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2016年05月02日

マグマ大使 第1話感想 「わたしがゴアだ」

初回放映:1966年7月4日 フジテレビ系


「マグマ大使」は「ウルトラマン」より早く放送が開始された巨大ヒーロー番組です。
放送当時はウルトラマンの銀色をベースにした「銀の巨人」に対して全身金色のマグ
マ大使は「金の巨人」と呼ばれていました。


(ストーリー:ネタバレ)

ある日、新聞記者村上の自宅にゴアの使いの者と名乗る男から電話がかかってくる。
電話に出た息子のマモルは「明日の朝6時に起きろ、ゴア様が面白いものをみせてや
る」という使者の言葉に、母が止めるのも聞かず仕事中の父親に電話をして怒られ
てしまった。

翌朝、マモルが窓から外を見てみると外は密林に変わっていた。両親が止めるのも
聴かずにマモルは珍しい蝶をカメラを持って追って森の中に分け入ってしまった。
突如マモルの前に怪獣が現れ襲ってきた。木の陰に隠れ、父親がマモルに追いつい
た時、空からこうもり型の円盤が現れ怪獣を光線で倒してしまった。

円盤は着陸しゴアと名乗る男が現れた。夢中でゴアの写真を撮るマモルを父親はた
しなめるが、ゴアはその写真を使って村上記者が新聞に記事を掛けと言った。記事
の最後は「ゴアはやがて地球の帝王となるだろう」と結べと。

父子が家に戻った後、いつの間にか家の周りは元の住宅に戻っていた。マモルは友
達に朝起こった事件を話すが、嘘つきよばわりされてしまう。証拠の写真を見せよ
うとマモルは父親が原稿書きに夢中になっている隙にカメラを持ち出してしまう。

その時、家の外で大きな音が近づいてきた。マモルが外に出てみると、金色のロケ
ットが家の前に着陸するところだった。ロケットは人型の巨人に変形し、「天から
来た人類の味方マグマ」と名乗った。マグマはゴアを撮ったカメラを貸してくれる
ように頼む。マモルが拒否するとマグマは強引にカメラを取り上げ、足にしがみつ
いたマモルをそのままに、またロケットに変形してどこかへと飛び立って行った。





新聞記者の一家を突然襲った超常現象。さらに突然現れた金色の巨人。いったい何が
起こっているのか。連れ去られたマモルは?次回に向けて十分な引きを作った第1話
でした。前世紀で遭遇した怪獣の造形が質感や喉が呼吸をしているように動いている
描写が素晴らしかったです。

村上記者の家に電話を掛けて来たゴアの使者はブーツに拍車をつけていました。
「拍車を掛ける」という言葉も今ではほとんど使われないでしょう。クリーム
色の電話ボックスと共に懐かしく感じました。喫煙がまだうるさく言われてい
ない時代なので、新聞社でも家でも村上記者はタバコを吸っています。他の人
も乗っているエレベーターの中でも吸っていたのはさすがにどうかと思いまし
たが。

DVDでは、サブタイトルは本編中には無く、放送時のED映像(歌詞テロップ入り)と
共に特典として付けられていました。なぜ切り離されているのかは不明です。

放送当時のテレビ番組は今のDVDや配信のようにパッケージとして再視聴することが
考えられていなかった時代です。VTRも高価だったため生放送をVTR録画していなか
ったりVTR録画の番組も放送が終わると新しい番組撮影で上書きしていたころですか
ら。なので、鉄人28号の主題歌のように最後にスポンサーの「グリコ」を連呼してい
たり「てなもんや三度笠」の殺陣中に藤田まことが商品を取り出して「俺がこんなに
強いのは当たり前田のクラッカー」といきなりCMを行うなんてことが行われていまし
た。(再放送を気にしていたら、他のスポンサーが付かなくなる作り方はしないです
よね。)マグマ大使もその例に漏れず、OP主題歌の最後にでかでかとスポンサーの
「ロッテ」という文字が表示されます。

マグマ大使は地球の神アースが作ったロケット人間で通常6mほどです。後に怪獣の
大きさに合わせて巨大化するようになりますが、ウルトラマンと違って巨大化の演出
が分かりづらかったです。

マモルを演じている子役のは江木敏夫は、後にジャニーズの人気アイドルグループの
「フォーリーブス」の一員となります。

古代から帰ってきたマモルの話を信じず嘘つき呼ばわりする友達の中で野球帽を被っ
ている子役は後に巨人の星の星飛馬や機動戦士ガンダムのアムロ・レイを演じる声優
の古谷徹です。面影があります。

マグマ大使は前半は4話完結でしたが、1話で話が完結するウルトラマンに対抗してか
後半は2話完結となります。


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posted by Akio at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | マグマ大使
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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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