映画とテレビ視聴感想

公開：1975年

出演：館次郎：藤岡弘(石油採掘技師)
　　　宗方：丹波哲郎(船長)
　　　ムンク：水谷豊(テロリスト)
原作：田中光二「爆発の臨海」



ストーリー：
石油採掘技師の館は2年ぶりに日本へ帰るため、宗方船長のタンカー
「アラビアン・ライト」に便乗していた。

伊豆沖で、遭難者を装って乗船してきたテロリスト６名に船は占拠
され東京湾沖で停止した。

テロリストの要求は、「鹿児島の喜山石油備蓄基地を航空自衛隊が
爆撃して破壊しろ。さもないとタンカーを爆破して、関東一帯を火
の海にする。」というものだった。

対策本部は、現地撮影と特殊撮影映像をミックスした爆破映像をTV
放送して、テロリストを騙そうとする。






最近、パニック・災害映画がCGの発達により公開されることが多く
なりましたが、「東京湾炎上」はCGが無かった頃の映画です。

「日本沈没」、「ノストラダムスの大予言」に続く東宝パニック映画
第三弾という宣伝でしたが、日本の終末、世界の終末に続き、東京湾
が対象ということでかなりのスケールダウンです。

爆撃する現地を監視しているテロリストがいたらバレバレではないか
と思ったのですが、メンバー全てがタンカー占拠に対応していたので、
運がよかったようです(笑)

今、スマホ撮りやYOUTUBE、SNSなどの情報網が発達している現代
の日本では、このような情報操作をやろうと思っても難しいのではな
いでしょうか。

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