の伸び鈍化と、さらに重要なことには、需給の相当な増加を反映したものだ。非常に低水準で推移するエネルギー価格は世界の生産を押し上げる一方、CPI上昇率を一時的に押し下げるだろう。
・主要な豪輸出出品の価格も下落しており、その結果、豪交易条件は低下し続けている。
・世界の金融の状況は非常に緩和的であり、一部の主要ソブリンでは、長期の借入金利が過去最低水準となっている。信用力のある借り手にとっての全般的な資金調達コストは非常に低い水準にとどまっている。
・オーストラリアでは、内需の伸びが総じて非常に弱く企業の設備投資が減少する中、トレンドを下回るペースでの成長が続いていることが入手可能な情報で示されている。結果として、失業率はこの1年で徐々に上昇した。
・当面は、豪経済に余剰生産能力が内在する可能性がある。労働コスト上昇が抑制される中、為替相場が下落したとしても、今後1〜2年、インフレ率は目標と引き続き一致した水準にあるとみられる。
・豪ドル相場は、この1年で米ドルに対して顕著に下落したが、通貨バスケットに対しては対米ドルほどではない。特に主要コモディティ価格が大幅に下落している状況を踏まえると、豪ドルがさらに下落する可能性が考えられる。均衡がとれた成長を達成するには、豪ドルの下落が必要になる可能性が高いとみられる。
・今回の会合で理事会は、政策金利を当面据え置くことが適切と判断した。持続可能な需要の伸びを促進し、目標に沿ったインフレ率を達成するため、今後のある時点で追加緩和が適切となる可能性がある。
理事会は今後の会合でそうした措置について判断していく。
ということでした。
この声明をうけ豪ドル/円は100pips以上上昇しましたね。
思った程は上昇せず現在は多少下落しています。
さて明日は、日銀金融政策決定会合、FOMCと重要なイベントが続きます。
特にFOMCでは先日の雇用統計に関する声明も出されるでしょうから非常に注目度が高いです。
利上げに関してどこまで触れるのかは分かりませんが、しっかり確認しておきたいですね。
仕事の都合で更新が遅れてしまいました(>_<)
今日はRBA(オーストラリア準備銀行)が政策理事会後に声明を発表しました。
声明を以下にまとめます。
・政策理事会はオフィシャルキャッシュレートを2.5%に据え置くことを決定した。
・2015年の世界経済は、緩やかなペースでの成長が予想されており、中国の成長は昨年の実績よりもやや鈍化しているが、米国は引き続き上向いている。
・コモディティ(商品)価格はこの1年で下落し、一部のケースでは急激に値下がりした。特に、原油価格は1年前より大幅に下落している。
・こうしたトレンドは、需要の伸び鈍化と、さらに重要なことには、需給の相当な増加を反映したものだ。非常に低水準で推移するエネルギー価格は世界の生産を押し上げる一方、CPI上昇率を一時的に押し下げるだろう。
・主要な豪輸出出品の価格も下落しており、その結果、豪交易条件は低下し続けている。
・世界の金融の状況は非常に緩和的であり、一部の主要ソブリンでは、長期の借入金利が過去最低水準となっている。信用力のある借り手にとっての全般的な資金調達コストは非常に低い水準にとどまっている。
・オーストラリアでは、内需の伸びが総じて非常に弱く企業の設備投資が減少する中、トレンドを下回るペースでの成長が続いていることが入手可能な情報で示されている。結果として、失業率はこの1年で徐々に上昇した。
・当面は、豪経済に余剰生産能力が内在する可能性がある。労働コスト上昇が抑制される中、為替相場が下落したとしても、今後1〜2年、インフレ率は目標と引き続き一致した水準にあるとみられる。
・豪ドル相場は、この1年で米ドルに対して顕著に下落したが、通貨バスケットに対しては対米ドルほどではない。特に主要コモディティ価格が大幅に下落している状況を踏まえると、豪ドルがさらに下落する可能性が考えられる。均衡がとれた成長を達成するには、豪ドルの下落が必要になる可能性が高いとみられる。
・今回の会合で理事会は、政策金利を当面据え置くことが適切と判断した。持続可能な需要の伸びを促進し、目標に沿ったインフレ率を達成するため、今後のある時点で追加緩和が適切となる可能性がある。
理事会は今後の会合でそうした措置について判断していく。
ということでした。
この声明をうけ豪ドル/円は100pips以上上昇しましたね。
思った程は上昇せず現在は多少下落しています。
さて明日は、日銀金融政策決定会合、FOMCと重要なイベントが続きます。
特にFOMCでは先日の雇用統計に関する声明も出されるでしょうから非常に注目度が高いです。
利上げに関してどこまで触れるのかは分かりませんが、しっかり確認しておきたいですね。
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