イナズマン　第8話感想　「恐怖砂あらし！大空港沈没！！」: 映画とテレビ視聴感想

2015年07月09日

イナズマン　第8話感想　「恐怖砂あらし！大空港沈没！！」

（ストーリー：ネタバレ）
帝王バンバから、ミュータントを見つけて、新人類帝国のミュータンロボにしろ
という名を受けて、スナバンバラが行動を開始した。

空港の滑走路を砂漠にして着陸しようとする飛行機を砂に沈めた。この超常現象
を知ったミュータントが駆けつけてくるのを捕獲しようという計画であった。

両親を失い叔父叔母に育てられている少年が、自分は嫌われていると思い込んで
いた疎外感から、ひとりで空港の側で飛行機を見ていて偶然この事件を見てしま
う。

逃げる少年をスナバンバラが砂に引き込んだところ、駆け付けた五郎が離れたと
ころから少年を超能力で引き上げた。スナバンバラは少年がミュータントだと勘
違いして少年を誘拐しようと追いかける。五郎がイナズマンに変身してスナバン
バラを撃退したが、少年も自分が超能力を使えるようになったと勘違いしていた。

少年は丸目や少年同盟員に家まで送ってもらうが、地面が砂と化し家が沈み始めた。
少年は家から脱出したが、家は叔父叔母ごと沈んでいく。

そこへイナズマンが現れ超能力で家を引き戻した。少年を追うスナバンバラは、再
度砂に引き込んだ少年が自力では抜け出せなかったため、実はミュータントではな
かったということを知り怒る。

そこに、家を無事に引き上げたイナズマンが現れ、スナバンバラを倒す。

駆け付けた叔父叔母は、少年のことを大事に思っていることを話し、少年は今まで
よそよそしくしていたことを詫びるのであった。

前回もミュータントを見つけて攫うという計画でした。最終的にイナズマンに
助けられてしまったとはいえ、ある程度の人数は確保していたはずです。もう
一度その人たちを襲えばいいのに、ヒャクメバンバラから情報が報告されてい
なかったのか、一からやり直しています。しかも、事件を聞いて集まって来る
ミュータントは少年同盟員だと思います。普通のミュータントは駆け付ける理
由が無いです。

少年が自分が超能力を持っていると勘違いした時に側にいた五郎がそれを正さ
なかったのはよくないです。友達に自慢して嘘つき呼ばわりされる展開が浮か
びましたが、そんな事にならずに済んでよかったです。

スナバンバラは、自在に砂と化すことができるのでイナズマンの攻撃など効
かないとうそぶいていましたが、その特技を見せることなくイナズマンにコ
ンクリートで固められて電撃稲妻落としで消滅してしまいました。あわれ。

滑走路を砂漠化し飛行機を飲み込む等、今迄登場した中では大規模な超能力
を使えるミュータンロボでしたが、素直に日本破壊活動をしていた方がよか
ったです。宝の持ち腐れとなりました。

今回の丸目。応援に来たが、すでに敵は退散し、少年を家に送り届けるだけ
でした。