2017年05月18日
南フランス、ヴァンスにて エコール・フレネ訪問@ 〜 通訳のYさんとの出会い 〜
2007年5月10日(金)
旅に出て17日目、私は今回の旅のメインテーマである「自由学校」の中の第一番目の訪問先である「エコール・フレネ」のある南フランス、通称、コートダジュール地方のヴァンスという小さな街にいた。
その中の小さなホテルのロビーで、私は通訳のYさんを待っていた。
旅に出る前までヨーロッパでは、どこでもカタコト英語でなんとかなると思っていた。
だがいざ来てみると英語が通じるのは有名な観光地だけで、そこから一歩「普段着の世界」へ入り込むと、ほとんどが現地の言葉しか通じなかった。
英語で話しかけた時の相手のリアクションは、日本で、外国人に英語で話しかけられた人の反応と似たようなもので、何だか逆に安心してしまった(・∀・)
これなら、私のはちゃめちゃ英語にも、いちゃもんつけられることもない・笑
・・・というワケで、ここヴァンスのフレネ学校の先生達も例外ではなく、英語は分からないとのこと・・・。
それで、フレネ学校への訪問の橋渡しをしてくださった田中先生が、通訳もお願いしてくださったのだった。
やがて、ホテルの人に案内されてYさんがやってきた。
多分両親くらいの年齢の中年の日本人女性・・・すごく渋い感じの印象を受けた。
さらに・・・なかなかするどい感じの目つきで、観察されているのを感じた。
なにしろ、通常こういった学校訪問は団体でが当たり前で、私みたいな個人では初めてとのこと・・・
しかもその何日か前に、訪問させてもらう2日間のうち「通訳は1日でいい」などというバカげた提案までしてしまっていたもんだから(金銭的事情と楽観的性格により)正直気まずかった。
結論としては、この学校のよさは「言葉」にあるのだし、先生達にも迷惑になるので、2日間通してお願いするということになっていた。(それで正解だったと思う)
そんな事情もあって、Yさんが私に関して「一体どんな人なんだろう?」という感じなのは、よく理解できた。
だが、挨拶を交わし、この旅の目的など、しばらく色々話しているうちにその気まずさはどこかに行ってしまい、Yさんは、流暢なフランス語で学校までのタクシーを手配してくれた。
ホテルからフレネ学校までは、タクシーで約20分くらいだっただろうか・・・地形が入り組んでいる上に工事中が多く、何度か途中でUターンしたので、実際よりも遠く感じた。
運転手は申しわけなさそうな表情・・・
「わざとではなさそうね」と通訳のYさん。
木のたくさんある、丘の上の小さな学校・・・その駐車場に車はたどり着き、Yさんはスタスタと歩いていく。
私は、カメラを片手にじっくりと周りを見渡しながら小さな坂道をYさんの後ろから登っていった。
(つづく)
実際の旅に役立つ情報編へは、こちら
ヨーロッパの自由学校訪問記 〜情報編〜
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その中の小さなホテルのロビーで、私は通訳のYさんを待っていた。
旅に出る前までヨーロッパでは、どこでもカタコト英語でなんとかなると思っていた。
だがいざ来てみると英語が通じるのは有名な観光地だけで、そこから一歩「普段着の世界」へ入り込むと、ほとんどが現地の言葉しか通じなかった。
英語で話しかけた時の相手のリアクションは、日本で、外国人に英語で話しかけられた人の反応と似たようなもので、何だか逆に安心してしまった(・∀・)
これなら、私のはちゃめちゃ英語にも、いちゃもんつけられることもない・笑
・・・というワケで、ここヴァンスのフレネ学校の先生達も例外ではなく、英語は分からないとのこと・・・。
それで、フレネ学校への訪問の橋渡しをしてくださった田中先生が、通訳もお願いしてくださったのだった。
やがて、ホテルの人に案内されてYさんがやってきた。
多分両親くらいの年齢の中年の日本人女性・・・すごく渋い感じの印象を受けた。
さらに・・・なかなかするどい感じの目つきで、観察されているのを感じた。
なにしろ、通常こういった学校訪問は団体でが当たり前で、私みたいな個人では初めてとのこと・・・
しかもその何日か前に、訪問させてもらう2日間のうち「通訳は1日でいい」などというバカげた提案までしてしまっていたもんだから(金銭的事情と楽観的性格により)正直気まずかった。
結論としては、この学校のよさは「言葉」にあるのだし、先生達にも迷惑になるので、2日間通してお願いするということになっていた。(それで正解だったと思う)
そんな事情もあって、Yさんが私に関して「一体どんな人なんだろう?」という感じなのは、よく理解できた。
だが、挨拶を交わし、この旅の目的など、しばらく色々話しているうちにその気まずさはどこかに行ってしまい、Yさんは、流暢なフランス語で学校までのタクシーを手配してくれた。
ホテルからフレネ学校までは、タクシーで約20分くらいだっただろうか・・・地形が入り組んでいる上に工事中が多く、何度か途中でUターンしたので、実際よりも遠く感じた。
運転手は申しわけなさそうな表情・・・
「わざとではなさそうね」と通訳のYさん。
木のたくさんある、丘の上の小さな学校・・・その駐車場に車はたどり着き、Yさんはスタスタと歩いていく。
私は、カメラを片手にじっくりと周りを見渡しながら小さな坂道をYさんの後ろから登っていった。
(つづく)
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