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2014年10月02日

エボラ出血熱、米国初のエボラ感染者、子ども含む最大18人が接触

はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱、米国初のエボラ感染者、子ども含む最大18人が接触】をお届けします。



 
10月1日、
米国内で初のエボラ出血熱感染者が確認されるなか、
ダラス郡当局は、
現時点で子どもを含む12─18人がこの患者と接触した可能性があると明らかにした。



米国内で初のエボラ出血熱感染者が確認されるなか、
ダラス郡の保健当局者は1日、
現時点で子どもを含む12─18人がこの患者と接触した可能性があるとみて、
これらの人々を対象に経過観察を行っていることを明らかにした。



コラム:エボラ流行は「人道危機」、別の病気の死者も増加へ



患者の男性は28日、
病状が深刻化したため、
テキサス・ヘルス・プレスビテリアン病院に入院した。
ただ、
男性はその2日前の26日にすでに同病院で診察を受けており、
その際、
病院側は抗生剤を処方しただけで男性を帰宅させたことが判明している。
この結果、
この男性と接触した人が増えた可能性があるとみられている。



男性は週末、
ダラス地区に住む5人の生徒と接触した。
当局では、
この生徒らを含め、
男性と接触した可能性のある人全員について、
向こう21日間、
経過観察の対象になるとした。



世界保健機関(WHO)は25日、
西アフリカの5カ国でエボラ出血熱により約3000人が命を落としたと発表した。
また米疾病対策センター(CDC)は、
有効な策が講じられなければ、
来年1月までに感染者数は55万─140万人に達する恐れがあると警告した。



しかし、
今年3月にギニアで始まり、
リベリア、
シエラレオネ、
ナイジェリア、
セネガルに広がったエボラ熱の流行は、
恐ろしい現実のほんの一部でしかない。
ギニアでは先に、
エボラ熱に関する啓発活動をしていた地元政府職員ら8人が住民によって殺害された。
感染者は医療機関での受診を避けている。
WHOによると、
医療従事者のエボラ熱感染者は373人で、
そのうち208人が死亡した。



国際的な医療関連慈善団体
「ウェルカム・トラスト」
のジェレミー・ファラー代表によると、
西アフリカの公衆衛生システムは壊滅的状況に追い込まれているという。



その結果、
来年はマラリアによる死者が4倍に増え、
予防接種プログラムの破たんで子供がジフテリアやポリオや結核にかかるリスクが高まると専門家らは指摘する。
医療の崩壊が出産の現場や糖尿病や精神疾患の治療などにも影響することは言うまでもない。



つまり、
これは時間との闘いだ。
WHOのディレクターを務めるクリストファー・ダイ氏は、
もし対策が部分的にしか成功しなければ、
エボラ感染は西アフリカで永久的な脅威になりかねないと警鐘を鳴らす。



エボラ熱とそれによる巻き添え被害が広範な人道危機になる前に、
国際社会が感染を阻止できることを願うばかりだ。




本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
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