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2015年10月07日

多文化都市トロント <マイノリティーがマジョリティーな街>



つい数日前までは、結構、寒く、冬の気配を感じていたのですが、
本日の昼間の気温は19度。
予報では、明日も昼間は温かいようです。

数日間で気温が10度くらい上がったり、下がったり。
そして、週末から今日までずっと雨や曇りのお天気が続いているので、
そろそろ、すっきりと青く澄んだ空が見たいです。

ここ、トロントに住んでいてつくづく感じるのが、
どこの国にいるのかわからなくなってしまうほどの多文化さ。
世界中がトロントという街の中にすっぽり収まっているかのように、
世界の人口比率に似通った比率で多種多様な人たちが集まっています。

私はヨーク大学の近くに住んでいるのですが、
この辺りでは、中国人やインド人、カリビアン、中近東の出身者が多いように感じます。
特に中国人は、とても多く、道を歩いていてすれ違わない日はありません。

中国人が圧倒的に多いためか、初めて会う人には、
自分が日本人であることを伝えないと、ほぼ中国人と思われてしまいます。
実際、お店や道すがら、中国語で話しかけられたことが何度もあり、
そのたびに、「私は中国人ではありません」と伝えています。
それくらい、黄色人種は、一まとめに中国人と思われがちです。

私は、毎週、近くの図書館で開催されている英会話サークルに通っているのですが、
そこでも、出身地を言わない限り、必ず中国人と思われてしまいます。

この図書館の英会話サークルは、完全無料で移民や難民、
そして留学生や短期滞在者が参加することができます。
毎回、1つのテーマに沿って質問が書かれた用紙が1枚配られ、
全員がその質問に英語で答えていきます。

中には、ほとんど英語を話せない人もいますが、
正確な英語を話すことよりも、簡単な単語を並べるだけでも良いので、
とにかく、英語で話してコミュニケーションを取ることが目的です。

移民が多いトロントでは、こうした無料英会話サークルが
あちこちの図書館で開催されています。
参加するには、登録用紙に名前や住所などの所定事項を記載するだけです。
移民の場合は、ESLといって、「英語を母国語としない人たちのための
第二言語としての英語」を学ぶ学校に、無料で通うことができます。

トロントでは、英語が母国語でない人たちがたくさん住んでおり、
あちこちでいろいろな言語が飛び交っています。

すべてのカナダ人が完璧な英語を話せることが当たり前ではないのです。
だから、日本語訛りの英語でも、恥ずかしがらずに話せます。
言葉は、まず、声に出して話すことによって上達するのだと思います。

ここトロントでは、「マイノリティーがマジョリティー」だと
私の知り合いのカナダ人は言っていました。
まさにそのとおりだと思います。

みんな違っていることが当たり前の社会。

多くの日本人のように、人との些細な違いを気にせず、
ありのまま、堂々と自分らしく生きている人たち。

その精神的余裕と自由さには、圧倒されますが、
日本にいる時よりも、些細なことに囚われずに、シンプルに生きられる気がします。

写真は、今日、出会ったカナダグースとロビンです。
ロビンは春先、うっとりするようなとても綺麗な声で鳴きます。

カナダグースロビン


プロフィール
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Cheo
旅行が大好きで、いつも次の旅のことばかり考えています。以前、旅行会社、観光団体に勤務しており、これまで日本全都道府県と海外70カ国以上を手配旅行して来ました。長期間の旅行はできないので、1週間以内でできるお得で快適な旅行の手配をいつも画策しています。大阪生まれの大阪育ち。カナダ北西準州、千葉、東京、京都、鹿児島、トロントを経て現在、茨城在住。
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