萌と旅行と株取引

　すかいらーく（3197）の株価が激下がりで思わず食いつきました。
　28日は3月末の権利付最終日で日経平均はあがるだろうと思っていたので様子見でしたが、（株）すかいらーくの親会社Bain Capital Skylark Hong Kong Limited社が、保有する株式の一部を海外に売却すると発表したため株価が急落しました。

　一時は発表した売却価格の1,635円まで下がるも終値で1,646円をキープ。最初何が起きたのか不明だったので理由を調べて悩みつつも株主優待につられて買ってしまいました。

■すかいらーくの公式リリースはこちら

売却株式数：２１４３万３４００株
売却価格の総額：３５０億４３６０万９千円

　ちなみに発行済株式の総数は１億９４６５万６３００ですので、現在発行している株式の11％という大きな部分を占めています。だから供給過多によって株がだぶつくと考えられて値下げしているんですね。

　筆頭株主の持ち株は38％の持株比率でしたが、今回の株式売却で28％まで下がります。こう考えると2月に株主優待の大幅拡充は、今回の株式売却発表までに株価を吊り上げる狙いだったと考えるべきですかね。

2月9日　株主優待拡充発表
100株：以前年2,000円の優待券→改定後年6,000円
300〜500株：以前年6,500円の優待券→改定後年20,000円
↓
3月28日　筆頭株主が発行株式の11％の株を売却して350億円ゲット。

　まあ株主優待が1年2年で元に戻ったらゴミ株認定しますが、今の業績なら大丈夫なんじゃないかなと希望的観測をしてたりします。ただこの会社再上場の会社なんですよね。

　都合が悪くなるとまた上場廃止に持って行ったりしそうでそこが心配。たのむよすかいらーくさん！

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