糖質制限食での食材の中心は、魚や肉になります。レパートリーが一巡したら、調理方法や味付けを変えてバリエーションを増すのも一つの方法です。最近は、世界のさまざまな調味料や香辛料が市販されています。食材や調理方法だ同じでも、和風を洋風に、洋風をエスニック風に、と味付けをアレンジすることで飽きのこない献立ができます。
献立にあまり困るようでしたら、思い切って1日2食にしてもいいでしょう。ただし、お子さんの場合は学校給食との兼ね合いがあるので、3食とる方が無難です。
一般のエネルギー制限食では、間食はご法度ですが、糖質制限食では制限ありません。ただし、お菓子ではなく、できるだけ糖質の少ないものを選びます。1回の間食の糖質摂取量は5g以内です。手軽に口にできるナッツやチーズがおすすめ。
食事の時間がなかなか取れないのどで、摂取エネルギー量が少なすぎることもあります。そのような場合、間食で摂取エネルギーを調整しましょう。
昼食は外食をするサラリーマンも多いでしょう。オフィス街のランチメニューはたいていご飯かパンがついているので、食事に困る人も少なくありません。一番いいのは、糖質の少なそうなおかずだけをじぶんで選べる定食屋や社員食堂、学生食堂などがあればありがたいもの。最近では、おかずだけを売っているお弁当屋さんもあるそうですから、それを利用するのもいいでしょう。
お弁当屋定食などで、どうしても主食がついてきてしまう場合はご飯やパンを小量だけ取って残します。どうしても主食を抜きに行くようでしたら、スタンダードにして、昼食だけ主食にして摂るようにしてもいいでしょう。主食を摂る前に薬を飲んだり食後に運動したりして血糖値を下げるなどして、対処することもできます。
いろいろなタイプのレストランの中でも洋食系は、と異質制限をしている人にとって利用しやすいものです。特にフレンチ料理は、和食と違い、味付けに砂糖を使うことはめったにないです。そのためパンやデザートを除けば、自由にメニューを選べます。イタリア料理店では、パスタやピザをたべなければいいでしょう。
一方、糖質制限食実行中に利用しにくいのが、中華料理店。餃子やシュウマイなどの点心の皮は小麦でつっくられていますし、とろみをつけたメニューも多いものです。とろみに使われる片栗粉は数g程度ですが、お店いよって差があるので避けておいた方が無難でしょう。 やむを得ずりようするときは、とろみをさけてたべたり点心の皮を摂って食べたりして自衛しましょう。味付けが甘かったりとろみがついていたりしたら、食べるのをあきらめる必要性もあるでしょう。
一般的に最も健康的っといわれている和食ですが、糖質制限食の立場から困った点が多いのです。最大の問題は、煮物や煮魚をはじめ、照り焼き、西京焼きなど、調理の奥の場面で砂糖を使うことです。しかも高級な日本料理店ほど、味に凝ったり照りを出したりしようとして、よりたくさん砂糖が使われています。
刺身は糖質制限食OK食品です。焼き魚の場合は塩焼きを頼みます。たれやつゆで食べる魚料理は、甘い味付けだったらたれをつけずに食べるか、つけすぎないように注意しましょう。
和食系の外食をするなら、いっそ居酒屋を利用するほうが便利です。味付けがシンプルですし、砂糖の多用をあまり心配せずに済みます。メニューが豊富で、と異質の少なそうなものを単品で頼めるのも大きな利点です。 焼肉屋は、砂糖が多く使われているたれに注意です。漬け込んだ肉は、旨味を出すために大量な砂糖が使われていることがあります
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