1日1食を始めるとお腹が減り、血中のコレステロールが減り始めます。コレステロールは性ホルモンの原料です。時に副腎という腎臓の真上にある小さな臓器から分泌される【アンドロゲン】という男性ホルモンの量を増やします。 このアンドロゲンは別名【とうそうホルモン】と呼ばれ、「闘争」や「逃走」の時、つまりストレスがかかったときに分泌されます。男性ホルモンの量には皮膚の脂分を増やす働きがありますので、ストレスがあると皮膚の脂分が増えニキビやワキガ、ふけや脱毛の原因になるのです。
その原因であるコレステロールが減れば、体臭やニキビがなくなるのは当然でしょう。1日1食はただ痩せるだけでなく、肌を美しくして、体臭までなくしてくれるのです。
さらに1日1食でアンドロゲンが減れば、乳がんや前立腺がんなどのせい幌問で成長する癌は減少します。 またアンドロゲンは男性ホルモンですから、肌を黒くして多毛にします。閉経後の女性が肌のくすみやシミ、産毛による多毛に悩むときに、1日1食によるメタボ解消は効果的です。男性に対しては薄毛に効果があります。
でもちょっと待ってください。アンドロゲンは男性ホルモンで多毛になるといいました。それならアンドロゲンが減った事で、逆に毛が薄くなるの下はと思う方もいらっしゃるでしょう。確かに男性ホルモンは多毛ホルモンです。動物ならライオンの雄にたてがみがあるのは男性ホルモンの作用です。しかし、たてがみが顔にも生えたら苗が見えなくなって敵に気づきにくくなります。そこで、おでこの毛根には、男性ホルモンを薄毛に変えるホルモン「転換酵素」があるのです。これは動物が獲得した進化です。
ストレスがあると毛がぬけるのは、ストレスによってアンドロゲン量が多くなって、転換酵素で薄毛ホルモンになるからです。1日1食は若はげも予防してくれます。
1日1食がダイエット効果だけだと思っていた方は、若返り効果、抗がん効果さらにデオドラント効果まであると聞いて驚かされたことでしょう。それでは驚きついでに、もっとすごい効果について説明します。それは脳の若返り効果です。
ご存じかも知れませんが、脳は子供の頃に成長が止まります。あとは加齢とともに脳細胞が失われるだけです。年を取って物事を忘れやすくなってくると、一歩一歩認知症日被いているのではないかという恐怖心を感じるものです。 ところが近年になって、再生しないはずであった脳細胞が、ある条件において、再生されていることが判明しました。
この条件も、やはり【飢えと寒さ】なのです。
人類はこれまで何度も滅びかけてきました。その中で飢えと寒さに耐える力を持った者だけが生き抜いてきたのです。 その人類は、不可能と言われていた脳細胞の再生までも可能になりました。「海馬」と呼ばれる、人の感性を司るもっとも原始的な脳の部分が脳の若返りに関与していたのです。
このように、1日1食の効用は、限りなく広がっていく可能性を秘めているのです。
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