歩行のような緩やかな運動は有酸素運動であり、20分程度の運動で汗をかき気分が爽快になることが多い。
内勤の人など普段はあまり強い運動をしない人が暑い中で30分も歩いたり、
急ぎで走ったりすると、気分が悪くなることがある。
気分が悪くなるということは体が「今危険な状態にある」というサインであることが多い。
よって、いろんな急性の病気や疾患で気分が悪くなることが多い。
ただ、うつ病や不安障害などの精神神経系の病気の場合、
脳内の偏桃体が敏感過ぎて、自律神経での交感神経を過剰興奮させたり、
アドレナリンやノルアドレナリン、副腎からコルチゾールを分泌させたりで気分が悪くなることがある。
運動時の原因として、筋肉の無酸素運動時に発生する乳酸が原因の場合がある。
私もそうだったが、うつ病や不安障害では自律神経の調整能力が悪くなっており
ただ立って歩いているだけでも10分もすると吐き気がしたり、動悸がしたり
不安感が強くなり気分が悪くなって、休憩所かトイレに入って落ち着くまでじっとしていることがよくあった。
それが10分程度でも激しい運動ともなると、上記の症状が起きてしまっていた。
医学的な研究結果でも、うつ病や不安症の人は乳酸耐性が低いといわれている。
ここで勘違いしないほうがよいのは、乳酸菌と体内で生成される乳酸は別であり、
ヨーグルトなどの乳酸菌飲料での害は報告されていない。
あくまで、体を激しく動かしたり、長時間立って維持するために筋肉が疲労して
疲労の際に発生する乳酸によって、不安や気分の悪さ、吐き気、動悸、腹痛、下痢がおきることがあるということだ。
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