糖質制限食では主食をぬくので、おかず料理が食事の主体になります。おかずだけの食事というのは、実際に始めてみると少し戸惑うこともあります。丼物や麺類などが使えないのでレパートリーが減るのと、数品作る必要がありますから、献立に悩むことも少なくありませんが鍋料理が強い味方です。
糖質制限食での食材の中心は、魚や肉になります。レパートリーが一巡したら、調理方法や味付けを変えてバリエーションを増すのも一つの方法です。最近は、世界のさまざまな調味料や香辛料が市販されています。食材や調理方法だ同じでも、和風を洋風に、洋風をエスニック風に、と味付けをアレンジすることで飽きのこない献立ができます。
献立にあまり困るようでしたら、思い切って1日2食にしてもいいでしょう。ただし、お子さんの場合は学校給食との兼ね合いがあるので、3食とる方が無難です。
一般のエネルギー制限食では、間食はご法度ですが、糖質制限食では制限ありません。ただし、お菓子ではなく、できるだけ糖質の少ないものを選びます。1回の間食の糖質摂取量は5g以内です。手軽に口にできるナッツやチーズがおすすめ。
食事の時間がなかなか取れないのどで、摂取エネルギー量が少なすぎることもあります。そのような場合、間食で摂取エネルギーを調整しましょう。
昼食は外食をするサラリーマンも多いでしょう。オフィス街のランチメニューはたいていご飯かパンがついているので、食事に困る人も少なくありません。一番いいのは、糖質の少なそうなおかずだけをじぶんで選べる定食屋や社員食堂、学生食堂などがあればありがたいもの。最近では、おかずだけを売っているお弁当屋さんもあるそうですから、それを利用するのもいいでしょう。
お弁当屋定食などで、どうしても主食がついてきてしまう場合はご飯やパンを小量だけ取って残します。どうしても主食を抜きに行くようでしたら、スタンダードにして、昼食だけ主食にして摂るようにしてもいいでしょう。主食を摂る前に薬を飲んだり食後に運動したりして血糖値を下げるなどして、対処することもできます。
いろいろなタイプのレストランの中でも洋食系は、と異質制限をしている人にとって利用しやすいものです。特にフレンチ料理は、和食と違い、味付けに砂糖を使うことはめったにないです。そのためパンやデザートを除けば、自由にメニューを選べます。イタリア料理店では、パスタやピザをたべなければいいでしょう。
一方、糖質制限食実行中に利用しにくいのが、中華料理店。餃子やシュウマイなどの点心の皮は小麦でつっくられていますし、とろみをつけたメニューも多いものです。とろみに使われる片栗粉は数g程度ですが、お店いよって差があるので避けておいた方が無難でしょう。 やむを得ずりようするときは、とろみをさけてたべたり点心の皮を摂って食べたりして自衛しましょう。味付けが甘かったりとろみがついていたりしたら、食べるのをあきらめる必要性もあるでしょう。
一般的に最も健康的っといわれている和食ですが、糖質制限食の立場から困った点が多いのです。最大の問題は、煮物や煮魚をはじめ、照り焼き、西京焼きなど、調理の奥の場面で砂糖を使うことです。しかも高級な日本料理店ほど、味に凝ったり照りを出したりしようとして、よりたくさん砂糖が使われています。
刺身は糖質制限食OK食品です。焼き魚の場合は塩焼きを頼みます。たれやつゆで食べる魚料理は、甘い味付けだったらたれをつけずに食べるか、つけすぎないように注意しましょう。
和食系の外食をするなら、いっそ居酒屋を利用するほうが便利です。味付けがシンプルですし、砂糖の多用をあまり心配せずに済みます。メニューが豊富で、と異質の少なそうなものを単品で頼めるのも大きな利点です。 焼肉屋は、砂糖が多く使われているたれに注意です。漬け込んだ肉は、旨味を出すために大量な砂糖が使われていることがあります
2020年12月04日
2020年12月02日
薬を使わず血糖値が健常になる
薬は体を余計に疲れされる
糖尿病の治療では、食事などの生活改善だけでなく、新福益(経口高血糖降下薬)やインスリン注射による薬物療法がおこなわれることがあります。インスリン注射は、自分で注射した李駐車料を調整したりする煩わしさがあり、患者さんにはやっかいな方法ですが、内服薬のも多くの問題があります。
糖尿病の薬は、いろいろあります。しかし、例えばインスリン抵抗性を改善するビグアナイト薬やαーグルコシダーゼ阻害薬は、効果があまり高くないです。
効果が高く良く用いられる薬に、スルホニル尿素(SU)薬があります。この薬は、すい臓を刺激し、インスリン分泌を促進させて血糖値を下げます。しかし、すでに膵臓は長い間インスリンを分泌し続けて、分泌が十分にできなくなっています。ですからこの薬を使うことは、弱った膵臓にさらにむち打つようなものなのです。 インクレチン関連薬であるDDPー4阻害薬やGLP−1受容体作動薬は、高血糖時には、働かなくなるので単独では正常化すると働かなくなるので単独では低血糖を起こしにくい薬で一定の効果が期待できます。マウスではβ細胞を増やす効果があるようですので、より長期的な検討が必要です。
一方、薬で血糖値を下げて、HbA1c値を抑えられても、食後高血糖があれば合併症のリスクは高まります。食前後の血糖値が、大きく変動するからです。
世界的に有名な医学雑誌のも、エネルギー制限食を摂って薬で厳格に血糖コントロールをしても、かえって死亡率を上げてしまったという、驚くべき調査結果が発表されています。つまり、糖質制限食を行わないかぎり、厳格に治療するのは危険ということ。他の研究でも、従来の糖尿病治療では”慢性進行性膵不全”の進行を促し、糖質を摂取する限り、じり貧でβ細胞の機能低下が進行することがわかっています。
何度もいうように、合併症のリスクを減らすには、食後高血糖を改善することが何より大事です。糖質制限なら、体内に悪影響なく治療でき、こうした事態を防げる可能性が高いのです。
糖質制限食は、血糖値を上げる炭水化物などの糖質を摂らないことで、食事による血糖値の上昇を抑え、食後高血糖を防ぐことができるのです。したがって、上がった血糖値を無理やり下げる血糖降下薬と違って、インスリン分泌が少なくて済み、これまでインスリンの多量分泌で疲弊していた膵臓を休ませることができます。休養を得たβ細胞が回復すれば基礎分泌も改善するので食後高血糖だけでなく、空腹時の血糖値も下がっていきます。つまり糖質制限食を実行すれば、薬を内服する以上の効果を得ることができるのです。
実際に、糖質制限食を始めて、薬が不要になった患者さんがたくさんいます。ただ、すでに薬を服用している人は、自己判断で糖質制限食をスタートせず、まずは主治医に相談してください。糖質制限食で血糖値が低くなっているのに、薬でさらに血糖値を下げてしまうと、低血糖を起こし危険をはらんでいます。
なお、稀ですが、薬を使っていないのに糖質制限食でボーっとするなど低血糖に似た症状を起こす人もいます。これは血糖値が大きく改善した落差によるもので、血糖値が60mg/dl未満となる本当の低血糖とは違います。このような症状がある場合は、緩やかな糖質制限から進めていくようにします。
糖尿病の治療では、食事などの生活改善だけでなく、新福益(経口高血糖降下薬)やインスリン注射による薬物療法がおこなわれることがあります。インスリン注射は、自分で注射した李駐車料を調整したりする煩わしさがあり、患者さんにはやっかいな方法ですが、内服薬のも多くの問題があります。
糖尿病の薬は、いろいろあります。しかし、例えばインスリン抵抗性を改善するビグアナイト薬やαーグルコシダーゼ阻害薬は、効果があまり高くないです。
効果が高く良く用いられる薬に、スルホニル尿素(SU)薬があります。この薬は、すい臓を刺激し、インスリン分泌を促進させて血糖値を下げます。しかし、すでに膵臓は長い間インスリンを分泌し続けて、分泌が十分にできなくなっています。ですからこの薬を使うことは、弱った膵臓にさらにむち打つようなものなのです。 インクレチン関連薬であるDDPー4阻害薬やGLP−1受容体作動薬は、高血糖時には、働かなくなるので単独では正常化すると働かなくなるので単独では低血糖を起こしにくい薬で一定の効果が期待できます。マウスではβ細胞を増やす効果があるようですので、より長期的な検討が必要です。
一方、薬で血糖値を下げて、HbA1c値を抑えられても、食後高血糖があれば合併症のリスクは高まります。食前後の血糖値が、大きく変動するからです。
世界的に有名な医学雑誌のも、エネルギー制限食を摂って薬で厳格に血糖コントロールをしても、かえって死亡率を上げてしまったという、驚くべき調査結果が発表されています。つまり、糖質制限食を行わないかぎり、厳格に治療するのは危険ということ。他の研究でも、従来の糖尿病治療では”慢性進行性膵不全”の進行を促し、糖質を摂取する限り、じり貧でβ細胞の機能低下が進行することがわかっています。
何度もいうように、合併症のリスクを減らすには、食後高血糖を改善することが何より大事です。糖質制限なら、体内に悪影響なく治療でき、こうした事態を防げる可能性が高いのです。
糖質制限食は、血糖値を上げる炭水化物などの糖質を摂らないことで、食事による血糖値の上昇を抑え、食後高血糖を防ぐことができるのです。したがって、上がった血糖値を無理やり下げる血糖降下薬と違って、インスリン分泌が少なくて済み、これまでインスリンの多量分泌で疲弊していた膵臓を休ませることができます。休養を得たβ細胞が回復すれば基礎分泌も改善するので食後高血糖だけでなく、空腹時の血糖値も下がっていきます。つまり糖質制限食を実行すれば、薬を内服する以上の効果を得ることができるのです。
実際に、糖質制限食を始めて、薬が不要になった患者さんがたくさんいます。ただ、すでに薬を服用している人は、自己判断で糖質制限食をスタートせず、まずは主治医に相談してください。糖質制限食で血糖値が低くなっているのに、薬でさらに血糖値を下げてしまうと、低血糖を起こし危険をはらんでいます。
なお、稀ですが、薬を使っていないのに糖質制限食でボーっとするなど低血糖に似た症状を起こす人もいます。これは血糖値が大きく改善した落差によるもので、血糖値が60mg/dl未満となる本当の低血糖とは違います。このような症状がある場合は、緩やかな糖質制限から進めていくようにします。
2020年11月30日
2020年11月27日
体重がみるみる減るだけではない、この効果
まず、1日1食を初めて1週間目の時点であなたの足の臭いをかいでみてください。今までメタボであったあなたなら、相当体臭が強かったはずです。 ところが、1日1食を初めて1週間で、あなたの体臭はほとんどなくなっているはずです。体臭の原因は皮脂腺です。いわば脂汗です。腋の下や足の裏は脂汗をかきやすいのです。しかし汗だけでは臭いません。そこにワキガ菌やブドウ球菌というバイ菌が繁殖したときに、不快な臭いにないのです。
1日1食を始めるとお腹が減り、血中のコレステロールが減り始めます。コレステロールは性ホルモンの原料です。時に副腎という腎臓の真上にある小さな臓器から分泌される【アンドロゲン】という男性ホルモンの量を増やします。 このアンドロゲンは別名【とうそうホルモン】と呼ばれ、「闘争」や「逃走」の時、つまりストレスがかかったときに分泌されます。男性ホルモンの量には皮膚の脂分を増やす働きがありますので、ストレスがあると皮膚の脂分が増えニキビやワキガ、ふけや脱毛の原因になるのです。
その原因であるコレステロールが減れば、体臭やニキビがなくなるのは当然でしょう。1日1食はただ痩せるだけでなく、肌を美しくして、体臭までなくしてくれるのです。
さらに1日1食でアンドロゲンが減れば、乳がんや前立腺がんなどのせい幌問で成長する癌は減少します。 またアンドロゲンは男性ホルモンですから、肌を黒くして多毛にします。閉経後の女性が肌のくすみやシミ、産毛による多毛に悩むときに、1日1食によるメタボ解消は効果的です。男性に対しては薄毛に効果があります。
でもちょっと待ってください。アンドロゲンは男性ホルモンで多毛になるといいました。それならアンドロゲンが減った事で、逆に毛が薄くなるの下はと思う方もいらっしゃるでしょう。確かに男性ホルモンは多毛ホルモンです。動物ならライオンの雄にたてがみがあるのは男性ホルモンの作用です。しかし、たてがみが顔にも生えたら苗が見えなくなって敵に気づきにくくなります。そこで、おでこの毛根には、男性ホルモンを薄毛に変えるホルモン「転換酵素」があるのです。これは動物が獲得した進化です。
ストレスがあると毛がぬけるのは、ストレスによってアンドロゲン量が多くなって、転換酵素で薄毛ホルモンになるからです。1日1食は若はげも予防してくれます。
1日1食がダイエット効果だけだと思っていた方は、若返り効果、抗がん効果さらにデオドラント効果まであると聞いて驚かされたことでしょう。それでは驚きついでに、もっとすごい効果について説明します。それは脳の若返り効果です。
ご存じかも知れませんが、脳は子供の頃に成長が止まります。あとは加齢とともに脳細胞が失われるだけです。年を取って物事を忘れやすくなってくると、一歩一歩認知症日被いているのではないかという恐怖心を感じるものです。 ところが近年になって、再生しないはずであった脳細胞が、ある条件において、再生されていることが判明しました。
この条件も、やはり【飢えと寒さ】なのです。
人類はこれまで何度も滅びかけてきました。その中で飢えと寒さに耐える力を持った者だけが生き抜いてきたのです。 その人類は、不可能と言われていた脳細胞の再生までも可能になりました。「海馬」と呼ばれる、人の感性を司るもっとも原始的な脳の部分が脳の若返りに関与していたのです。
このように、1日1食の効用は、限りなく広がっていく可能性を秘めているのです。
1日1食を始めるとお腹が減り、血中のコレステロールが減り始めます。コレステロールは性ホルモンの原料です。時に副腎という腎臓の真上にある小さな臓器から分泌される【アンドロゲン】という男性ホルモンの量を増やします。 このアンドロゲンは別名【とうそうホルモン】と呼ばれ、「闘争」や「逃走」の時、つまりストレスがかかったときに分泌されます。男性ホルモンの量には皮膚の脂分を増やす働きがありますので、ストレスがあると皮膚の脂分が増えニキビやワキガ、ふけや脱毛の原因になるのです。
その原因であるコレステロールが減れば、体臭やニキビがなくなるのは当然でしょう。1日1食はただ痩せるだけでなく、肌を美しくして、体臭までなくしてくれるのです。
さらに1日1食でアンドロゲンが減れば、乳がんや前立腺がんなどのせい幌問で成長する癌は減少します。 またアンドロゲンは男性ホルモンですから、肌を黒くして多毛にします。閉経後の女性が肌のくすみやシミ、産毛による多毛に悩むときに、1日1食によるメタボ解消は効果的です。男性に対しては薄毛に効果があります。
でもちょっと待ってください。アンドロゲンは男性ホルモンで多毛になるといいました。それならアンドロゲンが減った事で、逆に毛が薄くなるの下はと思う方もいらっしゃるでしょう。確かに男性ホルモンは多毛ホルモンです。動物ならライオンの雄にたてがみがあるのは男性ホルモンの作用です。しかし、たてがみが顔にも生えたら苗が見えなくなって敵に気づきにくくなります。そこで、おでこの毛根には、男性ホルモンを薄毛に変えるホルモン「転換酵素」があるのです。これは動物が獲得した進化です。
ストレスがあると毛がぬけるのは、ストレスによってアンドロゲン量が多くなって、転換酵素で薄毛ホルモンになるからです。1日1食は若はげも予防してくれます。
1日1食がダイエット効果だけだと思っていた方は、若返り効果、抗がん効果さらにデオドラント効果まであると聞いて驚かされたことでしょう。それでは驚きついでに、もっとすごい効果について説明します。それは脳の若返り効果です。
ご存じかも知れませんが、脳は子供の頃に成長が止まります。あとは加齢とともに脳細胞が失われるだけです。年を取って物事を忘れやすくなってくると、一歩一歩認知症日被いているのではないかという恐怖心を感じるものです。 ところが近年になって、再生しないはずであった脳細胞が、ある条件において、再生されていることが判明しました。
この条件も、やはり【飢えと寒さ】なのです。
人類はこれまで何度も滅びかけてきました。その中で飢えと寒さに耐える力を持った者だけが生き抜いてきたのです。 その人類は、不可能と言われていた脳細胞の再生までも可能になりました。「海馬」と呼ばれる、人の感性を司るもっとも原始的な脳の部分が脳の若返りに関与していたのです。
このように、1日1食の効用は、限りなく広がっていく可能性を秘めているのです。
2020年11月26日
1食を食べたときから「やせホルモン」がでる
さて、内臓脂肪を燃やせても、栄養が足りなかったらどうしますか? そう、皆さん食事を摂りますね。しかし摂りすぎたらどうなるのでしょう。身動きが取れなくなりますそこで満腹になったときに食欲を抑える働きが必要になってきます。それが「レプチン」です。
レプチンは脂肪細胞組織から分泌されるホルモンですが、食事を始めて20~30分すると分泌されて満腹下あることを伝える「満腹ホルモン」とも呼ばれますし、食べ過ぎないように食欲を抑えるので「痩せホルモン」とも呼ばれます。
レプチンは、満腹になると沢山分泌され食欲を抑制してくれますが、肥満になってそれが長期に及ぶと神経が麻痺(まひ)して、食欲抑制効果は薄れてしまいます。そうなってダイエットするとレプチンの分泌量が急激ぬ減り、ますます抑えられなくなります。リバウンド現象が起きて今うのは、そのせいなのです。
そうなりたくないためにも、1日1食を習慣化して、レプチン量を正常化し、体の感受性を取り戻しましょう。その後は、ちょっと食べればレプチンによる食欲抑制が働くので、1日1食が楽に続けられるようになります。こうして体重がみるみる減ってくると、あなたは1日1食が楽しくてたまらなくなるでしょう。
学校に勉強がなぜ面白くないかというと、頑張ったぶんがそのまま結果に表れないことが多かったからです。そればかりか徹夜で頑張っても、授業中に居眠りして叱られたりもします。
しかし、ダイエットは正直です。食べなければ確実に痩せます。1日1食を始めて3日目。体重計に乗ってみてください。必ず1,2kgは減っているはずです。そればかりか、ウエストのぜい肉も薄くなっています。 努力が報われることを、ダイエット開始からわずか3日目で実感したあなたは、この生活のとりこになるでしょう。
レプチンは脂肪細胞組織から分泌されるホルモンですが、食事を始めて20~30分すると分泌されて満腹下あることを伝える「満腹ホルモン」とも呼ばれますし、食べ過ぎないように食欲を抑えるので「痩せホルモン」とも呼ばれます。
レプチンは、満腹になると沢山分泌され食欲を抑制してくれますが、肥満になってそれが長期に及ぶと神経が麻痺(まひ)して、食欲抑制効果は薄れてしまいます。そうなってダイエットするとレプチンの分泌量が急激ぬ減り、ますます抑えられなくなります。リバウンド現象が起きて今うのは、そのせいなのです。
そうなりたくないためにも、1日1食を習慣化して、レプチン量を正常化し、体の感受性を取り戻しましょう。その後は、ちょっと食べればレプチンによる食欲抑制が働くので、1日1食が楽に続けられるようになります。こうして体重がみるみる減ってくると、あなたは1日1食が楽しくてたまらなくなるでしょう。
学校に勉強がなぜ面白くないかというと、頑張ったぶんがそのまま結果に表れないことが多かったからです。そればかりか徹夜で頑張っても、授業中に居眠りして叱られたりもします。
しかし、ダイエットは正直です。食べなければ確実に痩せます。1日1食を始めて3日目。体重計に乗ってみてください。必ず1,2kgは減っているはずです。そればかりか、ウエストのぜい肉も薄くなっています。 努力が報われることを、ダイエット開始からわずか3日目で実感したあなたは、この生活のとりこになるでしょう。
2020年11月25日
血糖値が測れる測定器を発見!!
私も糖尿病予備軍なので、血糖値がいつも気になっており、検査時でなく、自由にいつでも測れるといいなあ、と思っていたところ、なんと アマゾンで見つけたのである。
すぐ買ってみた。とても良く気軽にできることが気に入った。
下記をご覧あれ!!
すぐ買ってみた。とても良く気軽にできることが気に入った。
下記をご覧あれ!!
糖質オフとプチ断食とは
最近糖質制限なる食事を始めて体重がへったり、血圧が正常になったりと血糖値がさばるようになったりと
ささやかだが、ブームになりつつあるときに、糖質オフとプチ断食との効用とはなにかを教えてくれる本です。
ささやかだが、ブームになりつつあるときに、糖質オフとプチ断食との効用とはなにかを教えてくれる本です。
タグ:糖質制限
2020年11月24日
お腹が鳴る秘密と効用
お腹が空くとどうして「グーッ」となるのか、その秘密と効用を解明しましょう。
(1)1日1食を始めた最初の反応は「モチリン」
妊娠して「つわり」のときに、どうして吐き気を催すのか存じでしょうか。口はあらゆるものを栄養として取り込むのが仕事です。多少腐っても、アクを含んでいても、食べられるものは何でも飲み込んでいきます。普段はそれでよいのですが、妊娠中はお腹に大切な赤ちゃんがいます。赤ちゃんは無抵抗で、もし毒が入ってきたら死産になったり、奇形になったり、大きな問題を起こします。そのため、妊娠長は毒やばい菌のような外敵に対して過剰に反応するのです。ご飯や魚が生臭いだけでも、おなかの赤ちゃんを守るために吐き気が起こるのです。
普段のあなたのイチョウ葉というと、「腹減った、食わさせろ!」といつも訴えています。食事が流れてこないと、それに気付かないあなたに空腹のサインを送るのです。
ヒトをはじめ、あらゆる哺乳動物の小腸の入り口には、食べ物を待ち換えているセンサーがあります。 あなたが1日1食を初めていつまでたっても食事が流れてこないと、小腸は焦って「モチリン」という消化ホルモンを出します。このホルモンは胃を収縮させることによって、まだ胃の中に残っているかも知れない食べ物を小腸に送り込ませようとします。これを「空腹期収縮」と言って、お腹のグーグーの正体です。
(2) 腹ぺこホルモン「グレリン」
さて、モチリンで胃を絞り出しても、何も食べ物が流れてこなければ、次は何をしたらいいでしょう。そうです。食事をさせねばいけません。そこで、空腹にきずいた胃袋から「グレリン」というホルモンが出ます。グレリンの語源は英語の「grow」つまり「成長」です。グレリンは空腹によって刺激された胃粘膜から分泌され、脳の視床下部に働いて食欲を出させるのが仕事です。そして同時に脳の下垂体に働き、成長ホルモンを分泌させます。
成長ホルモンは、別名を「若返りホルモン」と言います。つまりお腹が空いて胃がグーグー言っているとき、若返りホルモンによってあなたはどんどん魅力的になっていくのです。
お腹が鳴ってもあわてて食事しないでください。しばし成長ホルモンによる若返り効果で楽しみましょう。
(3) 体中の遺伝子の修復が始まる
お腹がグーッとなっているときは、更に素晴らしい生命力が湧いてきます。それが「サーチュイン遺伝子」です。前述したように、あらゆる動物実験で食事の量を4割減らしたら1.5倍長生きしたという、通称【延命遺伝子】、またの名を「長寿遺伝子」と言います。しかし、この遺伝子が効果を発揮するには、ある条件が必要でした。それが「空腹」。腹ペコでお腹がグーグッとならない限り、この遺伝子は働かないので、普段は宝の持ち腐れ状態です。
1日1食でお腹をグーッと鳴らしましょう。すると、体内の遺伝子をこのサーチュイン遺伝子がみるみるスキャンしてくれて、傷ついているところをどんどん修復してくれるのです。
老化もがんも、遺伝子の異常が原因と言われています。1日1食で若返りやがん予防は可能だということにもなるのです。
(4) 腸善玉ホルモンが脂肪を燃焼させる
お腹が空いているのに、それでも食事が入ってこないと、体はどう反応するのでしょうか。
そうです。 お腹の中に蓄えていた内臓脂肪を分解して栄養に変えようとします。内臓脂肪はそもそも島民のための蓄えた非常用の燃料ですから、よほどのことがなければ燃焼はしません。どんなに運動しても、優先的に使われるには筋肉内のグリコーゲンという糖ばかりですので、スポーツの後は低血糖になってお腹が空いて食べてしまう。すると、インスリンが分泌されて、逆に内臓脂肪を蓄えてしまう。という具合に、メタボスパイラルにはまるのです。
1日1食ならば、否応なしにお腹は減ります。内臓脂肪は燃焼します。ウエストがくびえることは間違いありません。しかもその時に脂肪細胞から奇跡のホルモンが分泌されます。それが「アデイポネクチン」です。
前に脂肪が燃焼するときはススが出る、そのススが血管の内皮細胞を着ずるけて動脈硬化を起こす、と説明しました。しかし、捨てる神あれば拾う神あり。脂肪の中から動脈硬化を予防して血管の中を掃除してくれるホルモンが出ていることが分かったのです。それが「アデイポネクチン」です。
このホルモンがどんなに頑張っても、あなたがどんどん食べて内臓脂肪を増やしてしまったら、「これ以上働いてもしょうがないや」と、頑張るのを止めてしまいます。ですから、太っている人ではアデイポネクチンはあまり働かず、ますます太ってしまうのです。
でも、あなたが1日1食で痩せてくると、アデイポネクチンはどんどん活性化します。体中の血管を掃除して。あなたを若返らせてくれるのです。
(1)1日1食を始めた最初の反応は「モチリン」
妊娠して「つわり」のときに、どうして吐き気を催すのか存じでしょうか。口はあらゆるものを栄養として取り込むのが仕事です。多少腐っても、アクを含んでいても、食べられるものは何でも飲み込んでいきます。普段はそれでよいのですが、妊娠中はお腹に大切な赤ちゃんがいます。赤ちゃんは無抵抗で、もし毒が入ってきたら死産になったり、奇形になったり、大きな問題を起こします。そのため、妊娠長は毒やばい菌のような外敵に対して過剰に反応するのです。ご飯や魚が生臭いだけでも、おなかの赤ちゃんを守るために吐き気が起こるのです。
普段のあなたのイチョウ葉というと、「腹減った、食わさせろ!」といつも訴えています。食事が流れてこないと、それに気付かないあなたに空腹のサインを送るのです。
ヒトをはじめ、あらゆる哺乳動物の小腸の入り口には、食べ物を待ち換えているセンサーがあります。 あなたが1日1食を初めていつまでたっても食事が流れてこないと、小腸は焦って「モチリン」という消化ホルモンを出します。このホルモンは胃を収縮させることによって、まだ胃の中に残っているかも知れない食べ物を小腸に送り込ませようとします。これを「空腹期収縮」と言って、お腹のグーグーの正体です。
(2) 腹ぺこホルモン「グレリン」
さて、モチリンで胃を絞り出しても、何も食べ物が流れてこなければ、次は何をしたらいいでしょう。そうです。食事をさせねばいけません。そこで、空腹にきずいた胃袋から「グレリン」というホルモンが出ます。グレリンの語源は英語の「grow」つまり「成長」です。グレリンは空腹によって刺激された胃粘膜から分泌され、脳の視床下部に働いて食欲を出させるのが仕事です。そして同時に脳の下垂体に働き、成長ホルモンを分泌させます。
成長ホルモンは、別名を「若返りホルモン」と言います。つまりお腹が空いて胃がグーグー言っているとき、若返りホルモンによってあなたはどんどん魅力的になっていくのです。
お腹が鳴ってもあわてて食事しないでください。しばし成長ホルモンによる若返り効果で楽しみましょう。
(3) 体中の遺伝子の修復が始まる
お腹がグーッとなっているときは、更に素晴らしい生命力が湧いてきます。それが「サーチュイン遺伝子」です。前述したように、あらゆる動物実験で食事の量を4割減らしたら1.5倍長生きしたという、通称【延命遺伝子】、またの名を「長寿遺伝子」と言います。しかし、この遺伝子が効果を発揮するには、ある条件が必要でした。それが「空腹」。腹ペコでお腹がグーグッとならない限り、この遺伝子は働かないので、普段は宝の持ち腐れ状態です。
1日1食でお腹をグーッと鳴らしましょう。すると、体内の遺伝子をこのサーチュイン遺伝子がみるみるスキャンしてくれて、傷ついているところをどんどん修復してくれるのです。
老化もがんも、遺伝子の異常が原因と言われています。1日1食で若返りやがん予防は可能だということにもなるのです。
(4) 腸善玉ホルモンが脂肪を燃焼させる
お腹が空いているのに、それでも食事が入ってこないと、体はどう反応するのでしょうか。
そうです。 お腹の中に蓄えていた内臓脂肪を分解して栄養に変えようとします。内臓脂肪はそもそも島民のための蓄えた非常用の燃料ですから、よほどのことがなければ燃焼はしません。どんなに運動しても、優先的に使われるには筋肉内のグリコーゲンという糖ばかりですので、スポーツの後は低血糖になってお腹が空いて食べてしまう。すると、インスリンが分泌されて、逆に内臓脂肪を蓄えてしまう。という具合に、メタボスパイラルにはまるのです。
1日1食ならば、否応なしにお腹は減ります。内臓脂肪は燃焼します。ウエストがくびえることは間違いありません。しかもその時に脂肪細胞から奇跡のホルモンが分泌されます。それが「アデイポネクチン」です。
前に脂肪が燃焼するときはススが出る、そのススが血管の内皮細胞を着ずるけて動脈硬化を起こす、と説明しました。しかし、捨てる神あれば拾う神あり。脂肪の中から動脈硬化を予防して血管の中を掃除してくれるホルモンが出ていることが分かったのです。それが「アデイポネクチン」です。
このホルモンがどんなに頑張っても、あなたがどんどん食べて内臓脂肪を増やしてしまったら、「これ以上働いてもしょうがないや」と、頑張るのを止めてしまいます。ですから、太っている人ではアデイポネクチンはあまり働かず、ますます太ってしまうのです。
でも、あなたが1日1食で痩せてくると、アデイポネクチンはどんどん活性化します。体中の血管を掃除して。あなたを若返らせてくれるのです。
2020年11月22日
動物が獲物に塩をふって食べない理由
肉食の動物が獲物がとったウサギに塩をふって食べることはないし、草食の動物が草を食べる時に、塩やドレッシングをかけたりしません。ベビーフードにも塩を入れたりしませんね。
これにもきちんと理由があります。 自然の存在する動植物に含まれている塩分だけで、十分に体を維持できるからです。草木の中、動物の体の中にも塩分は含まれているのです。
私たちの祖先が狩猟民族だった原始時代では、塩分は狩をして捕まえていた動物の肉や、食べられる草の中に含まれている塩分量で十分に足りています。本来なrば、肉も野菜も、ほとんど味付けする必要などないというわけです。 にもかかわらず、現代人の場合、塩分を取り過ぎる傾向があります。育ち盛りの子供、特にまだ腎臓が出来上がっていない赤ん坊や腎臓が機能の働きが弱っている高齢者などは、塩分をかなり意識的に控えなければ、腎臓に負担がかかり過ぎてしまいます。
塩分の何が体が悪いのかというと、まず塩分をたくさん摂ることで血液の浸透圧が高くなり、体のほかの水分を奪って血圧をあげてしまいます。血圧が上がると血管の内側の細胞(内皮細胞)は、いつも圧力がかかっている状態になり傷がつく。その傷ついた部分のかさぶたができるのが動脈硬化です。
血圧が上がれば、、更に動脈硬化が進んでいき、それによって血液の流れも悪くなってしまいます。その結果、腎臓や心臓など、大事な臓器に送られる血液の量が少なくなるので、体のほうは血圧をあげることによって、血液を送り込もうとします。
つまり、そもそもは塩分の取り過ぎで血圧高くなって血管が傷つき、動脈硬化が起こるわけですが、動脈硬化が起こると血液が流れにくくなるので、ますます決あるが高くなるという、悪循環に陥ってしまうというわけです。 厚労省の「日本人の食事(2005年版))」<によると、成人に進められている1日の塩分摂取量の目標値は、男性10g未満、女性8g未満。 高血圧患者の場合は、日本高血圧学会が定めた目標値は1日6g未満。(高血圧治療ガイドライン2009年版)。それでも日本人は、平均すると1日10~15gの塩分量は摂っているといわれます。 私たちがよく食べるカケそばやラーメン名地にしても、どんぶり1杯の汁をもみほしてしまえば、それだけで6gくらい塩分を一気にとってしまうことになり、明らかに過剰摂取です。
最近は、にがり製法によりミネラル豊富をうたった天然塩も、いろいろな種類が出回っています。天然塩は塩化ナトリウムの合成塩よりも体にいいと誤解されている面があるようですが、塩分の取り過ぎを助長しているようで非常に危険だと思います。 確かに天然塩にはミネラル分も含まれています。けれど何もミネラルを塩から摂らなくれもいいでしょう。塩からミネラルを摂ろうとすると、相当量は必要になってしまうからです。
ミネラル分はむしろ海藻や魚介類から摂ることをお勧めします。たとえば、もずくや雌株を、酢だけで味付けして食べれば、塩分量を抑えて、ミネラルをたっぷりとることができます。天然塩からわざわざミネラルを摂取するよりも、はるかに健康にいいことは明らかです。
ミネラル豊富をうたい文句にしている天然塩の中には、岩塩のようになめてみるとあまりしょっぱくない、むしろ甘味を感じるような塩もあります。それが、かえっておいしく感じ、しょっぱくないのだから体にもいいのではないかと誤解を招き、肉の上に大粒の岩塩を喜んでひっているグルメな方もいます。
塩なのに、なぜ甘味を感じるのでしょう。
そもそも味というのは、味蕾のセンサーに触れたときに感じるものなので、岩塩のような大きい塩の結晶はカプセル状になっていて、それを口に入れてもすぐには舌先で溶けず、しょっぱさを感知できないまま胃袋の中に入っていってしまいます。それでついつい多めに使ってしまいます。
ですから本来は、岩塩などの大粒の塩はミルですりおろして細かい粉末にして使いましょう。わずかの量でしょっぱさを感じることができて健康的なのです。 辛党に好まれる漬物や塩辛なども、保存がきくものは潮が大量に使われています。発行を止めるためには大量の塩が必要だからです。
市販の塩辛には賞味期限が半年から1年先になっているものも珍しくありません。それに比べて、寿司屋で出るような自家製の塩辛は甘塩で、2日目くらいがちょうどいい食べごろになります。同じ塩辛を食べるのなら、塩分量が少ない方を選んでください。ぬかずけなどの漬け物も、発行を早く進めるためには塩分を少なめになするのがコツです。 メタボリックシンドロームが、カロリーやコレステロールの摂りすぎに注意しなければならないことはよく知られていますが、メタボの診断基準となっている血圧値と血糖値は、塩や砂糖の取りすぎが大きく関係しています。この際塩分の摂りすぎについても、しっかりチェックしてほしいものです。
これにもきちんと理由があります。 自然の存在する動植物に含まれている塩分だけで、十分に体を維持できるからです。草木の中、動物の体の中にも塩分は含まれているのです。
私たちの祖先が狩猟民族だった原始時代では、塩分は狩をして捕まえていた動物の肉や、食べられる草の中に含まれている塩分量で十分に足りています。本来なrば、肉も野菜も、ほとんど味付けする必要などないというわけです。 にもかかわらず、現代人の場合、塩分を取り過ぎる傾向があります。育ち盛りの子供、特にまだ腎臓が出来上がっていない赤ん坊や腎臓が機能の働きが弱っている高齢者などは、塩分をかなり意識的に控えなければ、腎臓に負担がかかり過ぎてしまいます。
塩分の何が体が悪いのかというと、まず塩分をたくさん摂ることで血液の浸透圧が高くなり、体のほかの水分を奪って血圧をあげてしまいます。血圧が上がると血管の内側の細胞(内皮細胞)は、いつも圧力がかかっている状態になり傷がつく。その傷ついた部分のかさぶたができるのが動脈硬化です。
血圧が上がれば、、更に動脈硬化が進んでいき、それによって血液の流れも悪くなってしまいます。その結果、腎臓や心臓など、大事な臓器に送られる血液の量が少なくなるので、体のほうは血圧をあげることによって、血液を送り込もうとします。
つまり、そもそもは塩分の取り過ぎで血圧高くなって血管が傷つき、動脈硬化が起こるわけですが、動脈硬化が起こると血液が流れにくくなるので、ますます決あるが高くなるという、悪循環に陥ってしまうというわけです。 厚労省の「日本人の食事(2005年版))」<によると、成人に進められている1日の塩分摂取量の目標値は、男性10g未満、女性8g未満。 高血圧患者の場合は、日本高血圧学会が定めた目標値は1日6g未満。(高血圧治療ガイドライン2009年版)。それでも日本人は、平均すると1日10~15gの塩分量は摂っているといわれます。 私たちがよく食べるカケそばやラーメン名地にしても、どんぶり1杯の汁をもみほしてしまえば、それだけで6gくらい塩分を一気にとってしまうことになり、明らかに過剰摂取です。
最近は、にがり製法によりミネラル豊富をうたった天然塩も、いろいろな種類が出回っています。天然塩は塩化ナトリウムの合成塩よりも体にいいと誤解されている面があるようですが、塩分の取り過ぎを助長しているようで非常に危険だと思います。 確かに天然塩にはミネラル分も含まれています。けれど何もミネラルを塩から摂らなくれもいいでしょう。塩からミネラルを摂ろうとすると、相当量は必要になってしまうからです。
ミネラル分はむしろ海藻や魚介類から摂ることをお勧めします。たとえば、もずくや雌株を、酢だけで味付けして食べれば、塩分量を抑えて、ミネラルをたっぷりとることができます。天然塩からわざわざミネラルを摂取するよりも、はるかに健康にいいことは明らかです。
ミネラル豊富をうたい文句にしている天然塩の中には、岩塩のようになめてみるとあまりしょっぱくない、むしろ甘味を感じるような塩もあります。それが、かえっておいしく感じ、しょっぱくないのだから体にもいいのではないかと誤解を招き、肉の上に大粒の岩塩を喜んでひっているグルメな方もいます。
塩なのに、なぜ甘味を感じるのでしょう。
そもそも味というのは、味蕾のセンサーに触れたときに感じるものなので、岩塩のような大きい塩の結晶はカプセル状になっていて、それを口に入れてもすぐには舌先で溶けず、しょっぱさを感知できないまま胃袋の中に入っていってしまいます。それでついつい多めに使ってしまいます。
ですから本来は、岩塩などの大粒の塩はミルですりおろして細かい粉末にして使いましょう。わずかの量でしょっぱさを感じることができて健康的なのです。 辛党に好まれる漬物や塩辛なども、保存がきくものは潮が大量に使われています。発行を止めるためには大量の塩が必要だからです。
市販の塩辛には賞味期限が半年から1年先になっているものも珍しくありません。それに比べて、寿司屋で出るような自家製の塩辛は甘塩で、2日目くらいがちょうどいい食べごろになります。同じ塩辛を食べるのなら、塩分量が少ない方を選んでください。ぬかずけなどの漬け物も、発行を早く進めるためには塩分を少なめになするのがコツです。 メタボリックシンドロームが、カロリーやコレステロールの摂りすぎに注意しなければならないことはよく知られていますが、メタボの診断基準となっている血圧値と血糖値は、塩や砂糖の取りすぎが大きく関係しています。この際塩分の摂りすぎについても、しっかりチェックしてほしいものです。
2020年11月21日
砂糖の取り過ぎは確実に寿命を縮める
本来、食事は空腹でお腹がグーッとなったら食べればいいのです。ところがお腹が空いていなくても、時間が来れば習慣で食べているという人が、圧倒的に多いのではないでしょうか。
たとえば、休日にいつもより朝ご飯を9時過ぎに食べたとしても、お昼になった(もうたべなくっちや」となり、3時になったら、お茶の時間にお菓子を食べる、という具合です。
もともと日本には、野良仕事の合間に、ちょっと休憩してお茶を飲むということはあったにせよ、伝統的のお茶の時間を大切にするイギリスのように、3時のお茶に時間にスコーンなど甘いものを食べたりする習慣ななかったはずです。おやつというのは、育ち盛りの子供に食べさせる間食のことで、本来、大人には必要ないもの。子どもの場合、食べたものの栄養は、ほとんどが成長のほうへ回っていくので、エネルギーをそんなには蓄えることができない。食べても体の残らないので、おやつも必要になるわけです。
私が子供時代の昭和30年代には、おやつと言えばふかし芋やトウモロコシ、夏場はスイカやトマトなどがほとんど。今のように袋菓子もなく、おはぎや牡丹餅ということはあっても、誕生日など特別の日でもない限り、ケーキがおやつになるなどということは、まずありませんでした。それが、いまではおやつといえば、あまいお菓子が出てくるのが普通になっています。
ケーキなどの砂糖たっぷりの甘いものを食べると、体がホカホカしてきて眠くなってきますが、それは血糖値が上がってきたからです。
この砂糖が体を老化させ、命を縮める原因となっていることをご存じでしょうか? タバコの害が知られていますが、砂糖はタバコのも匹敵するほど、健康に害を及ぼすものなのです。
スイーツを食べると、血糖値はだいたい140mg/dl以上の上昇します。それはタバコを4本吸った時と同じくらい、血管の内側の細胞を傷つけます。こうした糖の持つ毒性は「糖毒性」と呼ばれ、動脈硬化や脳卒中、心臓病などの原因となるだけでなく、内臓脂肪を増やすので、ダイエットの大敵になります。
さらには、、血液中のコレステロール値をどんどん上昇させます。コレステロールから出ている性ホルモンは、ダイレクトにその影響を受けるので、閉経後の女性に乳がんや子宮体癌が最近とみに増えているのは、このためだと考えられます。
コレステロール値を重症させる肉や乳製品、砂糖たっぷりのスイーツを日本人の5倍も食べているアメリカ人は、乳がんの発生率も日本人の5倍、前立せん癌になる確率も5倍です。早い話、これらを7倍食べれば癌になる確率も7倍に、10倍食べれば10倍に高まるということです。
それだけに、本当にスイーツには気おつけていただきたい。血糖値を急激に上昇させてしまう砂糖を摂取して体を傷つけるようなことは今すぐやめていただきたい。
そのために高血糖はまず膵臓対しても強い攻撃を行います。膵臓のランゲルハンス島β細胞を破壊するのです。β細胞はブドウ糖をエネルギーとして細胞に吸収する働きのあるインスリンというホルモンを分泌するところです。インスリンがどんどん働くと血糖値が下がる代わりに内臓脂肪がどんどん蓄えられて太ってしまいます。それを防ぐためにβ細胞を破壊して太らない体を獲得するのです。それが糖尿病です。
糖尿病になったら、次の標的は捕食器官です。食事を摂るための機能が優れていれば、どんどん食べて太ってしまうので、捕食器官を攻撃して太らなくするのです。
そのために、まずは目の網膜です。網膜を破壊して失明させれば餌を見つくられなくなります。次は腎臓です。腎臓を破壊すれば党が尿中にどんどん出ていってしまうので太れなくなります。そして足です。足の血管を破壊して足を腐らせてしまえば、もい獲物を追っかけることもできなくなって痩せてしまいます。
「糖毒性」は、甘いものを止められないあなたをこれ以上太られないための、生体の防御反応なのです。
砂糖を大量に取るようになったのは、戦後、高度成長以降、飽食の時代になってからのこと。一昔前ま
菓子と言えば、水菓子と呼ばれた果物であり、おやつといえば、吸収の遅いでんぷん質で作ったものがほとんど。血糖値が急に上がるようなことは、まずありませんでした。このあたりにも日本の伝統的な食文化を見直す点が多くあります。
白砂糖が駄目なら、精製していない砂糖はどうかというと、これも結局ショ糖なので、血糖値を上げることには変わりません。もし甘いものを食べるのであれば、さつまいもや小麦、トウモロコシ、コメ、クズ、カタクリなど、でんぷん質を原料としてつくられたものがおすすめです。そうすれば、唾液に含まれるアミラーゼという酵素が、デンプンを糖に変える働きをしてくれます。
たとえば、休日にいつもより朝ご飯を9時過ぎに食べたとしても、お昼になった(もうたべなくっちや」となり、3時になったら、お茶の時間にお菓子を食べる、という具合です。
もともと日本には、野良仕事の合間に、ちょっと休憩してお茶を飲むということはあったにせよ、伝統的のお茶の時間を大切にするイギリスのように、3時のお茶に時間にスコーンなど甘いものを食べたりする習慣ななかったはずです。おやつというのは、育ち盛りの子供に食べさせる間食のことで、本来、大人には必要ないもの。子どもの場合、食べたものの栄養は、ほとんどが成長のほうへ回っていくので、エネルギーをそんなには蓄えることができない。食べても体の残らないので、おやつも必要になるわけです。
私が子供時代の昭和30年代には、おやつと言えばふかし芋やトウモロコシ、夏場はスイカやトマトなどがほとんど。今のように袋菓子もなく、おはぎや牡丹餅ということはあっても、誕生日など特別の日でもない限り、ケーキがおやつになるなどということは、まずありませんでした。それが、いまではおやつといえば、あまいお菓子が出てくるのが普通になっています。
ケーキなどの砂糖たっぷりの甘いものを食べると、体がホカホカしてきて眠くなってきますが、それは血糖値が上がってきたからです。
この砂糖が体を老化させ、命を縮める原因となっていることをご存じでしょうか? タバコの害が知られていますが、砂糖はタバコのも匹敵するほど、健康に害を及ぼすものなのです。
スイーツを食べると、血糖値はだいたい140mg/dl以上の上昇します。それはタバコを4本吸った時と同じくらい、血管の内側の細胞を傷つけます。こうした糖の持つ毒性は「糖毒性」と呼ばれ、動脈硬化や脳卒中、心臓病などの原因となるだけでなく、内臓脂肪を増やすので、ダイエットの大敵になります。
さらには、、血液中のコレステロール値をどんどん上昇させます。コレステロールから出ている性ホルモンは、ダイレクトにその影響を受けるので、閉経後の女性に乳がんや子宮体癌が最近とみに増えているのは、このためだと考えられます。
コレステロール値を重症させる肉や乳製品、砂糖たっぷりのスイーツを日本人の5倍も食べているアメリカ人は、乳がんの発生率も日本人の5倍、前立せん癌になる確率も5倍です。早い話、これらを7倍食べれば癌になる確率も7倍に、10倍食べれば10倍に高まるということです。
それだけに、本当にスイーツには気おつけていただきたい。血糖値を急激に上昇させてしまう砂糖を摂取して体を傷つけるようなことは今すぐやめていただきたい。
そのために高血糖はまず膵臓対しても強い攻撃を行います。膵臓のランゲルハンス島β細胞を破壊するのです。β細胞はブドウ糖をエネルギーとして細胞に吸収する働きのあるインスリンというホルモンを分泌するところです。インスリンがどんどん働くと血糖値が下がる代わりに内臓脂肪がどんどん蓄えられて太ってしまいます。それを防ぐためにβ細胞を破壊して太らない体を獲得するのです。それが糖尿病です。
糖尿病になったら、次の標的は捕食器官です。食事を摂るための機能が優れていれば、どんどん食べて太ってしまうので、捕食器官を攻撃して太らなくするのです。
そのために、まずは目の網膜です。網膜を破壊して失明させれば餌を見つくられなくなります。次は腎臓です。腎臓を破壊すれば党が尿中にどんどん出ていってしまうので太れなくなります。そして足です。足の血管を破壊して足を腐らせてしまえば、もい獲物を追っかけることもできなくなって痩せてしまいます。
「糖毒性」は、甘いものを止められないあなたをこれ以上太られないための、生体の防御反応なのです。
砂糖を大量に取るようになったのは、戦後、高度成長以降、飽食の時代になってからのこと。一昔前ま
菓子と言えば、水菓子と呼ばれた果物であり、おやつといえば、吸収の遅いでんぷん質で作ったものがほとんど。血糖値が急に上がるようなことは、まずありませんでした。このあたりにも日本の伝統的な食文化を見直す点が多くあります。
白砂糖が駄目なら、精製していない砂糖はどうかというと、これも結局ショ糖なので、血糖値を上げることには変わりません。もし甘いものを食べるのであれば、さつまいもや小麦、トウモロコシ、コメ、クズ、カタクリなど、でんぷん質を原料としてつくられたものがおすすめです。そうすれば、唾液に含まれるアミラーゼという酵素が、デンプンを糖に変える働きをしてくれます。