2016年05月02日
バトルフィーバーJ 第1話感想 「突撃!!球場へ走れ」
放送日1979年2月3日
(ストーリー:ネタバレ)
世界で暗躍する秘密結社エゴズが日本にも魔の手を伸ばし始めた。次々と国防省
の要人が暗殺されていく。
バトルフィーバー隊の伝正夫はレンタカー屋の事務員として働いている連絡員か
ら指令を受取り、他の3人のメンバーを迎えに行った。基地に到着すると、倉馬
鉄山将軍は彼らに暗殺事件を伝え、暗殺犯人として赤いこうもり傘を持った女を
特定した。
通報により赤いこうもり傘を持った女を尾行した4人は、後楽園球場でその女を
捕らえて基地に連行するが、女は監視カメラで撮られた写真とは別人だった。実
は、捕らえた女はFBIのボスナー捜査官の指示で動いていた捜査官ダイアン・マー
チンだった。二人はアメリカから謎の組織エゴスを追って来日したのであった。
ダイアンは暗殺者の恰好をして囮捜査をしていた。
エゴスとは現代の科学を超えた科学を崇拝する秘密結社である。エゴスの犯罪は
アメリカをはじめとして、ヨーロッパそして全世界に広がりつつあった。そして
日本にも新しいエゴスの秘密結社が創られていた。
ダイアン・マーチンは、バトルフィーバー隊に編入され、ボスナー捜査官は帰国
することになっが、新東京国際空港で赤いこうもり傘の女に暗殺されてしまった。
悲しむダイアン。ボスナーは彼女の父親だった。
鉄山将軍は、5人に建造中のバトルフィーバーロボを見せ、また完成したバトルス
ーツを着用させる。そのころエゴスの首領サタンエゴスはバトルフィーバーの結成
を感知し、こうもり怪人を誕生させる。そして、暗殺者を囮にしてバトルフィーバ
ーをおびき寄せた。戦いはバトルフィーバーが勝利したがサタンエゴスはすぐに次
の怪人を製造していた。
スーバー戦隊シリーズの第3作です。ある時期までは著作権の関係か石ノ森章太郎
原作の「秘密戦隊ゴレンジャー」、「ジャッカー電撃退」の戦隊シリーズと「バト
ルフィーバーJ」以降のスーバー戦隊シリーズと二つに分けられていました。よっ
て本作品はゴレンジャーが第1作と数えられるようになるまでは、スーパ戦隊シリ
ーズの第1作として数えられています。
しかし、制作当初はスーパー戦隊シリーズを制作するという意識はなかったと思い
ます。作品としては、アメリカのマーベルコミックと東映が提携して制作された「
スパイダーマン」の第二段として、「キャプテンアメリカ」をモチーフにした「キ
ャプテンジャパン」と「ミスアメリカ」が出演する番組を制作しようとして、結果、
東映既存のヒーロー物の要素とミックスされて「バトルフィーバーJ」のフォーマッ
トとなったようです。
一方、マーベルコミックスでは、超合金やジャンボマシンダーの日本製玩具のアメ
リカ展開に合わせて「惑星ロボ ダンガードA(エース)」、「勇者ライディーン」、
「超電磁ロボ コンバトラーV」が登場する「ショーグンウォリアーズ」がコミック
連載されていました。(ストーリは全くの別物。ロボットは合体せず乗組員もアメ
リカ人に変更されています。)
アニメ「タッチ」の朝倉南を演じた日高のり子(当時、伊東範子)がバトルフィー
バー隊の連絡員中原ケイコとして登場しています。声がそのまんま南ちゃんです。
レンタカーに乗って仕事をする正義の味方。今考えるとシュールです。マツダのRX7
は発売当時、今までにない日本車のフォルムとして話題になりました。ポルシェ924
と似ているという声もありましたね。
レンタカーでほかのメンバーを呼びに行く伝正夫。メンバーの紹介編なので仕方の
ないところはあると思いますが、無線で呼び出せよと思ったりします。バトルコサ
ック/白石謙作は馬駆け、バトルフランス/志田京介は美容室で表の仕事に従事、バ
トルケニアは冷やかしていたペットショップで店主につまみだされていました。
モモレンジャーの小牧リサがミス・アメリカのスーツアクターとして参加しています。
またダイアン・マーチンを演じているダイアン・マーチン(役名と同じ)声の吹き替え
もしています。また、バトルコサックの白石謙作は、ゴレンジャーでミドレンジャーの
明日香健二を演じた伊藤武史(現:幸雄)が二度目の戦隊ヒーローを演じています。
エゴスのヘッダー指揮官は潮建志(当時)が演じていましたが、事件により降板し、
石橋雅史が後を引き継ぐこととなりました。遅れて放送される地方放送局の為に、既
にに放送済みの話も含め、できる限り石橋雅史で撮り直しを行い、フィルムを差替え
て放送されました。当時の初版のフィルムは残っていないのか、DVDに収録されてい
るのは差替え版の方です。
基地では、ボスナー捜査官の英語は同時通訳装置でスピーカーから翻訳された日本語
が流れてくるという仕組みが説明されていました。まだ英会話が出来る人が少なかっ
た時代が感じられます。
バトルフィーバーでは、この第1話のバトルスーツを着て全員メットオフの状態という
のは結構レアではないかと思います。この初めてスーツを着た時にバトルジャパン等
のコードネームが鉄山将軍から与えられます。「君たちはそれぞれ踊りの名手だ。踊り
のテクニックを戦いに生かし、秘密結社エゴスを倒すのだ。」という鉄山将軍の訓示を
聴いている前でそれぞれ踊っているバトルフィーバーの面々。シュールです。
結構前からロボットやバトルスーツは設計・開発されていたはずですが、突然バトルフ
ィーバー隊に参加することになったダイアンが来なければ、国防省の女性隊員の誰がミ
スアメリカのスーツを着ることになっていたのか気になります。
戦闘の際、ジャパンだけ踊りではなく空手なのは、日本で踊りといえば盆踊りや阿波踊り
になってしまうからでしょうか。また、フランスの踊りはなぜかスペインのフラメンコ
でした。
赤いこうもり傘の女が戦闘が始まると消えていました。コウモリ怪人とは別人のはずです
が、2話以降は出てこないみたいです。
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(ストーリー:ネタバレ)
世界で暗躍する秘密結社エゴズが日本にも魔の手を伸ばし始めた。次々と国防省
の要人が暗殺されていく。
バトルフィーバー隊の伝正夫はレンタカー屋の事務員として働いている連絡員か
ら指令を受取り、他の3人のメンバーを迎えに行った。基地に到着すると、倉馬
鉄山将軍は彼らに暗殺事件を伝え、暗殺犯人として赤いこうもり傘を持った女を
特定した。
通報により赤いこうもり傘を持った女を尾行した4人は、後楽園球場でその女を
捕らえて基地に連行するが、女は監視カメラで撮られた写真とは別人だった。実
は、捕らえた女はFBIのボスナー捜査官の指示で動いていた捜査官ダイアン・マー
チンだった。二人はアメリカから謎の組織エゴスを追って来日したのであった。
ダイアンは暗殺者の恰好をして囮捜査をしていた。
エゴスとは現代の科学を超えた科学を崇拝する秘密結社である。エゴスの犯罪は
アメリカをはじめとして、ヨーロッパそして全世界に広がりつつあった。そして
日本にも新しいエゴスの秘密結社が創られていた。
ダイアン・マーチンは、バトルフィーバー隊に編入され、ボスナー捜査官は帰国
することになっが、新東京国際空港で赤いこうもり傘の女に暗殺されてしまった。
悲しむダイアン。ボスナーは彼女の父親だった。
鉄山将軍は、5人に建造中のバトルフィーバーロボを見せ、また完成したバトルス
ーツを着用させる。そのころエゴスの首領サタンエゴスはバトルフィーバーの結成
を感知し、こうもり怪人を誕生させる。そして、暗殺者を囮にしてバトルフィーバ
ーをおびき寄せた。戦いはバトルフィーバーが勝利したがサタンエゴスはすぐに次
の怪人を製造していた。
スーバー戦隊シリーズの第3作です。ある時期までは著作権の関係か石ノ森章太郎
原作の「秘密戦隊ゴレンジャー」、「ジャッカー電撃退」の戦隊シリーズと「バト
ルフィーバーJ」以降のスーバー戦隊シリーズと二つに分けられていました。よっ
て本作品はゴレンジャーが第1作と数えられるようになるまでは、スーパ戦隊シリ
ーズの第1作として数えられています。
しかし、制作当初はスーパー戦隊シリーズを制作するという意識はなかったと思い
ます。作品としては、アメリカのマーベルコミックと東映が提携して制作された「
スパイダーマン」の第二段として、「キャプテンアメリカ」をモチーフにした「キ
ャプテンジャパン」と「ミスアメリカ」が出演する番組を制作しようとして、結果、
東映既存のヒーロー物の要素とミックスされて「バトルフィーバーJ」のフォーマッ
トとなったようです。
一方、マーベルコミックスでは、超合金やジャンボマシンダーの日本製玩具のアメ
リカ展開に合わせて「惑星ロボ ダンガードA(エース)」、「勇者ライディーン」、
「超電磁ロボ コンバトラーV」が登場する「ショーグンウォリアーズ」がコミック
連載されていました。(ストーリは全くの別物。ロボットは合体せず乗組員もアメ
リカ人に変更されています。)
アニメ「タッチ」の朝倉南を演じた日高のり子(当時、伊東範子)がバトルフィー
バー隊の連絡員中原ケイコとして登場しています。声がそのまんま南ちゃんです。
レンタカーに乗って仕事をする正義の味方。今考えるとシュールです。マツダのRX7
は発売当時、今までにない日本車のフォルムとして話題になりました。ポルシェ924
と似ているという声もありましたね。
レンタカーでほかのメンバーを呼びに行く伝正夫。メンバーの紹介編なので仕方の
ないところはあると思いますが、無線で呼び出せよと思ったりします。バトルコサ
ック/白石謙作は馬駆け、バトルフランス/志田京介は美容室で表の仕事に従事、バ
トルケニアは冷やかしていたペットショップで店主につまみだされていました。
モモレンジャーの小牧リサがミス・アメリカのスーツアクターとして参加しています。
またダイアン・マーチンを演じているダイアン・マーチン(役名と同じ)声の吹き替え
もしています。また、バトルコサックの白石謙作は、ゴレンジャーでミドレンジャーの
明日香健二を演じた伊藤武史(現:幸雄)が二度目の戦隊ヒーローを演じています。
エゴスのヘッダー指揮官は潮建志(当時)が演じていましたが、事件により降板し、
石橋雅史が後を引き継ぐこととなりました。遅れて放送される地方放送局の為に、既
にに放送済みの話も含め、できる限り石橋雅史で撮り直しを行い、フィルムを差替え
て放送されました。当時の初版のフィルムは残っていないのか、DVDに収録されてい
るのは差替え版の方です。
基地では、ボスナー捜査官の英語は同時通訳装置でスピーカーから翻訳された日本語
が流れてくるという仕組みが説明されていました。まだ英会話が出来る人が少なかっ
た時代が感じられます。
バトルフィーバーでは、この第1話のバトルスーツを着て全員メットオフの状態という
のは結構レアではないかと思います。この初めてスーツを着た時にバトルジャパン等
のコードネームが鉄山将軍から与えられます。「君たちはそれぞれ踊りの名手だ。踊り
のテクニックを戦いに生かし、秘密結社エゴスを倒すのだ。」という鉄山将軍の訓示を
聴いている前でそれぞれ踊っているバトルフィーバーの面々。シュールです。
結構前からロボットやバトルスーツは設計・開発されていたはずですが、突然バトルフ
ィーバー隊に参加することになったダイアンが来なければ、国防省の女性隊員の誰がミ
スアメリカのスーツを着ることになっていたのか気になります。
戦闘の際、ジャパンだけ踊りではなく空手なのは、日本で踊りといえば盆踊りや阿波踊り
になってしまうからでしょうか。また、フランスの踊りはなぜかスペインのフラメンコ
でした。
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タグ:戦隊
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