先日、同業であるA社のK社長と久々にお会いして情報交換しました。
A社は年商15億近くいっており、僕としてもベンチマークとさせて頂いているのですが、今回も非常に面白い話を聞けました。
A社の基本事業:Web制作、システム開発、PC等の機器販売
ここまでは当社とあまり変わりがないのですが、最近やっている事は以下のようです。
・システム運用(AWS、GCP、Azure等)
・コワーキングスペース運営
・ホテル投資(一部権利保有)
・水力発電投資
・大学生向けアパート運営(数部屋所有)
システム運用までは事業の範囲を拡げたという事で理解出来ます。
ですが、それ以外の事業については本業と離れている為、意図を聞いてみました。
回答は「景気に左右されない会社を構築したいから」との事です。(やっぱり!という感じでした)
K社長曰く、本業のWeb制作もシステム開発もクライアントの投資予算で行われるもので、ここ数年のように好況時は良いものの不況時は予算を削られる為、安定感に乏しい。
なので、システム運用まで事業を拡げる事で、安定感を増したいと考えている。但し競争は激しく、受注数も多くはない為、もっと改善が必要との事。
一方、大学生向けアパートや水力発電は大した競争もなく、どんな状況でも一定以上の収益をもたらしてくれている。
ホテル投資については、今後少子化及び人口減少が進む日本ではインバウンドを強化しなければならず、その為ホテル需要はそこまで減らないのでは?と思い、分散の意味も込めて少しだけ投資しているとの事。
コワーキングスペースについては、安く作業スペースを確保出来る為、既にそれなりに収益を出しているが、不況時にこそ収益が上がると読んでいるようです。こちらはコワーキングスペースに強い不動産会社と組んで運営しているようです。
K社長の考えをまとめると、
・好況時に儲かる事業
・不況時に儲かる事業
・好不況にかかわらず、一定以上の収益が出る事業
この3つの事業をバランスよく行う事で、企業としての安定感を保ちたいとの事です。
いくつもの事業を運営しているように見えて、実際はお金を投資して管理は委託してたり、強みを持った他社と組んで運営してたりと、そこまで人手や手間がかからないようにしているのは流石だなと思いました。
非常に勉強になりました!!
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