2017年06月16日
次の訪問先はどこ?!part.2 〜 電話かけまくり大作戦 〜 イギリスにて
サンドスクール3日目の訪問の前に、私にはやらなければならないことがあった。
「次の訪問先と連絡を取ること」これは、旅の間中ずっとある課題だった。
訪問をしながら、次の訪問先と連絡を取りつつ、交通手段、宿などを手配していく。
そして、遅くても2,3週間前には「訪問したい」という打診をしておかないと急な訪問は相手の迷惑になるから、できる限り早目に連絡をするようにしていた。(そうはいかない時もあったが)
手段としては、まず、インターネットで調べてメールを送る。そして必要なら電話で話をする。というパターンだった。
しかし、もともとそんなに英語力があるわけではない私にとっては、「電話」というものはよっぽどの時にしか使わない「最後の手段」だった。
直接会って話をする分には、何とかなる。特に生活に関することは、状況や身振り、相手の表情とかでお互いに言いたいことがある程度理解できる。しかし、顔の見えない電話ではそうはいかない。
しかし、その日どうしても私は、2つの連絡先と、直接話したかった。この町にネットカフェはないし、一つはメールを3度も送っているのに返事がない・・・でもどうしても訪問したい学校だった。
こんな時どうするか。
@まず、前もってノートに自分が伝えたいこと、聞きたいことを細かく英語で書いてみる。
A「Sorry, I am not good speaker of English 」(ごめんなさい、私は、あまりよく英語が話せません。)ということを、話の前に相手に言っておくこと。そうすると相手も、ゆっくりと分かりやすく話してくれる。
Bそして、相手の言ったことが分からなかった場合は「I beg your pardon?」(すみません、もう一度お願いします。sorryだけの時も)と素直に聞くこと・・・分からないことをそのままにすることが一番信頼関係を損ねることになる。
・・・と電話1本かけるのに、すごい大冒険をしたようなエネルギーを使う。
ちなみに、国際電話は普通にかけると大きな出費になるので、使うパターンとしては次のような優先順位でやっていた。
@最も安い方法・・・スカイプ WindowsXP以上のネット環境とマイクつきヘッドフォンが必要
A次に安い方法・・・ブラステル国際電話 ピンコード式(会員のみ・自動クレジット払い)
一般電話と公衆電話から使える
(北欧ではまだ使えなかった)
B同じ国内とか近くの時・・・公衆電話
C何もなくてせっぱつまった時・・・携帯電話
そんなわけで、この時はB&Bの電話を借りて、ブラステルを使った。
まず1つ目、スイスの「エコール・ド・フマニテ」ここがメールの返事がない相手だった。
でも、スイスアルプスという恵まれた環境にある、この寄宿生の学校は、今回の旅の中でもっとも心惹かれる場所の一つだった。
ドキドキしながら電話をすると、どうやら事務所が2つあるらしく、「アメリカ式の方につなぎます」と言われた。(なるほど・・・それで返事が来にくいのだな・・・)
あたたかい声の女性が電話に出てくれた。自己紹介をし、旅の目的を話し、単刀直入に、「訪問したい」旨を伝えると、一瞬の間があった後、「Yes」という返事だった。
(ほんとに?!心の中で大喜び)
どの日がいいか聞いてくれたので、希望の日程(6月の終わり頃夏休み直前)を伝えると、それでOKとのこと・・・やった〜!!
「ほんとに嬉しい。訪問を楽しみにしています。またご連絡します」と言って、電話を切った。やっぱり直接電話してよかった〜(^0^)
次は、サマーヒルだった。
水曜日現在、すでに次の月曜にデンマークのオーフスに向かうべく予約をしていて、予定を組んでいたのだが、どうしても2週間後の訪問日に戻るのは効率が悪く、しかもスイスの予定がはっきりした今、そのさらに次の訪問日となると、これもまた無理が生じるのだった。
こうなると直接交渉しかない。
電話をして、事情を説明すると・・・「あなたは今週の金曜日に来ることができる」と言われた。
「ええ?!ほんとに?!」これは声を大にして言ってしまった・笑
「本当にありがとう!」何度もお礼を言って、楽しみにしている旨を伝えて、電話を切った。
かなり急ぎ足の訪問にはなるけど・・・一番いい形になった・・・。
やっぱり「直接交渉」の威力は大きい。
「電話かけまくり作戦」大成功!私は喜びいさんで、3日目の訪問にでかけた。
(つづく)
実際の旅に役立つ情報編へは、こちら
ヨーロッパの自由学校訪問記 〜情報編〜
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訪問をしながら、次の訪問先と連絡を取りつつ、交通手段、宿などを手配していく。
そして、遅くても2,3週間前には「訪問したい」という打診をしておかないと急な訪問は相手の迷惑になるから、できる限り早目に連絡をするようにしていた。(そうはいかない時もあったが)
手段としては、まず、インターネットで調べてメールを送る。そして必要なら電話で話をする。というパターンだった。
しかし、もともとそんなに英語力があるわけではない私にとっては、「電話」というものはよっぽどの時にしか使わない「最後の手段」だった。
直接会って話をする分には、何とかなる。特に生活に関することは、状況や身振り、相手の表情とかでお互いに言いたいことがある程度理解できる。しかし、顔の見えない電話ではそうはいかない。
しかし、その日どうしても私は、2つの連絡先と、直接話したかった。この町にネットカフェはないし、一つはメールを3度も送っているのに返事がない・・・でもどうしても訪問したい学校だった。
こんな時どうするか。
@まず、前もってノートに自分が伝えたいこと、聞きたいことを細かく英語で書いてみる。
A「Sorry, I am not good speaker of English 」(ごめんなさい、私は、あまりよく英語が話せません。)ということを、話の前に相手に言っておくこと。そうすると相手も、ゆっくりと分かりやすく話してくれる。
Bそして、相手の言ったことが分からなかった場合は「I beg your pardon?」(すみません、もう一度お願いします。sorryだけの時も)と素直に聞くこと・・・分からないことをそのままにすることが一番信頼関係を損ねることになる。
・・・と電話1本かけるのに、すごい大冒険をしたようなエネルギーを使う。
ちなみに、国際電話は普通にかけると大きな出費になるので、使うパターンとしては次のような優先順位でやっていた。
@最も安い方法・・・スカイプ WindowsXP以上のネット環境とマイクつきヘッドフォンが必要
A次に安い方法・・・ブラステル国際電話 ピンコード式(会員のみ・自動クレジット払い)
一般電話と公衆電話から使える
(北欧ではまだ使えなかった)
B同じ国内とか近くの時・・・公衆電話
C何もなくてせっぱつまった時・・・携帯電話
そんなわけで、この時はB&Bの電話を借りて、ブラステルを使った。
まず1つ目、スイスの「エコール・ド・フマニテ」ここがメールの返事がない相手だった。
でも、スイスアルプスという恵まれた環境にある、この寄宿生の学校は、今回の旅の中でもっとも心惹かれる場所の一つだった。
ドキドキしながら電話をすると、どうやら事務所が2つあるらしく、「アメリカ式の方につなぎます」と言われた。(なるほど・・・それで返事が来にくいのだな・・・)
あたたかい声の女性が電話に出てくれた。自己紹介をし、旅の目的を話し、単刀直入に、「訪問したい」旨を伝えると、一瞬の間があった後、「Yes」という返事だった。
(ほんとに?!心の中で大喜び)
どの日がいいか聞いてくれたので、希望の日程(6月の終わり頃夏休み直前)を伝えると、それでOKとのこと・・・やった〜!!
「ほんとに嬉しい。訪問を楽しみにしています。またご連絡します」と言って、電話を切った。やっぱり直接電話してよかった〜(^0^)
次は、サマーヒルだった。
水曜日現在、すでに次の月曜にデンマークのオーフスに向かうべく予約をしていて、予定を組んでいたのだが、どうしても2週間後の訪問日に戻るのは効率が悪く、しかもスイスの予定がはっきりした今、そのさらに次の訪問日となると、これもまた無理が生じるのだった。
こうなると直接交渉しかない。
電話をして、事情を説明すると・・・「あなたは今週の金曜日に来ることができる」と言われた。
「ええ?!ほんとに?!」これは声を大にして言ってしまった・笑
「本当にありがとう!」何度もお礼を言って、楽しみにしている旨を伝えて、電話を切った。
かなり急ぎ足の訪問にはなるけど・・・一番いい形になった・・・。
やっぱり「直接交渉」の威力は大きい。
「電話かけまくり作戦」大成功!私は喜びいさんで、3日目の訪問にでかけた。
(つづく)
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