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2014年10月02日
エボラ出血熱、米国初のエボラ感染者、子ども含む最大18人が接触
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱、米国初のエボラ感染者、子ども含む最大18人が接触】をお届けします。
10月1日、
米国内で初のエボラ出血熱感染者が確認されるなか、
ダラス郡当局は、
現時点で子どもを含む12─18人がこの患者と接触した可能性があると明らかにした。
米国内で初のエボラ出血熱感染者が確認されるなか、
ダラス郡の保健当局者は1日、
現時点で子どもを含む12─18人がこの患者と接触した可能性があるとみて、
これらの人々を対象に経過観察を行っていることを明らかにした。
コラム:エボラ流行は「人道危機」、別の病気の死者も増加へ
患者の男性は28日、
病状が深刻化したため、
テキサス・ヘルス・プレスビテリアン病院に入院した。
ただ、
男性はその2日前の26日にすでに同病院で診察を受けており、
その際、
病院側は抗生剤を処方しただけで男性を帰宅させたことが判明している。
この結果、
この男性と接触した人が増えた可能性があるとみられている。
男性は週末、
ダラス地区に住む5人の生徒と接触した。
当局では、
この生徒らを含め、
男性と接触した可能性のある人全員について、
向こう21日間、
経過観察の対象になるとした。
世界保健機関(WHO)は25日、
西アフリカの5カ国でエボラ出血熱により約3000人が命を落としたと発表した。
また米疾病対策センター(CDC)は、
有効な策が講じられなければ、
来年1月までに感染者数は55万─140万人に達する恐れがあると警告した。
しかし、
今年3月にギニアで始まり、
リベリア、
シエラレオネ、
ナイジェリア、
セネガルに広がったエボラ熱の流行は、
恐ろしい現実のほんの一部でしかない。
ギニアでは先に、
エボラ熱に関する啓発活動をしていた地元政府職員ら8人が住民によって殺害された。
感染者は医療機関での受診を避けている。
WHOによると、
医療従事者のエボラ熱感染者は373人で、
そのうち208人が死亡した。
国際的な医療関連慈善団体
「ウェルカム・トラスト」
のジェレミー・ファラー代表によると、
西アフリカの公衆衛生システムは壊滅的状況に追い込まれているという。
その結果、
来年はマラリアによる死者が4倍に増え、
予防接種プログラムの破たんで子供がジフテリアやポリオや結核にかかるリスクが高まると専門家らは指摘する。
医療の崩壊が出産の現場や糖尿病や精神疾患の治療などにも影響することは言うまでもない。
つまり、
これは時間との闘いだ。
WHOのディレクターを務めるクリストファー・ダイ氏は、
もし対策が部分的にしか成功しなければ、
エボラ感染は西アフリカで永久的な脅威になりかねないと警鐘を鳴らす。
エボラ熱とそれによる巻き添え被害が広範な人道危機になる前に、
国際社会が感染を阻止できることを願うばかりだ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱、米国初のエボラ感染者、子ども含む最大18人が接触】をお届けします。
10月1日、
米国内で初のエボラ出血熱感染者が確認されるなか、
ダラス郡当局は、
現時点で子どもを含む12─18人がこの患者と接触した可能性があると明らかにした。
米国内で初のエボラ出血熱感染者が確認されるなか、
ダラス郡の保健当局者は1日、
現時点で子どもを含む12─18人がこの患者と接触した可能性があるとみて、
これらの人々を対象に経過観察を行っていることを明らかにした。
コラム:エボラ流行は「人道危機」、別の病気の死者も増加へ
患者の男性は28日、
病状が深刻化したため、
テキサス・ヘルス・プレスビテリアン病院に入院した。
ただ、
男性はその2日前の26日にすでに同病院で診察を受けており、
その際、
病院側は抗生剤を処方しただけで男性を帰宅させたことが判明している。
この結果、
この男性と接触した人が増えた可能性があるとみられている。
男性は週末、
ダラス地区に住む5人の生徒と接触した。
当局では、
この生徒らを含め、
男性と接触した可能性のある人全員について、
向こう21日間、
経過観察の対象になるとした。
世界保健機関(WHO)は25日、
西アフリカの5カ国でエボラ出血熱により約3000人が命を落としたと発表した。
また米疾病対策センター(CDC)は、
有効な策が講じられなければ、
来年1月までに感染者数は55万─140万人に達する恐れがあると警告した。
しかし、
今年3月にギニアで始まり、
リベリア、
シエラレオネ、
ナイジェリア、
セネガルに広がったエボラ熱の流行は、
恐ろしい現実のほんの一部でしかない。
ギニアでは先に、
エボラ熱に関する啓発活動をしていた地元政府職員ら8人が住民によって殺害された。
感染者は医療機関での受診を避けている。
WHOによると、
医療従事者のエボラ熱感染者は373人で、
そのうち208人が死亡した。
国際的な医療関連慈善団体
「ウェルカム・トラスト」
のジェレミー・ファラー代表によると、
西アフリカの公衆衛生システムは壊滅的状況に追い込まれているという。
その結果、
来年はマラリアによる死者が4倍に増え、
予防接種プログラムの破たんで子供がジフテリアやポリオや結核にかかるリスクが高まると専門家らは指摘する。
医療の崩壊が出産の現場や糖尿病や精神疾患の治療などにも影響することは言うまでもない。
つまり、
これは時間との闘いだ。
WHOのディレクターを務めるクリストファー・ダイ氏は、
もし対策が部分的にしか成功しなければ、
エボラ感染は西アフリカで永久的な脅威になりかねないと警鐘を鳴らす。
エボラ熱とそれによる巻き添え被害が広範な人道危機になる前に、
国際社会が感染を阻止できることを願うばかりだ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
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2014年10月01日
エボラ出血熱、エボラ新薬やワクチンの現状
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱、エボラ新薬やワクチンの現状】をお届けします。
西アフリカで感染が広がるエボラ出血熱。
世界保健機関(WHO)では今週、
新薬やワクチンがエボラ封じ込めに果たす役割について協議が行われる。
WHO専門家委員会は先月、
エボラ患者に対する治験薬や未承認ワクチンの投与は倫理的との認識で一致した。
ただし、
こうした薬品の効果や安全性を確かめるために臨床試験を行う「道徳上の義務」もあるとしている。
一方、
先週には新たな研究結果により、
エボラウイルスが急速に突然変異することも明らかになっている。
変異したウイルスは感染力が強まり、
現在試験中の薬品やワクチンの効果を弱める可能性もある。
エボラ熱の有望な治療薬として最も注目を集めているのは、
米マップ・バイオファーマシューティカルが開発している「Zマップ」だろう。
これまでに「Zマップ」はエボラ感染者7人に投与され、
開発メーカーは在庫が底をついたと明らかにした。
シエラレオネでエボラに感染した英国人看護師ウィリアム・プーリー氏にも「Zマップ」が投与されたが、
まだ薬の効果を判断できる段階にはない。
これまでに投与を受けた患者のうち2人が死亡しており、
回復した人は恐らく、
十分な補助的治療を受けていたり、
年齢が比較的若かったり、
他に疾患を抱えていないなどの要因もあったのだろう。
偶然もあるかもしれない。
「Zマップ」はサルを使った実験では投与された18匹すべてが回復したが、
まだ人間への臨床試験は行われておらず、
分からないことが多く残されている。
他のエボラ治療薬候補には、
「TKMエボラ」や
「AVI─7537」や
「ファビピラビル」のほか、
「クロミフェン」や
「トレミフェン」などエストロゲン受容体遮断薬、
「BCX─4430」、
「ST─383」などがある。
米食品医薬品局(FDA)は7月、
健康な人を対象にした「TKMエボラ」の小規模臨床試験について、
高投与量では炎症やインフルエンザのような反応を引き起こしたとの理由で中断させた。
炎症はエボラ患者にもみられる症状だ。
「TKMエボラ」はRNA干渉と呼ばれる新技術を使い、
エボラウイルスの遺伝子を攻撃する。
「AVI─7537」の初期臨床試験は、
資金を提供していた米国防総省の予算削減によって中止されている。
インフルエンザの治療に使われている
「ファビピラビル」
やエストロゲン受容体遮断薬は人間に使っても安全であることは分かっており、
エボラ出血熱の治療にも有望ではあるが、
エボラ感染者での効果は確かめられていない。
「BCX─4430」と
「ST─383」はともにヒトでの臨床試験前の段階だ。
エボラ出血熱の感染を予防するワクチンも開発されている。
米国立衛生研究所(NIH)は英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同開発したワクチンについて、
ヒトでの臨床試験を今週から始める。
安全であることが分かれば、
GSKは最も感染リスクの高い地域に最大1万回分を無償提供する計画だ。
NIHはGSK以外にも、
クルーセル社やプロフェクタス・バイオサイエンス社、
トーマス・ジェファーソン大学の研究チームなどともエボラ熱ワクチンの開発を進めている。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)傘下のクルーセルが開発するワクチンは、
2015年終盤か2016年初頭に初期の臨床試験に入るとみられる。
この他、
実験中のワクチンには、
カナダ公衆衛生庁が開発し、
ニューリンク・ジェネティクス社にライセンス供与した「VSV─EBOV」がある。
健康なボランティアを対象にした「VSV─EBOV」の試験は10月に始まる予定。
カナダ政府はWHOに最大1000回分の「VSV─EBOV」を無償提供しており、
ニューリンク・ジェネティクス社は向こう数カ月でワクチン生産を増やそうとしている。
研究者らは新薬や新ワクチンについて、
数万回分とは言わないまでも、
数千回分は必要になると推測している。
エボラ熱の新薬や新ワクチンを研究し、
患者に投与することはもちろん重要だが、
現在効果をあげている手段を犠牲にすべきではない。
血圧維持や電解質補給などの対症療法や合併症の治療により、
エボラ患者の死亡率を下げられることは分かっている。
しかし、
西アフリカでは、
そうした医療へのアクセスは依然として限られている。
また、
新薬の一部はエボラ患者の治療に効果をあげるかもしれないが、
それでヒトからヒトへの感染拡大を抑えられるかは分からない。
感染を阻止できなければ、
エボラ熱を封じ込めることはできない。
一方で、
感染者をいち早く発見することも優先課題だ。
そうなれば患者は早い段階で対症療法を受けることができ、
感染拡大を防ぐための隔離措置や、
患者と接触した人の特定やテストも容易になる。
また、
医療従事者には十分な量の個人用防護服などの提供が必要だ。
しかしながら、
感染地域の医療システムに対する大規模な投資がなければ、
そうしたことは机上の空論に過ぎない。
WHOは先週、
エボラ感染地域の支援に4億8900万ドルを拠出すると発表したが、
それだけでは足りない。
こうしている間にも、
崩壊しつつある現地の医療機関では、
食料不足による栄養失調やマラリアなどの感染症、
出産に伴う合併症などで多くの人が命を落としている。
新しい技術は確かに魅力的だが、
万能薬ではない。
特に、
医療システムが機能不全に陥っている場合はなおさらだ。
いまだに世界で年間130万人が命を落としているとされる結核の例を見れば、
それは明らかだろう。
つい最近まで、
結核の診断には最長2カ月を要し、
その間に患者は死亡することもあった。
しかし、
2時間以内に診断可能な最新システム
「GeneXpert(ジーンエキスパート)」が開発され、
感染症専門家らは、
迅速な治療につながることで死亡者も減ると疑わなかった。
2011年には、
南アフリカ当局が、
ジーンエキスパートの実用試験に乗り出した。その結果、
最新の診断システムを導入しても結核による死者数に大きな変化はなかったという。
ジーンエキスパートが機能しなかったわけではない。
診断は全体のプロセスのほんの一部分にしかすぎないのだ。
貧困地域での病気に対する医学研究者や医薬品会社からの関心はあまりに低過ぎる。
エボラ熱のような病気と闘うための薬やワクチンにはもっと投資すべきだ。
ただ、
それを待っている余裕もない。
焦眉の課題は、
今ある手立てをもっとうまく活用すべく、
医療システムの強化に投資することだ。
いずれ新薬や新ワクチンも使えるようになる。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱、エボラ新薬やワクチンの現状】をお届けします。
西アフリカで感染が広がるエボラ出血熱。
世界保健機関(WHO)では今週、
新薬やワクチンがエボラ封じ込めに果たす役割について協議が行われる。
WHO専門家委員会は先月、
エボラ患者に対する治験薬や未承認ワクチンの投与は倫理的との認識で一致した。
ただし、
こうした薬品の効果や安全性を確かめるために臨床試験を行う「道徳上の義務」もあるとしている。
一方、
先週には新たな研究結果により、
エボラウイルスが急速に突然変異することも明らかになっている。
変異したウイルスは感染力が強まり、
現在試験中の薬品やワクチンの効果を弱める可能性もある。
エボラ熱の有望な治療薬として最も注目を集めているのは、
米マップ・バイオファーマシューティカルが開発している「Zマップ」だろう。
これまでに「Zマップ」はエボラ感染者7人に投与され、
開発メーカーは在庫が底をついたと明らかにした。
シエラレオネでエボラに感染した英国人看護師ウィリアム・プーリー氏にも「Zマップ」が投与されたが、
まだ薬の効果を判断できる段階にはない。
これまでに投与を受けた患者のうち2人が死亡しており、
回復した人は恐らく、
十分な補助的治療を受けていたり、
年齢が比較的若かったり、
他に疾患を抱えていないなどの要因もあったのだろう。
偶然もあるかもしれない。
「Zマップ」はサルを使った実験では投与された18匹すべてが回復したが、
まだ人間への臨床試験は行われておらず、
分からないことが多く残されている。
他のエボラ治療薬候補には、
「TKMエボラ」や
「AVI─7537」や
「ファビピラビル」のほか、
「クロミフェン」や
「トレミフェン」などエストロゲン受容体遮断薬、
「BCX─4430」、
「ST─383」などがある。
米食品医薬品局(FDA)は7月、
健康な人を対象にした「TKMエボラ」の小規模臨床試験について、
高投与量では炎症やインフルエンザのような反応を引き起こしたとの理由で中断させた。
炎症はエボラ患者にもみられる症状だ。
「TKMエボラ」はRNA干渉と呼ばれる新技術を使い、
エボラウイルスの遺伝子を攻撃する。
「AVI─7537」の初期臨床試験は、
資金を提供していた米国防総省の予算削減によって中止されている。
インフルエンザの治療に使われている
「ファビピラビル」
やエストロゲン受容体遮断薬は人間に使っても安全であることは分かっており、
エボラ出血熱の治療にも有望ではあるが、
エボラ感染者での効果は確かめられていない。
「BCX─4430」と
「ST─383」はともにヒトでの臨床試験前の段階だ。
エボラ出血熱の感染を予防するワクチンも開発されている。
米国立衛生研究所(NIH)は英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同開発したワクチンについて、
ヒトでの臨床試験を今週から始める。
安全であることが分かれば、
GSKは最も感染リスクの高い地域に最大1万回分を無償提供する計画だ。
NIHはGSK以外にも、
クルーセル社やプロフェクタス・バイオサイエンス社、
トーマス・ジェファーソン大学の研究チームなどともエボラ熱ワクチンの開発を進めている。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)傘下のクルーセルが開発するワクチンは、
2015年終盤か2016年初頭に初期の臨床試験に入るとみられる。
この他、
実験中のワクチンには、
カナダ公衆衛生庁が開発し、
ニューリンク・ジェネティクス社にライセンス供与した「VSV─EBOV」がある。
健康なボランティアを対象にした「VSV─EBOV」の試験は10月に始まる予定。
カナダ政府はWHOに最大1000回分の「VSV─EBOV」を無償提供しており、
ニューリンク・ジェネティクス社は向こう数カ月でワクチン生産を増やそうとしている。
研究者らは新薬や新ワクチンについて、
数万回分とは言わないまでも、
数千回分は必要になると推測している。
エボラ熱の新薬や新ワクチンを研究し、
患者に投与することはもちろん重要だが、
現在効果をあげている手段を犠牲にすべきではない。
血圧維持や電解質補給などの対症療法や合併症の治療により、
エボラ患者の死亡率を下げられることは分かっている。
しかし、
西アフリカでは、
そうした医療へのアクセスは依然として限られている。
また、
新薬の一部はエボラ患者の治療に効果をあげるかもしれないが、
それでヒトからヒトへの感染拡大を抑えられるかは分からない。
感染を阻止できなければ、
エボラ熱を封じ込めることはできない。
一方で、
感染者をいち早く発見することも優先課題だ。
そうなれば患者は早い段階で対症療法を受けることができ、
感染拡大を防ぐための隔離措置や、
患者と接触した人の特定やテストも容易になる。
また、
医療従事者には十分な量の個人用防護服などの提供が必要だ。
しかしながら、
感染地域の医療システムに対する大規模な投資がなければ、
そうしたことは机上の空論に過ぎない。
WHOは先週、
エボラ感染地域の支援に4億8900万ドルを拠出すると発表したが、
それだけでは足りない。
こうしている間にも、
崩壊しつつある現地の医療機関では、
食料不足による栄養失調やマラリアなどの感染症、
出産に伴う合併症などで多くの人が命を落としている。
新しい技術は確かに魅力的だが、
万能薬ではない。
特に、
医療システムが機能不全に陥っている場合はなおさらだ。
いまだに世界で年間130万人が命を落としているとされる結核の例を見れば、
それは明らかだろう。
つい最近まで、
結核の診断には最長2カ月を要し、
その間に患者は死亡することもあった。
しかし、
2時間以内に診断可能な最新システム
「GeneXpert(ジーンエキスパート)」が開発され、
感染症専門家らは、
迅速な治療につながることで死亡者も減ると疑わなかった。
2011年には、
南アフリカ当局が、
ジーンエキスパートの実用試験に乗り出した。その結果、
最新の診断システムを導入しても結核による死者数に大きな変化はなかったという。
ジーンエキスパートが機能しなかったわけではない。
診断は全体のプロセスのほんの一部分にしかすぎないのだ。
貧困地域での病気に対する医学研究者や医薬品会社からの関心はあまりに低過ぎる。
エボラ熱のような病気と闘うための薬やワクチンにはもっと投資すべきだ。
ただ、
それを待っている余裕もない。
焦眉の課題は、
今ある手立てをもっとうまく活用すべく、
医療システムの強化に投資することだ。
いずれ新薬や新ワクチンも使えるようになる。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
エボラ出血熱、米国で初のエボラ熱患者、CDCが確認、リベリアで感染か
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱、米国で初のエボラ熱患者、CDCが確認、リベリアで感染か】をお届けします。
ここ暫くエボラ出血熱に関する日誌を更新していませんでしたが、
本日は緊急なニュースが飛び込んできました。
米疾病対策センター(CDC)のフリーデン所長は9月30日、
米国内でエボラ出血熱患者を確認したと発表した。
感染拡大は確実に阻止できるとも強調した。
米国での感染者確認は初めて。
患者は流行地である西アフリカのリベリアで感染したとみられる。
また、
米CDCによると、
アフリカ大陸外でエボラ出血熱の感染者が確認されたのも初めてとみられる。
世界保健機関(WHO)は25日、
西アフリカの5カ国でエボラ出血熱により約3000人が命を落としたと発表した。
また米疾病対策センター(CDC)は、
有効な策が講じられなければ、
来年1月までに感染者数は55万─140万人に達する恐れがあると警告した。
しかし、
今年3月にギニアで始まり、
リベリア、
シエラレオネ、
ナイジェリア、
セネガルに広がったエボラ熱の流行は、
恐ろしい現実のほんの一部でしかない。
ギニアでは先に、
エボラ熱に関する啓発活動をしていた地元政府職員ら8人が住民によって殺害された。
感染者は医療機関での受診を避けている。
WHOによると、
医療従事者のエボラ熱感染者は373人で、
そのうち208人が死亡した。
国際的な医療関連慈善団体
「ウェルカム・トラスト」
のジェレミー・ファラー代表によると、
西アフリカの公衆衛生システムは壊滅的状況に追い込まれているという。
その結果、
来年はマラリアによる死者が4倍に増え、
予防接種プログラムの破たんで子供がジフテリアやポリオや結核にかかるリスクが高まると専門家らは指摘する。
医療の崩壊が出産の現場や糖尿病や精神疾患の治療などにも影響することは言うまでもない。
つまり、
これは時間との闘いだ。
WHOのディレクターを務めるクリストファー・ダイ氏は、
もし対策が部分的にしか成功しなければ、
エボラ感染は西アフリカで永久的な脅威になりかねないと警鐘を鳴らす。
エボラ熱とそれによる巻き添え被害が広範な人道危機になる前に、
国際社会が感染を阻止できることを願うばかりだ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱、米国で初のエボラ熱患者、CDCが確認、リベリアで感染か】をお届けします。
ここ暫くエボラ出血熱に関する日誌を更新していませんでしたが、
本日は緊急なニュースが飛び込んできました。
米疾病対策センター(CDC)のフリーデン所長は9月30日、
米国内でエボラ出血熱患者を確認したと発表した。
感染拡大は確実に阻止できるとも強調した。
米国での感染者確認は初めて。
患者は流行地である西アフリカのリベリアで感染したとみられる。
また、
米CDCによると、
アフリカ大陸外でエボラ出血熱の感染者が確認されたのも初めてとみられる。
世界保健機関(WHO)は25日、
西アフリカの5カ国でエボラ出血熱により約3000人が命を落としたと発表した。
また米疾病対策センター(CDC)は、
有効な策が講じられなければ、
来年1月までに感染者数は55万─140万人に達する恐れがあると警告した。
しかし、
今年3月にギニアで始まり、
リベリア、
シエラレオネ、
ナイジェリア、
セネガルに広がったエボラ熱の流行は、
恐ろしい現実のほんの一部でしかない。
ギニアでは先に、
エボラ熱に関する啓発活動をしていた地元政府職員ら8人が住民によって殺害された。
感染者は医療機関での受診を避けている。
WHOによると、
医療従事者のエボラ熱感染者は373人で、
そのうち208人が死亡した。
国際的な医療関連慈善団体
「ウェルカム・トラスト」
のジェレミー・ファラー代表によると、
西アフリカの公衆衛生システムは壊滅的状況に追い込まれているという。
その結果、
来年はマラリアによる死者が4倍に増え、
予防接種プログラムの破たんで子供がジフテリアやポリオや結核にかかるリスクが高まると専門家らは指摘する。
医療の崩壊が出産の現場や糖尿病や精神疾患の治療などにも影響することは言うまでもない。
つまり、
これは時間との闘いだ。
WHOのディレクターを務めるクリストファー・ダイ氏は、
もし対策が部分的にしか成功しなければ、
エボラ感染は西アフリカで永久的な脅威になりかねないと警鐘を鳴らす。
エボラ熱とそれによる巻き添え被害が広範な人道危機になる前に、
国際社会が感染を阻止できることを願うばかりだ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
2014年09月26日
ノーベル賞・理研の十倉好紀(とくら・よしのり)創発物性科学研究センター長、物理学賞の有力候補
おはようございます、ecarです。
今日は【ノーベル賞・理研の十倉好紀(とくら・よしのり)創発物性科学研究センター長、物理学賞の有力候補】 をお届けします。
理化学研究所の十倉好紀創発物性科学研究センター長は、
光誘起相転移現象の発見、
電子型高温超伝導体の発見、
高温超伝導物質の一般則の発見とその応用、フィリング制御モット転移系の物性研究、
酸化物巨大磁気抵抗(CMR)効果の発見と機構解明、
モット絶縁体の巨大非線形光学効果の発見、
有機分子性強誘電体の創製、
マルチフェロイックスの巨大電気磁気効果の発見、
磁気スキルミオンの観測と物性解明、
など。
既発表論文はNature誌19編、
Nature姉妹誌30編、
Science誌21編、
Phys.Rev.Lett.誌170余編、
他を含む。
文献情報会社トムソン・ロイターは25日、
論文の引用回数の調査などに基づいて予想したノーベル賞有力候補者27人を発表した。
日本からは物理学賞候補に、
理化学研究所の十倉好紀(とくら・よしのり)創発物性科学研究センター長(60)が選ばれた。
十倉 好紀(とくら よしのり、
1954年3月1日 - )は日本の物理学者。
専門は物性物理学である。
電子型高温超伝導体の発見、
酸化物巨大磁気抵抗(CMR)効果の発見と機構解明、
マルチフェロイックスの巨大電気磁気効果の発見、
磁気スキルミオンの観測と物性解明など多数の顕著な業績を挙げている。
現在は東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻教授・理化学研究所 創発物性科学研究センター(CEMS)センター長。
兵庫県西脇市高田井町出身。
同僚の樽茶清悟とは大学時代の同級生である。
実兄の十倉雅和は住友化学代表取締役社長。
十倉氏の選出理由は
「新しいマルチフェロイック物質に関する先駆的研究」。
マルチフェロイック物質は、
電圧によって磁気的性質が変わったり、
磁気によって電気的性質が変わったりする新材料で、
電力消費の少ない記憶装置などへの応用が期待されている。
十倉氏は2002〜05年にも、
超電導に関する研究で物理学賞候補に挙げられた。
異なるテーマで2度の選出は、
同社が予想を始めた02年以降で初めて。
有力候補者は、
同社のデータベースから各分野で論文引用数が上位0.1%に入る研究者から、
ノーベル賞の傾向などを加味して選定。
02年から昨年までに日本人19人を含む211人を候補に挙げ、
このうち35人がノーベル賞を受賞した。
今年のノーベル賞は10月6日から順次発表される。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【ノーベル賞・理研の十倉好紀(とくら・よしのり)創発物性科学研究センター長、物理学賞の有力候補】 をお届けします。
理化学研究所の十倉好紀創発物性科学研究センター長は、
光誘起相転移現象の発見、
電子型高温超伝導体の発見、
高温超伝導物質の一般則の発見とその応用、フィリング制御モット転移系の物性研究、
酸化物巨大磁気抵抗(CMR)効果の発見と機構解明、
モット絶縁体の巨大非線形光学効果の発見、
有機分子性強誘電体の創製、
マルチフェロイックスの巨大電気磁気効果の発見、
磁気スキルミオンの観測と物性解明、
など。
既発表論文はNature誌19編、
Nature姉妹誌30編、
Science誌21編、
Phys.Rev.Lett.誌170余編、
他を含む。
文献情報会社トムソン・ロイターは25日、
論文の引用回数の調査などに基づいて予想したノーベル賞有力候補者27人を発表した。
日本からは物理学賞候補に、
理化学研究所の十倉好紀(とくら・よしのり)創発物性科学研究センター長(60)が選ばれた。
十倉 好紀(とくら よしのり、
1954年3月1日 - )は日本の物理学者。
専門は物性物理学である。
電子型高温超伝導体の発見、
酸化物巨大磁気抵抗(CMR)効果の発見と機構解明、
マルチフェロイックスの巨大電気磁気効果の発見、
磁気スキルミオンの観測と物性解明など多数の顕著な業績を挙げている。
現在は東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻教授・理化学研究所 創発物性科学研究センター(CEMS)センター長。
兵庫県西脇市高田井町出身。
同僚の樽茶清悟とは大学時代の同級生である。
実兄の十倉雅和は住友化学代表取締役社長。
十倉氏の選出理由は
「新しいマルチフェロイック物質に関する先駆的研究」。
マルチフェロイック物質は、
電圧によって磁気的性質が変わったり、
磁気によって電気的性質が変わったりする新材料で、
電力消費の少ない記憶装置などへの応用が期待されている。
十倉氏は2002〜05年にも、
超電導に関する研究で物理学賞候補に挙げられた。
異なるテーマで2度の選出は、
同社が予想を始めた02年以降で初めて。
有力候補者は、
同社のデータベースから各分野で論文引用数が上位0.1%に入る研究者から、
ノーベル賞の傾向などを加味して選定。
02年から昨年までに日本人19人を含む211人を候補に挙げ、
このうち35人がノーベル賞を受賞した。
今年のノーベル賞は10月6日から順次発表される。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
2014年09月24日
エボラ熱放置なら来年1月に感染140万人も
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ熱放置なら来年1月に感染140万人も】をお届けします。
米疾病対策センター(CDC)は23日、
西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱について、
効果的な対策を拡充せず放置すれば、
2015年1月に感染者が
55万〜140万人に達する可能性があるとの予測を発表した。
ただし、
流行を抑制するのは可能だとも指摘した。
CDCが設定した計算方式を使った予測で、
リベリアやシエラレオネなど感染が拡大する現場で
国連などが強化しつつある対策の効果は考慮されていない。
一方で、
対策が進んだ場合も想定。
感染者の約70%がエボラ熱対応の医療施設に入院したと仮定すれば、
感染は減り始め、
最終的には終息するとの見通しを示した。
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米ニューヨークを訪問中の岸田文雄外相は22日、
ロックフェラー財団主催の会合であいさつし、
西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱対策のため、
最大23人の医療専門家を世界保健機関
(WHO)のプログラムを通じて現地にする用意があると表明した。
実際の派遣人数は今後、WHOと協議して決める。
日本政府はこれまでに計3人の医師を交代で現地に送っている。
外相は
「日本は人間の安全保障の観点から、
さらなる支援策を検討している。
今回の大流行に対処するためには団結した対応が必要だ」
と強調した。
岸田文雄外相の現地支援発表はグッドタイミングでしたね。
国際社会の注目する中で、
日本の信頼がアピールできました。
関係者もお疲れ様でした。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ熱放置なら来年1月に感染140万人も】をお届けします。
米疾病対策センター(CDC)は23日、
西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱について、
効果的な対策を拡充せず放置すれば、
2015年1月に感染者が
55万〜140万人に達する可能性があるとの予測を発表した。
ただし、
流行を抑制するのは可能だとも指摘した。
CDCが設定した計算方式を使った予測で、
リベリアやシエラレオネなど感染が拡大する現場で
国連などが強化しつつある対策の効果は考慮されていない。
一方で、
対策が進んだ場合も想定。
感染者の約70%がエボラ熱対応の医療施設に入院したと仮定すれば、
感染は減り始め、
最終的には終息するとの見通しを示した。
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米ニューヨークを訪問中の岸田文雄外相は22日、
ロックフェラー財団主催の会合であいさつし、
西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱対策のため、
最大23人の医療専門家を世界保健機関
(WHO)のプログラムを通じて現地にする用意があると表明した。
実際の派遣人数は今後、WHOと協議して決める。
日本政府はこれまでに計3人の医師を交代で現地に送っている。
外相は
「日本は人間の安全保障の観点から、
さらなる支援策を検討している。
今回の大流行に対処するためには団結した対応が必要だ」
と強調した。
岸田文雄外相の現地支援発表はグッドタイミングでしたね。
国際社会の注目する中で、
日本の信頼がアピールできました。
関係者もお疲れ様でした。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
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それでは、「ごきげんよう!」ecar
2014年09月23日
エボラ出血熱、感染による死者は2811人に上ったと発表
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱、感染による死者は2811人に上ったと発表】をお届けします。
リベリアの首都モンロビアにある国際医療支援団体
「国境なき医師団(MSF)」
が運営する病院で、
防護服を着て立つスタッフ。
世界保健機関(World Health Organization、WHO)は22日、
西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱への感染による死者は2811人に上ったと発表した。
一方、
セネガルとナイジェリアでの感染拡大は、
おおむね封じ込めに至ったとみられることを明らかにした。
エボラ熱の
「恐怖要因」
で西アフリカ経済に大打撃、
世銀が警告
今月14日の時点での死者数は2630人だったが、
その後、
新たに181人が死亡した。
前週に開いたエボラ出血熱に関する緊急委員会の会合の結果を同日公表したWHOによると、
9月18日までに確認されている西アフリカ5か国での感染者は、
疑い例を含めて合計5864人に上っている。
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西アフリカ・シエラレオネの当局は、
エボラ出血熱のさらなる感染拡大を防ぐために実施した外出禁止令と戸別訪問により、
新たに約150人の感染者を発見し、
さらにこれまで統計に含まれていなかった約70人の病死者を確認したと発表した。
当局は今後も戸別訪問による対策を実施する可能性を示唆している。
同国の緊急事態対策センターのスティーブン・ガオジア(Steven Gaojia)所長は21日、
「埋葬しなければならない遺体があふれかえっているが、
これはエボラの流行が始まって以来、
日常的な状況だ。
今回、少なくとも150人ほどの新たな感染者を確認した」
と述べた。
この発言に先立ち、
当局は70人ほどの病死者の遺体を発見したと発表していた。
今年に入り隣国のリベリアやギニアでも発生し、
すでに2600人以上の犠牲者が出ているエボラ出血熱の感染拡大を食い止めようと、
シエラレオネ政府は600万人の国民に3日間の外出禁止令を発令した。
医療関係者など必要不可欠な業務に携わる人々や、
各家庭に石けんを配布し感染の予防法を教えるために戸別訪問を行った3万人ほどのボランティアのみが、
外出禁止令の対象外とされた。
同国のアブバカル・フォファナ(Abubakarr Fofanah)保健相はAFPの取材に対し、
ボランティアによる戸別訪問は全世帯の80%近くに行うことができ、
今回の作戦は成功したとの見方を示した。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱、感染による死者は2811人に上ったと発表】をお届けします。
リベリアの首都モンロビアにある国際医療支援団体
「国境なき医師団(MSF)」
が運営する病院で、
防護服を着て立つスタッフ。
世界保健機関(World Health Organization、WHO)は22日、
西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱への感染による死者は2811人に上ったと発表した。
一方、
セネガルとナイジェリアでの感染拡大は、
おおむね封じ込めに至ったとみられることを明らかにした。
エボラ熱の
「恐怖要因」
で西アフリカ経済に大打撃、
世銀が警告
今月14日の時点での死者数は2630人だったが、
その後、
新たに181人が死亡した。
前週に開いたエボラ出血熱に関する緊急委員会の会合の結果を同日公表したWHOによると、
9月18日までに確認されている西アフリカ5か国での感染者は、
疑い例を含めて合計5864人に上っている。
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西アフリカ・シエラレオネの当局は、
エボラ出血熱のさらなる感染拡大を防ぐために実施した外出禁止令と戸別訪問により、
新たに約150人の感染者を発見し、
さらにこれまで統計に含まれていなかった約70人の病死者を確認したと発表した。
当局は今後も戸別訪問による対策を実施する可能性を示唆している。
同国の緊急事態対策センターのスティーブン・ガオジア(Steven Gaojia)所長は21日、
「埋葬しなければならない遺体があふれかえっているが、
これはエボラの流行が始まって以来、
日常的な状況だ。
今回、少なくとも150人ほどの新たな感染者を確認した」
と述べた。
この発言に先立ち、
当局は70人ほどの病死者の遺体を発見したと発表していた。
今年に入り隣国のリベリアやギニアでも発生し、
すでに2600人以上の犠牲者が出ているエボラ出血熱の感染拡大を食い止めようと、
シエラレオネ政府は600万人の国民に3日間の外出禁止令を発令した。
医療関係者など必要不可欠な業務に携わる人々や、
各家庭に石けんを配布し感染の予防法を教えるために戸別訪問を行った3万人ほどのボランティアのみが、
外出禁止令の対象外とされた。
同国のアブバカル・フォファナ(Abubakarr Fofanah)保健相はAFPの取材に対し、
ボランティアによる戸別訪問は全世帯の80%近くに行うことができ、
今回の作戦は成功したとの見方を示した。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
2014年09月22日
RSウイルス感染症の患者が、西日本を中心に増え始めている
おはようございます、ecarです。
今日は【RSウイルス感染症の患者が、西日本を中心に増え始めている】 をお届けします。
乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症の患者が、
西日本を中心に増え始めていて、
今後、
流行が全国に広がるとみられることから、
国立感染症研究所は手洗いなど対策の徹底を呼びかけています。
RSウイルス感染症は、
発熱やせきなどかぜに似た症状の出る病気で、
秋から冬にかけて主に乳幼児で流行し、
初めての感染では肺炎や脳症を引き起こして重症化することがあります。
国立感染症研究所によりますと、
今月7日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関で新たに
RSウイルス感染症と診断された患者は2156人で、
前の週の1.7倍に増えました。
都道府県別では、
最も多いのが福岡県で297人、
次いで大阪府が258人、
東京都が120人、
広島県が114人となっていて、
特に西日本で患者が増えています。
RSウイルス感染症の流行は例年、
12月から1月にかけてピークを迎えることから、
患者数は今後さらに増えるとみられています。
国立感染症研究所の木村博一室長は
「今は流行のはしりで、
これから全国に流行が広がると考えられる。
特に6か月未満の赤ちゃんは症状が急激に悪化して気管支炎や肺炎を引き起こしやすく、
また持病のある高齢者も重症化しやすい。
手洗いやマスクといった感染防止対策を徹底してほしい」
と注意を呼びかけています。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【RSウイルス感染症の患者が、西日本を中心に増え始めている】 をお届けします。
乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症の患者が、
西日本を中心に増え始めていて、
今後、
流行が全国に広がるとみられることから、
国立感染症研究所は手洗いなど対策の徹底を呼びかけています。
RSウイルス感染症は、
発熱やせきなどかぜに似た症状の出る病気で、
秋から冬にかけて主に乳幼児で流行し、
初めての感染では肺炎や脳症を引き起こして重症化することがあります。
国立感染症研究所によりますと、
今月7日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関で新たに
RSウイルス感染症と診断された患者は2156人で、
前の週の1.7倍に増えました。
都道府県別では、
最も多いのが福岡県で297人、
次いで大阪府が258人、
東京都が120人、
広島県が114人となっていて、
特に西日本で患者が増えています。
RSウイルス感染症の流行は例年、
12月から1月にかけてピークを迎えることから、
患者数は今後さらに増えるとみられています。
国立感染症研究所の木村博一室長は
「今は流行のはしりで、
これから全国に流行が広がると考えられる。
特に6か月未満の赤ちゃんは症状が急激に悪化して気管支炎や肺炎を引き起こしやすく、
また持病のある高齢者も重症化しやすい。
手洗いやマスクといった感染防止対策を徹底してほしい」
と注意を呼びかけています。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
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2014年09月20日
デング熱蚊が死滅する10月には感染終息。専門家「卵で越冬もウイルスは次世代に伝わらない」
おはようございます、ecarです。
今日は【デング熱蚊が死滅する10月には感染終息へ。専門家「卵で越冬もウイルスは次世代に伝わらない」】 をお届けします。
デング熱は蚊が媒介するウイルスによる疾患で、
アジア、
中南米など世界の広範な地域で流行している。
症状としては発熱、
頭痛、
筋肉痛や皮膚の発疹等が症状として現れるが、
症状が出ない不顕性感染もあるという。
人から人に直接感染することはない。
デング熱の国内感染者が8月末の感染判明から、
現在までに140人を超えた。
涼しくなるとウイルスを媒介する蚊がいなくなるため、
デング熱も終息するという情報は本当だろうか。
これからどんな対策が必要なのか。
感染症対策に取り組む専門家に聞いてみた。
蚊にさされてから症状が出るまでの潜伏期間は2〜15日、
3〜7日で発症
症状としては、
突然の発熱、
激しい頭痛、
関節痛、
筋肉痛、
発疹等が出て、
蚊にさされてから症状が出るまでの潜伏期間は2〜15日といわれ、
多くは3日から7日で発症するという。
デング熱自体は
「国内のデング熱の感染は約70年ぶり」
ということで大きく報じられているが、
アジアなどでは元々多く、
仕事へ海外に行き、
帰国した人が発症する例は国内でも多い。
予防法をある保健所に聞くと
「肌の露出をひかえる、虫さされスプレーをご利用いただくのがいちばんよいのでは」と話している。
デング熱についての詳しい内容は、
厚生労働省の公式サイトや保健所のサイトなどに掲載されている。
デング熱はデングウイルスが感染して発症する熱性感染症で、
発熱や頭痛、
ひふの発疹などが、
主な症状だ。
蚊が感染を媒介し、
人間から人間へ直接感染することはない。
有効なワクチンはないものの、
体内からウイルスが消失すると症状も改善する比較的良好な感染症だ。
感染しても発症しないことが多い。
熱帯や亜熱帯の全域で流行している。
日本では近年、
200名前後の感染が毎年報告されてきたが、
昨年の外国人渡航者の症例を除いて国内感染は報告されていなかった。
しかし、
今年8月末、東京都立代々木公園で感染したとみられる複数の患者が判明し、
国内感染の疑いが強まった。
患者が全国的に点在し、
いまだにわずかながらも患者数が増え続けていることから、
デング熱への不安が解消されないまま、
秋を迎えている。
国内ではヤブカの一種であるヒトスジシマカが媒介する。
このヒトスジシマカの生態が、
デング熱流行と終息のカギを握っている。
大阪府健康医療部保健医療室医療対策課の田邉雅章参事(感染症対策担当)が次のように話す。
「ヒトスジシマカは5月から10月まで活動し、
成虫は10月下旬には死滅します。卵で越冬しますが、
卵を通じてデングウイルスが次世代に伝わったとの報告はありません。
成虫の寿命は30日から40日ですので、
デングウイルスに感染している成虫がまもなく死滅すると、
デング熱は終息に向かうと思われます」
今年は例年にも増して、
秋の深まりが待たれるところだ。
田邉参事ら感染症対策チームの府民に対する役割は、
感染症に関する適切な注意の喚起と、
過剰な不安の軽減。
一方、
デング熱発生以降の経緯を振り返ると、
主な感染場所が東京都心の著名な公園だったこと、
女性タレントが番組ロケ中に感染したこと、
楽しいはずの夏休みの旅行で感染した患者が相次いだことなどが衝撃の連鎖を招き、
さまざまな憶測を呼んで、
やや上滑り的な関心事に発展した一面が否定できない。
田邉参事は
「デング熱の患者数は多いですが、
きわめて深刻な症状は報告されていません。
大阪府下でも代々木公園での感染者が3名確認されましたが、
3名とも順調に回復されました」と、
冷静に受け止めている。
大阪府では、
感染症対策の一環として、
2003年から毎年、
蚊の捕集調査を実施してきた。
今年も6月から10月まで年8回、
府内の15カ所で蚊を採集して調査。
現在までに、
5回の調査で2053匹の蚊を採集して検査したが、
デング熱や日本脳炎を引き起こすウイルスを保有する蚊はいなかった。
引き続き10月まで調査を継続し、
監視体制は緩めないという。
田邉参事は
「念のため用心を重ねてほしい」
と注意を促す。
第1の対策は成虫による感染から身を守ることだ。
「蚊にさされそうな野山や公園に出かける際には、
長そで長ズボンの着用を心掛けてください。
蚊を寄せ付けない蚊取り線香をたくことも効果的です」
厚生労働省作成のデング熱対策手引きによると、
夜間使用されている蚊取り線香、蚊取りマットなどの殺虫剤は、
殺虫効果の他にも、
蚊を屋内に侵入させない効果も期待されるため、
昼間から殺虫剤を使用する方法も効果的という。
蚊取り線香などは季節外れとしまわずに、
今しばらく身近に置いて活用したいものだ。
第2の対策は幼虫発生源の根絶だ。
蚊の幼虫であるボウフラのすみかといえば、
池やドブ川を思い浮かべるが、
ヒトスジシマカは、
ごく小さな水たまりに好んで卵を産む。
植木鉢の下の受け皿、
置き忘れたつぼ、
捨てられたままの空き缶やビニール袋などに水がたまり、
ボウフラがわいてしまう。
「庭やベランダなど、
身近なところで不用意な水たまりを作らないよう、
習慣づけてください」
家庭菜園のバケツは使っていないとき、
伏せておくだけでもいい。
日ごろから自宅や会社、
学校の周囲を清掃するのも、
ボウフラ防除に役立つ。
田邉参事がもっとも強調するのが、
デング熱の教訓を、
来年以降に生かすことだ。
「マラリア、
コレラなど、
デング熱以上に注意すべき感染症が少なからずあります。
海外旅行に出かける際、
旅行先でどんな感染症のリスクがあるかを事前に調べ、
必要があれば予防接種などの適切な措置を取りたい」
情報収集にはインターネットが効果的。
たとえば厚生労働省検疫所のホームページで、
渡航地域別に感染症の状況や対策に関する情報を入手することができる。
田邉参事は「有益な情報を集めて感染症のリスクがあることを知ったうえで、
むやみに怖がることなく感染症と向き合う。
自分の身を守り、
周囲への感染症の広がりを防いで互いに健康を支え合う機運を醸成してほしい」
と話す。
国際交流の推進に伴い、
感染症のボーダレス化も加速しつつある。
デング熱の教訓からグローバル化の時代を生き抜く知恵を学びたい。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【デング熱蚊が死滅する10月には感染終息へ。専門家「卵で越冬もウイルスは次世代に伝わらない」】 をお届けします。
デング熱は蚊が媒介するウイルスによる疾患で、
アジア、
中南米など世界の広範な地域で流行している。
症状としては発熱、
頭痛、
筋肉痛や皮膚の発疹等が症状として現れるが、
症状が出ない不顕性感染もあるという。
人から人に直接感染することはない。
デング熱の国内感染者が8月末の感染判明から、
現在までに140人を超えた。
涼しくなるとウイルスを媒介する蚊がいなくなるため、
デング熱も終息するという情報は本当だろうか。
これからどんな対策が必要なのか。
感染症対策に取り組む専門家に聞いてみた。
蚊にさされてから症状が出るまでの潜伏期間は2〜15日、
3〜7日で発症
症状としては、
突然の発熱、
激しい頭痛、
関節痛、
筋肉痛、
発疹等が出て、
蚊にさされてから症状が出るまでの潜伏期間は2〜15日といわれ、
多くは3日から7日で発症するという。
デング熱自体は
「国内のデング熱の感染は約70年ぶり」
ということで大きく報じられているが、
アジアなどでは元々多く、
仕事へ海外に行き、
帰国した人が発症する例は国内でも多い。
予防法をある保健所に聞くと
「肌の露出をひかえる、虫さされスプレーをご利用いただくのがいちばんよいのでは」と話している。
デング熱についての詳しい内容は、
厚生労働省の公式サイトや保健所のサイトなどに掲載されている。
デング熱はデングウイルスが感染して発症する熱性感染症で、
発熱や頭痛、
ひふの発疹などが、
主な症状だ。
蚊が感染を媒介し、
人間から人間へ直接感染することはない。
有効なワクチンはないものの、
体内からウイルスが消失すると症状も改善する比較的良好な感染症だ。
感染しても発症しないことが多い。
熱帯や亜熱帯の全域で流行している。
日本では近年、
200名前後の感染が毎年報告されてきたが、
昨年の外国人渡航者の症例を除いて国内感染は報告されていなかった。
しかし、
今年8月末、東京都立代々木公園で感染したとみられる複数の患者が判明し、
国内感染の疑いが強まった。
患者が全国的に点在し、
いまだにわずかながらも患者数が増え続けていることから、
デング熱への不安が解消されないまま、
秋を迎えている。
国内ではヤブカの一種であるヒトスジシマカが媒介する。
このヒトスジシマカの生態が、
デング熱流行と終息のカギを握っている。
大阪府健康医療部保健医療室医療対策課の田邉雅章参事(感染症対策担当)が次のように話す。
「ヒトスジシマカは5月から10月まで活動し、
成虫は10月下旬には死滅します。卵で越冬しますが、
卵を通じてデングウイルスが次世代に伝わったとの報告はありません。
成虫の寿命は30日から40日ですので、
デングウイルスに感染している成虫がまもなく死滅すると、
デング熱は終息に向かうと思われます」
今年は例年にも増して、
秋の深まりが待たれるところだ。
田邉参事ら感染症対策チームの府民に対する役割は、
感染症に関する適切な注意の喚起と、
過剰な不安の軽減。
一方、
デング熱発生以降の経緯を振り返ると、
主な感染場所が東京都心の著名な公園だったこと、
女性タレントが番組ロケ中に感染したこと、
楽しいはずの夏休みの旅行で感染した患者が相次いだことなどが衝撃の連鎖を招き、
さまざまな憶測を呼んで、
やや上滑り的な関心事に発展した一面が否定できない。
田邉参事は
「デング熱の患者数は多いですが、
きわめて深刻な症状は報告されていません。
大阪府下でも代々木公園での感染者が3名確認されましたが、
3名とも順調に回復されました」と、
冷静に受け止めている。
大阪府では、
感染症対策の一環として、
2003年から毎年、
蚊の捕集調査を実施してきた。
今年も6月から10月まで年8回、
府内の15カ所で蚊を採集して調査。
現在までに、
5回の調査で2053匹の蚊を採集して検査したが、
デング熱や日本脳炎を引き起こすウイルスを保有する蚊はいなかった。
引き続き10月まで調査を継続し、
監視体制は緩めないという。
田邉参事は
「念のため用心を重ねてほしい」
と注意を促す。
第1の対策は成虫による感染から身を守ることだ。
「蚊にさされそうな野山や公園に出かける際には、
長そで長ズボンの着用を心掛けてください。
蚊を寄せ付けない蚊取り線香をたくことも効果的です」
厚生労働省作成のデング熱対策手引きによると、
夜間使用されている蚊取り線香、蚊取りマットなどの殺虫剤は、
殺虫効果の他にも、
蚊を屋内に侵入させない効果も期待されるため、
昼間から殺虫剤を使用する方法も効果的という。
蚊取り線香などは季節外れとしまわずに、
今しばらく身近に置いて活用したいものだ。
第2の対策は幼虫発生源の根絶だ。
蚊の幼虫であるボウフラのすみかといえば、
池やドブ川を思い浮かべるが、
ヒトスジシマカは、
ごく小さな水たまりに好んで卵を産む。
植木鉢の下の受け皿、
置き忘れたつぼ、
捨てられたままの空き缶やビニール袋などに水がたまり、
ボウフラがわいてしまう。
「庭やベランダなど、
身近なところで不用意な水たまりを作らないよう、
習慣づけてください」
家庭菜園のバケツは使っていないとき、
伏せておくだけでもいい。
日ごろから自宅や会社、
学校の周囲を清掃するのも、
ボウフラ防除に役立つ。
田邉参事がもっとも強調するのが、
デング熱の教訓を、
来年以降に生かすことだ。
「マラリア、
コレラなど、
デング熱以上に注意すべき感染症が少なからずあります。
海外旅行に出かける際、
旅行先でどんな感染症のリスクがあるかを事前に調べ、
必要があれば予防接種などの適切な措置を取りたい」
情報収集にはインターネットが効果的。
たとえば厚生労働省検疫所のホームページで、
渡航地域別に感染症の状況や対策に関する情報を入手することができる。
田邉参事は「有益な情報を集めて感染症のリスクがあることを知ったうえで、
むやみに怖がることなく感染症と向き合う。
自分の身を守り、
周囲への感染症の広がりを防いで互いに健康を支え合う機運を醸成してほしい」
と話す。
国際交流の推進に伴い、
感染症のボーダレス化も加速しつつある。
デング熱の教訓からグローバル化の時代を生き抜く知恵を学びたい。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
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2014年09月19日
デング熱上野公園で感染か蚊を駆除、閉鎖はせず
おはようございます、ecarです。
今日は【デング熱上野公園で感染か蚊を駆除、閉鎖はせず】 をお届けします。
東京都は19日、
都立上野恩賜公園(台東区)で
デング熱に感染した可能性のある患者が確認されたと発表した。
都は同日午後、
同公園で蚊の駆除を行う。
公園の閉鎖はしない。
都などによると、感染したのは埼玉県の20代女性で、
7日に上野公園の噴水池近くのベンチで蚊に刺され、
13日に発症。
都内の医療機関を受診し、
18日に感染が確認された。
感染者が出た代々木公園(渋谷区)や新宿中央公園(新宿区)に最近は行っておらず、
海外渡航歴もないという。
厚生労働省と静岡県は18日、
熱海保健所管内の20代男性がデング熱に感染したと発表した。
男性は今月上旬に東京都内を訪れているほか、
発症した今月10日と前日、
同県熱海市内の勤務先で蚊に刺されたと話しているという。
感染経路は特定できていないが、
勤務先周辺の蚊がウイルスを保有している可能性もあり、
駆除が実施される。
都立上野公園(台東区)で、
都内の20代女性が蚊に刺され、
デング熱に感染した可能性があると発表した。
女性は発熱などの症状が出て入院しているが、
症状は重くないという。
都は同日午後、
女性が蚊に刺されたという園内北東側の噴水池一帯で蚊の駆除を進める。
感染源とみられる場所は都内で6カ所目となった。
都によると、
女性は7日に上野公園に行き、
噴水池近くのベンチに座っていたときに蚊に刺されたという。
13日にデング熱の症状が現れ、
17日に入院した。
都や区は園内に注意喚起の看板を設置し、
蚊の駆除を進めるほか、
園内で採集した蚊のウイルス保有調査を行う。
都は公園の閉鎖について
「真っ先にやるべきは注意喚起と蚊の駆除で、
様子を見て判断する」
と話している。
代々木公園にはじまり、
新宿中央公園や新宿御苑まで
「立ち入り制限」
がかかるなど、
“デング熱騒動”が過熱するなか、
昨日9月13日、
東京都心の日比谷公園では、
現在話題となっているドイツビールの祭典、
オクトーバーフェストが催された。
「騒動は気にはなりますけど、
天気もいいし、
美味しいビールとソーセージには目がないので、
虫除けスプレー持参で思い切って来ました!」
千葉市から友人3人で訪れたという30代の男性は、
額に汗を滲ませながらこう笑顔で話してくれた。
この日、
国内で確認されたデング熱の感染者が17都道府県で計116人に達したが、
柔らかな秋の日差しが眩しいくらいの絶好のビール日和とあって、
会場内は本場ドイツビールのファンで大盛況。
軒を連ねるブースには、
熟成された苦味が何とも言えない格調高い濃厚黒ビール
「クローネ」や、
カラメルモルト風味でフルーティーな香り漂う
「オクトーバーヴァイツェン」など、
本場ならではのきめ細かな泡立ちの美味しいビールがズラリと並んでいた。
「オクトーバーフェストはこれで3回目なんですが、
毎回初お目見えの銘柄と出会えるので、
それも見どころのひとつ。
つまみもボリュームがあるし、
あまりピッチを上げるとすぐお腹が膨れちゃうんで、
マッターリ飲み続けるのがいいんじゃないですかね」
三鷹市からやってきたという20代のカップルがそう話すように、
ビールのつまみも魅力だ。
ジューシーな肉々しさが堪らないジャーマン・ソーセージは言うまでもなく、
ムール貝の白ワイン蒸しや、
ラタトゥイユ付若鶏の香草焼き……など、
ビールにうってつけの肴が目白押しとなっている。
そもそもこのフェスト、
ドイツ・バイエルン州の州都ミュンヘンで毎年9月半ばから10月上旬に催される世界最大規模のお祭りに倣ったイベントで、
日本では、
2010年に15万人(全国4会場)ほどの客足だったが、
年々話題が広がり、
昨年2013年には実に60万人(全国12会場)もの動員数を誇る人気イベントとなっているのだ。
日比谷公園のフェストもドイツ大使館などが後援者として名を連ねているが、
この日、
会場入り口には、
「ご自由にお使い下さい」
と書かれたプレートとともに、
虫除けスプレーが10缶ほど置かれていた。
「いちおう、
家から虫除けスプレーとカーディガンは持ってきたんですが、
こういう心遣いは嬉しいですよね。
デング熱ウイルスに負けないように、
ビールをしこたま飲んで体を内側から消毒してきます!」
友人2人でスプレーをかけ合っていた30代女子はこう意気込んでくれたが、
23日まで続くオクトーバーフェストの開催中にも事態が収束してくれることを祈るばかりだ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【デング熱上野公園で感染か蚊を駆除、閉鎖はせず】 をお届けします。
東京都は19日、
都立上野恩賜公園(台東区)で
デング熱に感染した可能性のある患者が確認されたと発表した。
都は同日午後、
同公園で蚊の駆除を行う。
公園の閉鎖はしない。
都などによると、感染したのは埼玉県の20代女性で、
7日に上野公園の噴水池近くのベンチで蚊に刺され、
13日に発症。
都内の医療機関を受診し、
18日に感染が確認された。
感染者が出た代々木公園(渋谷区)や新宿中央公園(新宿区)に最近は行っておらず、
海外渡航歴もないという。
厚生労働省と静岡県は18日、
熱海保健所管内の20代男性がデング熱に感染したと発表した。
男性は今月上旬に東京都内を訪れているほか、
発症した今月10日と前日、
同県熱海市内の勤務先で蚊に刺されたと話しているという。
感染経路は特定できていないが、
勤務先周辺の蚊がウイルスを保有している可能性もあり、
駆除が実施される。
都立上野公園(台東区)で、
都内の20代女性が蚊に刺され、
デング熱に感染した可能性があると発表した。
女性は発熱などの症状が出て入院しているが、
症状は重くないという。
都は同日午後、
女性が蚊に刺されたという園内北東側の噴水池一帯で蚊の駆除を進める。
感染源とみられる場所は都内で6カ所目となった。
都によると、
女性は7日に上野公園に行き、
噴水池近くのベンチに座っていたときに蚊に刺されたという。
13日にデング熱の症状が現れ、
17日に入院した。
都や区は園内に注意喚起の看板を設置し、
蚊の駆除を進めるほか、
園内で採集した蚊のウイルス保有調査を行う。
都は公園の閉鎖について
「真っ先にやるべきは注意喚起と蚊の駆除で、
様子を見て判断する」
と話している。
代々木公園にはじまり、
新宿中央公園や新宿御苑まで
「立ち入り制限」
がかかるなど、
“デング熱騒動”が過熱するなか、
昨日9月13日、
東京都心の日比谷公園では、
現在話題となっているドイツビールの祭典、
オクトーバーフェストが催された。
「騒動は気にはなりますけど、
天気もいいし、
美味しいビールとソーセージには目がないので、
虫除けスプレー持参で思い切って来ました!」
千葉市から友人3人で訪れたという30代の男性は、
額に汗を滲ませながらこう笑顔で話してくれた。
この日、
国内で確認されたデング熱の感染者が17都道府県で計116人に達したが、
柔らかな秋の日差しが眩しいくらいの絶好のビール日和とあって、
会場内は本場ドイツビールのファンで大盛況。
軒を連ねるブースには、
熟成された苦味が何とも言えない格調高い濃厚黒ビール
「クローネ」や、
カラメルモルト風味でフルーティーな香り漂う
「オクトーバーヴァイツェン」など、
本場ならではのきめ細かな泡立ちの美味しいビールがズラリと並んでいた。
「オクトーバーフェストはこれで3回目なんですが、
毎回初お目見えの銘柄と出会えるので、
それも見どころのひとつ。
つまみもボリュームがあるし、
あまりピッチを上げるとすぐお腹が膨れちゃうんで、
マッターリ飲み続けるのがいいんじゃないですかね」
三鷹市からやってきたという20代のカップルがそう話すように、
ビールのつまみも魅力だ。
ジューシーな肉々しさが堪らないジャーマン・ソーセージは言うまでもなく、
ムール貝の白ワイン蒸しや、
ラタトゥイユ付若鶏の香草焼き……など、
ビールにうってつけの肴が目白押しとなっている。
そもそもこのフェスト、
ドイツ・バイエルン州の州都ミュンヘンで毎年9月半ばから10月上旬に催される世界最大規模のお祭りに倣ったイベントで、
日本では、
2010年に15万人(全国4会場)ほどの客足だったが、
年々話題が広がり、
昨年2013年には実に60万人(全国12会場)もの動員数を誇る人気イベントとなっているのだ。
日比谷公園のフェストもドイツ大使館などが後援者として名を連ねているが、
この日、
会場入り口には、
「ご自由にお使い下さい」
と書かれたプレートとともに、
虫除けスプレーが10缶ほど置かれていた。
「いちおう、
家から虫除けスプレーとカーディガンは持ってきたんですが、
こういう心遣いは嬉しいですよね。
デング熱ウイルスに負けないように、
ビールをしこたま飲んで体を内側から消毒してきます!」
友人2人でスプレーをかけ合っていた30代女子はこう意気込んでくれたが、
23日まで続くオクトーバーフェストの開催中にも事態が収束してくれることを祈るばかりだ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
猛毒の“ネコ毛虫”、米国で大発生か
おはようございます、ecarです。
今日は【猛毒の“ネコ毛虫”、米国で大発生か】 をお届けします。
フロリダ大学の昆虫学者ドン・ホール(Don Hall)氏によると、
プス・キャタピラーという名前は可愛らしいネコ(puss)に似ていることからついたものだ。
一見、
柔らかそうに見えるが、
外側のふさふさした毛の下には猛毒を持つ小さなトゲが隠れていて、
これが人の皮膚に突き刺さる。
ふわふわで癒される、
といった類のものではない。
猛毒であるにもかかわらず、
ついつい触らずにはいられないふさふさの毛虫が大発生している可能性があり、
アメリカ東部の人々が病院に担ぎ込まれているというのだ。
「プス・キャタピラーのトゲはハチの針のような触覚だが、
もっとやっかいだ。
刺さると同時に痛み出し、
たちまち痛みがひどくなる。
骨まで達することさえあるほどだ」
とホール氏は説明する。
「体のどの部分に刺さったのか、
どれくらい多くのトゲが皮膚に入り込んだのかによって、
痛みの度合いは変わってくる。
手を刺された人たちの話によると、
痛みは肩まで達し、
長くて12時間続くということだ」
とホール氏は言う。
ホール氏によると、
この種の毛虫は大発生と減少を繰り返す習性があり、
周辺の気候、餌の量、
寄生虫の数などによって生息数が大きく上下するということだ。
プス・キャタピラーの生息数は増加傾向にあると見られており、
このことは現在多くの人が刺されていることの説明になる、
とホール氏は言う。
ホール氏自身、
何度も刺された経験がある。
車庫で育てている若い幼虫にやられたケースがほとんどだという。
一般的に、
孵化から日が経ち毛が長くなった毛虫に比べ、
若いうちはトゲの数は少ない。
プス・キャタピラーに刺された場合、
確立した治療法はない。
しかし、
局所にセロハンテープを貼って剥ぎとり、
傷口に残っているトゲを取り除くようにすると
、痛みを軽減する効果があるとホール氏は言う。
プス・キャタピラーにはほかにも奇妙な習性がある。
糞を遠くへ飛ばすというものだ。
寄生虫が糞に引き寄せられ、
毛虫本体に危害を及ぼすのを防ぐためにこのような行動を取るのではないかとホール氏は見ている。
ネコのような毛の下に毒針を隠し、
糞を飛ばす毛虫によって、
人が病院に担ぎ込まれる事態が起きている。
さて、
母なる自然は、
次は何を思いつくのやら。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!さようなら」ecar
今日は【猛毒の“ネコ毛虫”、米国で大発生か】 をお届けします。
フロリダ大学の昆虫学者ドン・ホール(Don Hall)氏によると、
プス・キャタピラーという名前は可愛らしいネコ(puss)に似ていることからついたものだ。
一見、
柔らかそうに見えるが、
外側のふさふさした毛の下には猛毒を持つ小さなトゲが隠れていて、
これが人の皮膚に突き刺さる。
ふわふわで癒される、
といった類のものではない。
猛毒であるにもかかわらず、
ついつい触らずにはいられないふさふさの毛虫が大発生している可能性があり、
アメリカ東部の人々が病院に担ぎ込まれているというのだ。
「プス・キャタピラーのトゲはハチの針のような触覚だが、
もっとやっかいだ。
刺さると同時に痛み出し、
たちまち痛みがひどくなる。
骨まで達することさえあるほどだ」
とホール氏は説明する。
「体のどの部分に刺さったのか、
どれくらい多くのトゲが皮膚に入り込んだのかによって、
痛みの度合いは変わってくる。
手を刺された人たちの話によると、
痛みは肩まで達し、
長くて12時間続くということだ」
とホール氏は言う。
ホール氏によると、
この種の毛虫は大発生と減少を繰り返す習性があり、
周辺の気候、餌の量、
寄生虫の数などによって生息数が大きく上下するということだ。
プス・キャタピラーの生息数は増加傾向にあると見られており、
このことは現在多くの人が刺されていることの説明になる、
とホール氏は言う。
ホール氏自身、
何度も刺された経験がある。
車庫で育てている若い幼虫にやられたケースがほとんどだという。
一般的に、
孵化から日が経ち毛が長くなった毛虫に比べ、
若いうちはトゲの数は少ない。
プス・キャタピラーに刺された場合、
確立した治療法はない。
しかし、
局所にセロハンテープを貼って剥ぎとり、
傷口に残っているトゲを取り除くようにすると
、痛みを軽減する効果があるとホール氏は言う。
プス・キャタピラーにはほかにも奇妙な習性がある。
糞を遠くへ飛ばすというものだ。
寄生虫が糞に引き寄せられ、
毛虫本体に危害を及ぼすのを防ぐためにこのような行動を取るのではないかとホール氏は見ている。
ネコのような毛の下に毒針を隠し、
糞を飛ばす毛虫によって、
人が病院に担ぎ込まれる事態が起きている。
さて、
母なる自然は、
次は何を思いつくのやら。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!さようなら」ecar