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2015年07月10日

ウルトラQ 「海底原人ラゴン」感想

ウルトラQ

制作24話 放送20話(1966/5/15)「海底原人ラゴン」

(制作順はWikipediaを参考にしました。)


シリーズを通してのメインの出演者

万城目淳:星川航空にパイロットとして勤務。
     SF小説を書いている。
戸川一平:パイロット助手
江戸川由利子:毎日新報のカメラマン


ストーリー(ネタバレ)

伊豆沖で海底火山の噴火が起きた。毎日新報のデスクは由利
子を取材に派遣することにし、付近の岩根島に住む海洋地質
学者の石井博士にも取材するよう命じた。

由利子はかつて石井博士にインタビューしたことがあり、妹
の文子とも顔見知りであった。博士はもうすぐ日本が沈没す
るという説を発表し学会を追われていた。

一平の操縦するヘリで、万城目と由利子は島に向かった。ヘ
リコプターは次の使用予定があったため、一平はに東京に帰り、
万城目井と由利子の二人で取材をすることになった。


島に到着した二人は、漁業組合長と口論する博士を見つけた。
博士はもうすぐ島が沈没するかもしれないので、調査の船を
出してほしいと頼みに来ていたが、組合長は費用が掛かると
いうことと、国の偉い人は誰もそんなことを言っていない。
ということで相手にしてくれなかったのだ。

卵を取り戻すためにラゴンは上陸し、島は大混乱となった。
石井博士は文献から、2億年前に深海に生息していたラゴン
の卵であることを突き止めるが、卵を引き上げた漁師は、返
却を待ちきれずに盗んでいってしまった。

博士は、深海五千メートルにあったはずの卵が網で引き上げ
られた浅い海まで移動してきていたことで、地殻の変動でも
うすぐ島が沈むと判断する。

博士の家に卵を取り返しにラゴンが来たが、ラジオの音楽を
聞いて大人しくなってしまう。そこに島の住人が助けに来た。
ラゴンは家からは出ていったが、周りからは離れようせず、
巡査の拳銃にもびくともしない。

頻発する地震に、島が沈むことが近いことを聞いた組合長は
島民を島から避難させることを決断し、なんとかしてラゴン
から逃れて島民に知らせようとする。

ラゴンの音楽好きに気付いた万城目は、音楽で誘導している
間に組合長達を逃がした。海岸まで誘導されたラゴンは崖か
ら海へ落ちていった。

島民が船で島から非難しようと海岸に集まったところ、海か
ら再度ラゴンが現れ、島民は船に乗ることが出来ない。

そこに卵を盗んだ漁師が現れた。卵は孵化し小さなラゴンが
生まれていた。文子が子供を返し、ラゴンは海へ帰って行っ
た。

島民が島を離れ、万城目と由利子も一平のヘリコプターで空
に逃れた直後、島は沈没した。






制作順では、前回の南海の怒りに続いて海関係の話です。


1966年の時点で日本沈没の話題が出ています。小説「日本沈没」の出版は
まだまだ先ですが、この時点で小松左京は執筆を始めていたので当時から
そのような話題はあったのでしょう。

最後に島が沈没してしまいますが、少しあっけなかったのは、予算の都合
だったのでしょうか。

島沈没の直前、「由利子さん達には悪いが、もう最期だ」と海岸に来るの
が遅れた二人は置き去りにされてしまいますが、間一髪迎えに来た一平の
ヘリコプターが到着して助かりました。制作順に見ていると、一平の操縦
に関する成長がわかります。

ラゴンに入っているのが次作ウルトラマンの中に入ることになる、古谷敏
です。ウルトラマンにもラゴンが登場するので、前に自分が入っていた怪
獣とウルトラマンとして戦うことになる古谷敏という図式は面白いです。
ちなみに、ウルトラマンのラゴンには今回のラゴンのように乳房が無いの
で、オスの別個体だと思われます。

ラゴンの造形が素晴らしいです。ハリウッド映画の「大アマゾンの半魚人」
に出てくる半魚人にも引けを取りません。白黒ので撮影されていることも
あって、怖さが倍増しています。

ラゴンの卵を引き上げた漁師のうち、海に引きずり込まれそうになった男
は、俳優黒沢年男(当時年夫)の若き頃です。昔は主役も多かったですが、
いまはバラエティ番組に出演している面白いおじさんの印象が強いですね。

音楽を聴くと大人しくなるというラゴンの特性を見抜いた万城目は、博士
の家のポータブルラジオでラゴンを誘導しますが、博士に断りもなくそっ
とポケットにラジオをしまいます。窃盗だろ!と突っ込んでしまいました。

ラゴンは、博士の家にある卵に引き寄せられてきたのですが、漁師が家か
ら卵を盗んでいってからも、博士の家に留まり続けます。違和感を感じた
部分でした。

万城目がラジオでラゴンを誘導している際に、音楽が終わってDJの話に
切り替わるたびに焦って他の局にチューニングする万城目がリアルでした。

ウルトラQの視聴も残り4話です。

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posted by Akio at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ウルトラQ
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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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