2017年10月06日
知ってて損はない命を守る話(川編)
私が水の怖さを知ったのは次の三つのことからです
一つは渓流釣りにハマって急な流れの中に立つ経験をしたことからです
もう一つは一緒に海水浴に行った親戚の人たちが海で怖い目にあったからです
三つ目は幼馴染でよく遊んだ近所の同級生が信じられないくらいの
浅い川で水死してしまったからです
まず、渓流釣りの知識と経験から…
川の危険な場所(流れ)について
大人の方はまず川に入る機会や流れの速い場所や深い所には
行くことはないと思いますが…
例えば川の近くでバーベキューをしたり
テントに泊まったりして、ちょっと茶碗や鍋を洗いに…
なんてことはあると思います
川の近くの石はコケが生えているため滑りやすいので(特に夏季)
足を滑らせて、水の中に…ということは考えられなくはないと思います
大丈夫と思いますが知っておいて損はないと思いますのでチェックしてみてください^ ^
むしろ、怖いのは流れの緩やかな所や浅い所です。
特にお子様を持った家族の方に言いたいです
一見安全に見える場所にも危険な所はあるので注意してください。
でも、そんなに神経質になることもないと思います
大切なところだけ注意してあとはアウトドアを自然を楽しんでください
ちゃんと整理して正しく覚えておけば大丈夫です
覚えておいて欲しいのは
○川に行ったら、まず石に苔が付いていないか確認してください。
苔に石がたくさんついている時は
川に入って水遊びしたいなら、他の場所に行った方がいいかもしれません。
足を滑らせると流れによっては急流や深い沈む波のある場所に流されてしまう恐れがあるので。
川に入らなくてもバーベキューの時に皿を洗ったり水を汲みに来たりしたときに
足を滑らせて怪我をしたりしないように注意してください
○川に入って遊びたい時はまず、川の水の様子や川のまわりを注意深く見まわしてみてください
目新しいゴミや流木があったら、増水した証拠です!
いつもより水かさが増して、流れが早くなっているかもしれません
○葉っぱや虫や小さなゴミが流れてきたら、上流は雨が降っている証拠です!
すぐには大丈夫かもしれませんが急に水かさが増す可能性があることを頭に入れておきましょう!!
小さなゴミが流れてきたらそれほど強い雨は降っていないかもしれませんが
大きなゴミ、思いゴミが流れていたら集中豪雨の可能性がありますので水から上がった方が無難です
○その日は晴天でも前日に大雨が降った場合はできれば川に行くのはよく考えたほうがいいでしょう
行きなれた川でも石の場所や流れがウソー!!と思うくらい変わってしまうことがあるからです
ここは大丈夫と思っていつものように歩いていたら、
足が大きな溝に挟まって転んで足の骨を折りそうになったことがありました。
体育会系の私がまだ若い頃のことです
ここからは川で溺れてしまう恐れのある沈む波のお話です
子どもと一緒にちょっと川に水浴びに…
というときは浅いところでも子供から目を離さないでくださいね
男のお子さんでよく川に遊びに行く子にはこういうこともあるんだよ!
だから、注意してね!
と説明するときに参考にしてください
キーワードは渦(沈む流れ)です!
ところで、皆さんは水の流れには沈もうとする波(流れ)と
浮かび上がろうとする波(流れ)があるのを知っていますか?
渓流釣りが好きな人はほぼ間違いなく知っていると思います
というか、これを理解してないと釣れません!
できるだけ、軽いおもりでエサを沈め、渓流の底の流れにいる魚(ヤマメやイワナ)に
食べさせなければならないので沈む流れ(波)に
正確に竿についている重り(エサ)を命中させなければなりません!
うまく命中すると軽いおもりでも水の沈む力で勝手にエサを沈めてくれます
なぜ、軽いおもりでなければいけないのかといえば
渓流に住むイワナやヤマメは水が澄んでいるので
警戒心が強く賢いので糸につける重りが重いと
エサを加えた時に違和感を感じて吐き出してしまうからです
渓流釣りは難しいですよ^ ^
だから、やりがいがあるんですよ♪
釣りに興味がない人はお風呂でお湯をかき混ぜてよく見てみればわかると思います
水はよく見てみるとスジとか渦とか色々見えます
沈む流れがあれば当然反対に上昇する流れもあります
これを知っていれば川で誤って水底に沈められても慌てずに何もしないでいても
近くに上る波があればすぐに川面に勝手に誘導されるということを知っておいてください
怖いのは沈む波です!
わかりやすいのは渦を巻いて沈む波です
イメージできなければ洗面所や浴槽の栓を抜いたときのこと、洗濯機の排水のボタンを押したときのことを考えてみてください
もうシーズンは終わってしまいましたが川遊びしたい人、子供に川で遊ばせたい人は
川のどんなところに渦(沈む流れ)ができるか
考えてみてください…
ヒントは川の中央の流れの速いところではなく
下流に向かって両端の一見流れの遅い淀んでいるように見えるところです
わかりましたか?
ゆっくり大きく楕円を描いて流れる巻き返しという場所です
特に大きな石がある(沈んでる)石)がある岸の近くは
強い️
巻き返しの流れ=沈む流れ
ができやすいので要注意です
水の深さ(量)にもよりますが
大きな流木や大きな動物とかも引き込まれるくらい強力な
沈む流れができていることがあるので特に注意が必要です
人間なんか簡単に沈められてしまいます
特に子供は
でも、間違えて沈む波に飲まれてしまっても仕組みさえ知っていれば大丈夫なんですよ!
なんで溺れてしまうのかといえば、沈む波に乗って
沈んでしまうと、沈められまいと水の流れに
逆らおうとしてしまうからです
仕組みを知っていれば大丈夫!と言ったのは
海の流れもそうですがあわてず恐れず水の流れに抵抗せず
そのままにしていれば少し経てば、岸の方に水の表面の方に
勝手に戻ってくるからです
そこで立つなり、泳ぐなりすれば苦労せずに岸に戻れると思います
実は水の流れはそうなっているのです
海でも川でも。
海はスケールが大きいので戻ってくるまでに時間がかかると思います
つまり、スケールの大きさはいろいろありますが水の流れは
渦を巻いているのですから必ず元に戻るような流れになっているのです
でも、このことを知らないと溺れると思って抵抗してしまうと思います
もがいてももがいてもがんばってもがんばっても
逆に頑張れば頑張るほど溺れてしまう可能性が高くなってしまうと思います
むしろ、泳ぎに自信があるほど自滅してしまう可能性があると思います
自然の摂理を知っていなければ、もちろん競泳で金メダルの人でも
水の流れに勝つのは不可能です!
海のことも知りたいと思ったならこの記事↓も見てください
https://fanblogs.jp/egaoyumeikiikimywayeasylife/archive/40/0
季節外れの話題を書いてしまいましたが先月にブログ始めたばかりなのでご了承ください
大切な話なので秋の川近くでのバーベキューや来年のアウトドアのために
覚えておいて損はないと思ったので
最後にちょっと怖い話を…そういえば大きな深い淵には河童がいる!って言うお話聞いたことありますか?
深い深い水底へ引っ張られる!!って言われますよね?
私は妖怪とかの話も好きですが、ちょっと現実的な話をしておくと、やはり淵には渦を巻いて沈み込む強力な波が淵のような大きくて深くて水量のある場所にはあるんです
渓流釣りでも大物の多くは淵で釣れます
ヤマメやイワナも大きくなると呼び名も変わり
サクラマスとかアメマスと呼ばれ、大きなものでは50cm以上にもなります
でも、場所によってはもっと大きな鯉とか中国から流入してしまったコクレンやハクレンは1m以上にもなります。
巨大な魚を見てしまった昔の人は想像上の生き物の河童とかを生み出したのかもしれません^ ^
河童に興味がある方はぜひ
この記事↓も見て行ってくださんせ
https://fanblogs.jp/egaoyumeikiikimywayeasylife/archive/32/0
最後に冒頭に書いた幼なじみの友だちがまだ高校生の時に川で遊んでいて亡くなってしまった話のことですが
私は親が暴力団(暴力警官)だったため、学校を数年おきに転々としました
暴力団といったのは高校の時、車でむかえにきた父親を知らずに目撃した友だちが私に
「さっきから車でうろついているあの男何しにきてんだべな…どう見ても暴力団にしか見えない!」と真顔で言っていたからです(爆)w
話を元に戻して、その子と遊んでいた場所には珍しく5年以上もいることができました
私が引っ越した時お互いまだ小5の時はもちろんまだ元気でした
信じられないニュースを目にしたのは私が二人が高二の時でした
ウソだと思い新聞を読んでみると、本当でした。残念だったのは悔しかったのは納得が行かなかったのは
本当に数十センチという浅場で溺れてしまったことです
さらにその少し後には再びまさかの出来事に遭遇してしまいます
しかも今度は家族の事故です
絶対に起こるはずない出来事が待っていました
母の日と弟の誕生日の買い物の帰り道…
続きは今度
渓流釣りはこんな人にオススメです!
○一人になりたい
○キレイな水や景色を見てのんびりしたい
○難しい釣りに挑戦してみたい
○釣って魚を美味しく食べたい
○緊迫感のあるスリリングな気分味わってみたい
金太郎のようにツキノワグマと相撲を取ってみたい
↑これはジョークですが(笑)
でも今の季節は山に行くと熊に会うこともあるのでご注意を!!
これも記事にするのでお待ちください^ ^
簡単に言えば、一人でも音を立てていれば大丈夫です!
月の輪熊は実は音に非常に敏感だからです
鈴を鳴らしたり、太鼓を叩いたり、爆竹を鳴らしたり…
川から離れていれば歌とか口笛でも効果あるかもですが
近くだと強力な水音に邪魔されて危険です
Thank you for watching and reading ^ ^
ブログ村にも登録参加しています
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6781534
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック