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2014年08月13日

stap 細胞 笹井

おはようございます。
ecarです。

今日は

【笹井氏の役職は解かず、斎藤氏の人事も正式に公表しなかった。
笹井氏にサポート要員をつけるなどの具体的な支援もしなかった。】

をお届けします。

理化学研究所発生・再生科学総合研究センター
(神戸市)の笹井芳樹副センター長が5日に自殺した問題をめぐり、
理研の対応に批判が高まっている。
理研は自殺の約10日前、
笹井氏が体調悪化で職務不能な状態に陥ったことを把握しながら、
本人が希望していた辞任を認めず、
心理面のサポートも十分に行っていなかった。
対応の遅れで最悪の事態を防げなかった危機管理の甘さが問われそうだ。

 

複数の関係者によると、
笹井氏の精神状態が極端に悪化したのは7月下旬。
主宰する研究室で科学的な議論ができなくなり、
研究員が「ディスカッションが成立しない」と25日、
竹市雅俊センター長に通報した。
竹市氏はセンターの健康管理室に相談。
「医師の受診を勧めてほしい」との回答を受け、
笹井氏の家族らと対応を話し合っていた直後に悲劇が起きた。

 

理研は笹井氏の実質的な後任として、
26日付で斎藤茂和神戸事業所長を副センター長に起用。
しかし、
笹井氏の役職は解かず、
斎藤氏の人事も正式に公表しなかった。
笹井氏にサポート要員をつけるなどの具体的な支援もしなかった。
一連の流れは、
事態の緊急性を重く受け止めていなかったようにも受け取れる。

 

笹井氏はSTAP論文問題発覚後の3月、
副センター長の辞任を申し出たが、
竹市氏は調査中を理由に認めなかった。
外部からの批判も強まり、
笹井氏は現職にとどまることに強く責任を感じ、
心理的なストレスで体調が悪化していった。
関係者は「ずっと辞めたがっていたが許されず、
精神が圧迫された」
「7月下旬は負担を軽減する最後のチャンスだったのに、
なぜ解放してあげなかったのか」
と憤る。

 

大学院生時代から笹井氏を知る元京都大教授は
「研究者として自負心が強く、
今後に絶望感を覚えたのかもしれないが、
理研のガバナンス(組織統治)の欠如が彼を死に追いやった面は否定できない。
懲戒処分の判断も早く下すべきで、
決断できないまま、
いたずらに苦しめた」
と批判する。

 

同志社大の太田肇教授(組織論)は
「理研の対応は極めて不適切で認識が甘い。
一刻も早く役職から外すべきだった」
と話す。
STAP問題の当事者で研究グループの責任者、
センターの要職も務めていた笹井氏。
「計り知れないプレッシャーに追い詰められたのだろう。
研究者が危機管理職を兼ねる体制には無理があり、
今後は危機管理の専門職を置く必要がある」と太田教授は指摘した。

 

理研広報室は「再発防止のため、
笹井氏への対応が適切だったか速やかに検証する」
としている。



笹井芳樹が自殺した8月5日は、
『週刊文春』の盆休みのための合併号の編集が終わっていて、
雑誌に盛り込めないタイミングであった。
最初に笹井氏と小保方晴子との「失楽園」ゴシップのほか、
笹井氏の理研の同僚・高橋政代氏が笹井氏を評して
「研究者としての才能はあるが男としてはキモい」
と言ったとか言わなかったとか書いたのが週刊文春。
その週刊文春の次号が2週間先にならないと出ない時点で自殺したのは、
週刊文春に対するせめてもの意趣返しだったかと思うのは、
いくら何でも勘繰り過ぎだろうと自分でも思う。



この盆休みの週にも雑誌を出しているのが『週刊朝日』であって、
その8月22日号に「笹井氏が小保方さんへ遺した言葉」という記事に、
大阪に住む笹井氏の母親の知人の話や、
笹井氏の家族に関する情報が出ている。
といっても後者は、
笹井氏には妻と、
20歳を超えた長男・長女がいて、
「STAP細胞」
騒動のあと、
「美人妻」
が近所に詫びたという程度の話。
どうやら笹井氏は単身赴任ではなかったらしく、
考えてみれば京大から神戸の理研CDBと、
ずっと本拠地は関西だったから、
単身赴任する理由はなかった。



週刊朝日の記事によると、
笹井氏が亡くなる3日前、
母親が
「芳樹がどこにいるか、
居場所がわからなくなって、
家族で捜し回っていた」
と困惑していた
。笹井氏の兄が笹井氏にメールで
「無事か」
と聞くと、
笹井氏は
「元気ではないけど、生きています」
と返信したという。
また笹井氏は母親に対し、
週刊文春が書いた小保方晴子との仲について、
「あんなことは絶対ないから信じてほしい」
と言っていた。
さらに、
「(理研が笹井氏を)クビにするならしてくれればいいのに、
アメリカで研究したいのに、
なかなか切ってくれない」
とも言っていたという。
そして週刊朝日は、
(笹井氏の処分ないし辞任の許可を)
「決断できなかった野依理事長の責任は重い」
という、理研改革委員長・岸輝雄氏(東大名誉教授)の談話を載せている。



もっとも、
この週刊朝日の記事は、
「笹井氏は最期まで、
STAP細胞の存在を信じていたのだ」
と書くなど問題含みではある。
笹井氏が本当に
「STAP細胞の存在を信じていた」
のなら、
自殺などするはずがなく、
愛弟子の小保方晴子が
「STAP細胞作製の『再現』」
に成功することを確信しつつ、
期待を込めて見守るだけで良かったからである。



昨日(8/12)はその他にも、
小保方晴子の博士論文調査をめぐる早稲田や文科省の
呆れた行状を書いた記事をネットで見かけたが、
時間が経った今探してもみつからない。



そうこうしているうちに、
笹井芳樹が家族にも遺書を遺していたことと、
笹井氏の家族のコメントを報じるニュースが流れた。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

ecar
【このカテゴリーの最新記事】

2014年08月12日

STAP 細胞 真実

おはようございます。
ecarです。

今日は
【笹井氏が体調悪化で職務不能な状態に陥ったことを把握しながら、本人が希望していた辞任を認めず、心理面のサポートも十分に行っていなかった。】

をお届けします。



理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹副センター長が5日に自殺した問題をめぐり、
理研の対応に批判が高まっている。
理研は自殺の約10日前、
笹井氏が体調悪化で職務不能な状態に陥ったことを把握しながら、
本人が希望していた辞任を認めず、
心理面のサポートも十分に行っていなかった。
対応の遅れで最悪の事態を防げなかった危機管理の甘さが問われそうだ。
 


複数の関係者によると、
笹井氏の精神状態が極端に悪化したのは7月下旬。
主宰する研究室で科学的な議論ができなくなり、
研究員が
「ディスカッションが成立しない」
と25日、
竹市雅俊センター長に通報した。
 


竹市氏はセンターの健康管理室に相談。
「医師の受診を勧めてほしい」
との回答を受け、
笹井氏の家族らと対応を話し合っていた直後に悲劇が起きた。
 


理研は笹井氏の実質的な後任として、
26日付で斎藤茂和神戸事業所長を副センター長に起用。

しかし、
笹井氏の役職は解かず、
斎藤氏の人事も正式に公表しなかった。
笹井氏にサポート要員をつけるなどの具体的な支援もしなかった。

一連の流れは、
事態の緊急性を重く受け止めていなかったようにも受け取れる。

 


笹井氏はSTAP論文問題発覚後の3月、
副センター長の辞任を申し出たが、
竹市氏は調査中を理由に認めなかった。
外部からの批判も強まり、
笹井氏は現職にとどまることに強く責任を感じ、
心理的なストレスで体調が悪化していった。



関係者は
「ずっと辞めたがっていたが許されず、
精神が圧迫された」
「7月下旬は精神的負担を軽減する最後のチャンスだったのに、
なぜ解放してあげなかったのか」
と憤る。
 


大学院生時代から笹井氏を知る元京都大教授は
「研究者として自負心が強く、
今後に絶望感を覚えたのかもしれないが、
理研のガバナンス(組織統治)の欠如が彼を死に追いやった面は否定できない。
懲戒処分の判断も早く下すべきで、
決断できないまま、いたずらに苦しめた」
と批判する。
 


同志社大の太田肇教授(組織論)は
「理研の対応は極めて不適切で認識が甘い。
一刻も早く役職から外すべきだった」
と話す。
STAP問題の当事者で研究グループの責任者、
センターの要職も務めていた笹井氏。
「計り知れないプレッシャーに追い詰められたのだろう。
研究者が危機管理職を兼ねる体制には無理があり、
今後は危機管理の専門職を置く必要がある」
と太田教授は指摘した。
 


理研広報室は
「再発防止のため、
笹井氏への対応が適切だったか速やかに検証する」
としている。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

ecar

stap 細胞 真実

おはようございます。
ecarです。

今日は
【笹井氏の自殺 小保方氏守るため「最後の仕返し」との見方も】
をお届けします。



笹井氏の自殺 小保方氏守るため「最後の仕返し」との見方も
 
8月5日、
STAP細胞論文の著者のひとりで、
小保方晴子氏(30才)に論文作成の指導を行っていた
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター
(CDB)の笹井芳樹副センター長(享年52)が、
センター内の建物で自殺した。



「先端医療センターの建物の4階と5階の
間の踊り場の手すりにロープのようなもので、
首を吊っていたそうです。
笹井さんは、
研究着などは羽織っておらず、
半袖シャツにスラックス姿だったようです」
 


午前9時過ぎに巡回中の警備員に発見された笹井氏は、
神戸市内の病院に運ばれたが、
午前11時3分に死亡が確認された。
理研関係者が、
最近の笹井氏の様子について、
こう話す。



「STAP細胞のねつ造が明るみに出てから、
笹井さんは体調不良を訴えるようになり、
心療内科に通っていました。
精神的に相当参っているように感じました。
仕事には来ていましたが、
それまでのようなやる気に満ちあふれた様子ではなく、
塞ぎがちでした。
薬をのんでいたんでしょうね。
呂律が回らず、
何を言っているのかわからないこともありました」
 


4月16日に開いた記者会見では、
「論文の書き直しに加わっただけ」
と自身の責任はないと主張していた笹井氏。

しかし、
小保方氏が論文の写真を、
別の論文の写真から転用したという事実を笹井氏は以前から知っていたにもかかわらず、
調査委員会に報告しなかったことなどが次々明るみに出る。

 


すると理研の野依良治理事長(75才)は笹井氏に対して
「立場上責任は重大」と発言。
さらに理研が設置した外部有識者による
「研究不正再発防止のための改革委員会」からは「辞任」を求められた。
「笹井さんは“覚悟はできてるよ。
責任は取らなきゃ”なんて気丈なことを言いながらも、
時には“いろんな報道がされてイメージが悪くなっている。
自分ひとりが悪者になっている”なんて愚痴をこぼしたりと、
心が不安定な状態にある感じでしたね」
 


今回、
笹井氏が死に場所に選んだのは、
自分を追い詰めた“職場”だった。
精神科医の和田秀樹氏はこう言う。

「一般的に自殺する場所というのは、
その人の思いが大きい場所といえます。
その場所を愛しているとか、
恨んでいるとか。
職場で自殺するということは、
そこで働く人間に対して、
当てつけのような思いがあったのかもしれません」
 


最終的に自分に責任をなすりつけた理研への“抗議”の意味が込められていた可能性もある今回の自殺。
 


理研は半官半民の研究機関のため、
国からの多額な補助がある一方で、
国を挙げてのプロジェクトも多い。

「笹井さんはそうしたプロジェクトを数多く抱えていました。
すべてを自分ひとりでやるのは物理的に不可能です。
ですから、
有望な人材に任せなければならないんですが、
もちろんすべてに目が行き届くわけではなく、
データのひとつひとつを精査する時間の余裕がないのも実情です。
笹井さんが小保方さんを寵愛していたのは間違いありませんが、
だからといって、
責任のすべてを押しつけられたのは、彼にしてみれば許せなかったのかもしれませんね。
大切な愛弟子を守るためにも、
最後の仕返しをしたのでしょう」
 


そして秘書の机の上に1通、
自殺現場に3通の遺書が残されていた。

「その1通は小保方さんに宛てたものでした。
“STAP細胞が再現できないのは、
あなたのせいではない。
STAP細胞を必ず再現してください”
などと綴られていたようです」



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

ecar

小保方氏号泣 笹井氏遺書に真意

おはようございます。
ecarです。

今日は

【小保方氏号泣 笹井氏遺書に真意 識者「STAPと心中したという側面も」】

をお届けします
 


理化学研究所発生・再生科学総合研究センター
(CDB)の笹井芳樹副センター長
(52)の自殺の衝撃が広がっている。

STAP細胞問題で、
最大の理解者を失った小保方晴子・
研究ユニットリーダー(30)の憔悴ぶりは激しく、
メンタル面も危険な状態に陥っているという。

自殺の場に“職場”を選んだ
笹井氏には組織へのうらみがあったと読み解く専門家もいる。

小保方氏をかばい続けた「遺書」の真意とは−。
 
「(自殺から)そう遅くない時間に把握したと思う。
非常にショックを受けている」
 


理研の加賀屋悟広報室長は5日午後の会見で、
小保方氏の様子をこう明かした。
 


6日付の毎日新聞によると、
知人の研究者が5日午前に電話をかけたところ、
小保方氏は言葉が出ないほど号泣していた。


知人は
「かなり責任を感じているようだった」
と話したという。
 


小保方氏の精神は危険な状態にあるとみられ、
理研の研究員と事務職員の2人がサポート。

「ご家族の協力や、
臨床心理士への相談も考えていきたい」
(加賀屋室長)と万全の体制を取るとした。
 


小保方氏の代理人の三木秀夫弁護士は6日、
同氏の体調面の不安などについて「何とも言えない」とし、
今週は研究所に出勤するかどうかも「把握していない」と話した。
 


疑惑が深まり、
論文の不正が認定されても、
STAP細胞の存在そのものには自信を見せていた笹井氏。
小保方氏に残した1枚の遺書にも、
その思いをにじませていた。



その詳細を報じた毎日新聞によると、
「限界を超えた。精神的に疲れました」
と断ったうえで
「小保方さんをおいてすべてを投げ出すことを許してください」
と謝罪。
「こんな形になって本当に残念。小保方さんのせいではない」
と擁護する記述もあった。
最後は「絶対にSTAP細胞を再現してください」
「実験を成功させ、新しい人生を歩んでください」と、
激励の言葉で締めくくられていたという。
 


遺書は現在、
兵庫県警が預かっており、
三木氏は「いつ小保方氏の元に届くか分からない」と明かした。
 


この遺書には、
笹井氏のどんな真意が隠されているのか。
 


精神科医の和田秀樹氏は
「遺書の中身がマスコミに公開されることを前提に書いているのだろう。
自らの死をもって言いたいことを言ってしまおうと思ったはずだ。

『STAP細胞を再現してください』
というメッセージは本音ではないか。


彼自身にとっても賭けだったが、
最後までスジのいい研究だと思っていたのだろう。
STAP細胞と心中したという側面があると思う」
と読み解く。
 


自宅や滞在先ではなく笹井氏は研究を続けてきた理研の施設内で死を選んだ。
この意味について、
ヒガノクリニックの院長で精神科医の日向野春総氏は
「組織に属する人間が組織の中で死を選ぶことには2つの意味がある。
1つはざんげ、
もう1つは怨念だ」
と指摘し、
こう続ける。



「理研の中で死んだということは
『迷惑をかけて申し訳ない』
という意味合いももちろんあるのだろうが、
『ふざけるな』
という組織への恨みの感情もあったはずだ。
小保方氏や理研の関係者宛ての
複数の遺書が残されていたということだが、
その相手に対して複雑な感情を抱いていたのではないか。
笹井氏は、
葛藤を抱えたままで最期の時を迎えたものと思われる」
 


一方、
臨床心理士の矢幡洋氏はこんな見方をする。

「理研に迷惑を掛けたという思いがそうさせたのではないか。

仕事場である研究室ではなく、
踊り場という中途半端な場所を選んだのは、
自分の死が

『抗議の意思表示』

として解釈されないための配慮だろう」
 


STAP細胞論文への疑義が噴出した後の4月、
会見に出席した笹井氏の胸には理研のバッジが光っていた。
それを問われた笹井氏は「幹部の1人として、
正式な、いで立ちでおわびしたかった」と説明していた。
 


矢幡氏は、
その言動に
「理研の一員」
であることの強烈なプライドを感じたという。
 


理研の幹部でいることが彼の
アイデンティティーのかなり大きな部分を占めていたはずだ。


論文問題があったとしても、
科学者として再生できるぐらいの業績を上げている。

ひと騒動収まれば、
ほかの研究機関や大学での復職の道もあったはずだ。

ただ、
彼はそうやって生きていくことをよしとしなかったことになる」
 
キーマン亡き後、
世界を騒がせた論文不正の全容解明は極めて困難なr状況となった。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

eca

小保方氏をかばい続けた「遺書」の真意

おはようございます。
ecarです。

今日は

【小保方氏をかばい続けた「遺書」の真意】

をお届けします
 


理化学研究所発生・再生科学総合研究センター
(CDB)の笹井芳樹副センター長(52)の自殺の衝撃が広がっている。

STAP細胞問題で、
最大の理解者を失った小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)の憔悴ぶりは激しく、
メンタル面も危険な状態に陥っているという。

自殺の場に“職場”を選んだ笹井氏には組織へのうらみがあったと読み解く専門家もいる。

小保方氏をかばい続けた「遺書」の真意とは−。

 「(自殺から)そう遅くない時間に把握したと思う。
非常にショックを受けている」
 


理研の加賀屋悟広報室長は5日午後の会見で、
小保方氏の様子をこう明かした。
 


6日付の毎日新聞によると、
知人の研究者が5日午前に電話をかけたところ、
小保方氏は言葉が出ないほど号泣していた。

知人は
「かなり責任を感じているようだった」
と話したという。
 


小保方氏の精神は危険な状態にあるとみられ、
理研の研究員と事務職員の2人がサポート。

「ご家族の協力や、
臨床心理士への相談も考えていきたい」
(加賀屋室長)と万全の体制を取るとした。
 


小保方氏の代理人の三木秀夫弁護士は6日、
同氏の体調面の不安などについて
「何とも言えない」とし、
今週は研究所に出勤するかどうかも
「把握していない」と話した。
 


疑惑が深まり、
論文の不正が認定されても、
STAP細胞の存在そのものには自信を見せていた笹井氏。
小保方氏に残した1枚の遺書にも、
その思いをにじませていた。



その詳細を報じた毎日新聞によると、
「限界を超えた。
精神的に疲れました」
と断ったうえで
「小保方さんをおいてすべてを投げ出すことを許してください」
と謝罪。
「こんな形になって本当に残念。
小保方さんのせいではない」
と擁護する記述もあった。
最後は
「絶対にSTAP細胞を再現してください」
「実験を成功させ、
新しい人生を歩んでください」と、
激励の言葉で締めくくられていたという。
 


遺書は現在、
兵庫県警が預かっており、
三木氏は
「いつ小保方氏の元に届くか分からない」
と明かした。
 


この遺書には、
笹井氏のどんな真意が隠されているのか。
 


精神科医の和田秀樹氏は
「遺書の中身がマスコミに公開されることを前提に書いているのだろう。
自らの死をもって言いたいことを言ってしまおうと思ったはずだ。
『STAP細胞を再現してください』
というメッセージは本音ではないか。
彼自身にとっても賭けだったが、
最後までスジのいい研究だと思っていたのだろう。
STAP細胞と心中したという側面があると思う」と読み解く。
 


自宅や滞在先ではなく笹井氏は研究を続けてきた理研の施設内で死を選んだ。
この意味について、
ヒガノクリニックの院長で精神科医の日向野春総氏は
「組織に属する人間が組織の中で死を選ぶことには2つの意味がある。
1つはざんげ、
もう1つは怨念だ」
と指摘し、
こう続ける。



「理研の中で死んだということは
『迷惑をかけて申し訳ない』
という意味合いももちろんあるのだろうが、
『ふざけるな』
という組織への恨みの感情もあったはずだ。
小保方氏や理研の関係者宛ての複数の遺書が残されていたということだが、
その相手に対して複雑な感情を抱いていたのではないか。
笹井氏は、
葛藤を抱えたままで最期の時を迎えたものと思われる」
 


一方、
臨床心理士の矢幡洋氏はこんな見方をする。
「理研に迷惑を掛けたという思いがそうさせたのではないか。
仕事場である研究室ではなく、
踊り場という中途半端な場所を選んだのは、
自分の死が
『抗議の意思表示』
として解釈されないための配慮だろう」
 


STAP細胞論文への疑義が噴出した後の4月、
会見に出席した笹井氏の胸には理研のバッジが光っていた。
それを問われた笹井氏は
「幹部の1人として、
正式な、
いで立ちでおわびしたかった」
と説明していた。
 


矢幡氏は、
その言動に
「理研の一員」
であることの強烈なプライドを感じたという。
 


「理研の幹部でいることが
彼のアイデンティティーのかなり大きな部分を占めていたはずだ。

論文問題があったとしても、
科学者として再生できるぐらいの業績を上げている。


ひと騒動収まれば、
ほかの研究機関や大学での復職の道もあったはずだ。

ただ、
彼はそうやって生きていくことをよしとしなかったことになる」

 

キーマン亡き後、
世界を騒がせた論文不正の全容解明は極めて困難な状況となった。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

ecar

理研、笹井氏辞任認めず対応遅れ「速やかに検証する」

おはようございます。
ecarです。

今日は

【理研、笹井氏異変を10日前に把握 辞任認めず対応遅れ「速やかに検証する」】

をお届けします
 


理研、笹井氏異変を10日前に把握 辞任認めず対応遅れ「速やかに検証する」
 
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター
(神戸市)の笹井芳樹副センター長が5日に自殺した問題をめぐり、
理研の対応に批判が高まっている。

理研は自殺の約10日前、
笹井氏が体調悪化で職務不能な状態に陥ったことを把握しながら、
本人が希望していた辞任を認めず、
心理面のサポートも十分に行っていなかった。

対応の遅れで最悪の事態を防げなかった危機管理の甘さが問われそうだ。

 

複数の関係者によると、
笹井氏の精神状態が極端に悪化したのは7月下旬。

主宰する研究室で科学的な議論ができなくなり、
研究員が「ディスカッションが成立しない」と25日、
竹市雅俊センター長に通報した。

竹市氏はセンターの健康管理室に相談。

「医師の受診を勧めてほしい」との回答を受け、
笹井氏の家族らと対応を話し合っていた直後に悲劇が起きた。


 

理研は笹井氏の実質的な後任として、
26日付で斎藤茂和神戸事業所長を副センター長に起用。
しかし、
笹井氏の役職は解かず、
斎藤氏の人事も正式に公表しなかった。
笹井氏にサポート要員をつけるなどの具体的な支援もしなかった。
一連の流れは、
事態の緊急性を重く受け止めていなかったようにも受け取れる。

 

笹井氏はSTAP論文問題発覚後の3月、
副センター長の辞任を申し出たが、
竹市氏は調査中を理由に認めなかった。
外部からの批判も強まり、
笹井氏は現職にとどまることに強く責任を感じ、
心理的なストレスで体調が悪化していった。
関係者は「ずっと辞めたがっていたが許されず、
精神が圧迫された」
「7月下旬は負担を軽減する最後のチャンスだったのに、
なぜ解放してあげなかったのか」
と憤る。

 

大学院生時代から笹井氏を知る元京都大教授は
「研究者として自負心が強く、
今後に絶望感を覚えたのかもしれないが、
理研のガバナンス(組織統治)の欠如が彼を死に追いやった面は否定できない。
懲戒処分の判断も早く下すべきで、
決断できないまま、
いたずらに苦しめた」
と批判する。

 

同志社大の太田肇教授(組織論)は
「理研の対応は極めて不適切で認識が甘い。
一刻も早く役職から外すべきだった」
と話す。
STAP問題の当事者で研究グループの責任者、
センターの要職も務めていた笹井氏。
「計り知れないプレッシャーに追い詰められたのだろう。
研究者が危機管理職を兼ねる体制には無理があり、
今後は危機管理の専門職を置く必要がある」
と太田教授は指摘した。

 

理研広報室は
「再発防止のため、
笹井氏への対応が適切だったか速やかに検証する」
としている。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

ecar

2014年08月09日

再生医学で重要な役割を果たした科学者を失ったことは、 痛恨の極み

研究者を守れないようでは理研の将来はおぼつかない



暗い海の底に引きずり込まれた衝撃に似ている。
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)副センター長の笹井芳樹さんが、
自ら命を絶った。

 


STAP細胞論文問題で追い詰められていたのは、
はた目にも明らかだった。
再生医学で重要な役割を果たした科学者を失ったことは、
痛恨の極みだ。
 


論文が捏造や改ざんを指摘されたのを受け、
理研の調査委員会は4月、
細胞の「発見者」で主要執筆者の小保方晴子さんの不正を認めた。
指導的立場の笹井さんはデータの間違いを確認しなかった過失責任を指摘され、
論文撤回に追い込まれた。
 


6月には、
理研の改革委員会が論文不正を「世界三大不正」と厳しく批判し、
笹井さんら幹部の交代やCDBの解体を提言していた。
 


笹井さんは若くして大学教授となった。
胚性幹細胞(ES細胞)を使った組織の再生に取り組み、
脳の下垂体や目の網膜の立体組織を試験管内で作ることに成功した。
STAP細胞の発見を人工多能性幹細胞
(iPS細胞)と並ぶ世界的快挙とする気持ちもなかったとはいえまい。
 


不正発覚後の精神的な落ち込みは大きかったはずだ。
上司に辞意を漏らし、
入院したり治療を受けたりしていた。
ストレスを抱えている様子もみられたという。
 


笹井さんに表れた異状のシグナルを、
理研は読み取っていただろうか。
笹井さんと立場は違うが、
小保方さんへの風当たりも尋常でない。
代理人の弁護士が動向を注視し、
防波堤となっているが、
笹井さんに支援体制はあったのか。
社会から批判を浴びようとも、
組織として、
所属の研究者を守れないようでは理研の将来はおぼつかない。
 


問題発覚後、
理研の対応はちぐはぐな印象だ。
組織を揺るがす不祥事と厳しい世論に何から手をつけてよいか分からず、
進路を探りかねているようなところがある。
 


CDBは、
iPS細胞から作った目の細胞を移植する世界初の手術を準備している。
こんな状態で臨床応用へ踏み出せるのか、
再生医療の将来が心配だ。
 


笹井さんを死なせずにすむ道はあったはずだ。
なぜ、
止められなかったのだろう。
一部に本筋から外れた行き過ぎた報道もあり、
経緯を省みる責任は私たちにもある。

ecar

笹井氏研究室が存続、メンバー全員勤務希望

理研再生研 笹井氏研究室が存続、メンバー全員勤務希望
 


理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の
笹井芳樹副センター長の死亡を受け、
理研は8日、笹井氏が統括していた研究室について
竹市雅俊センター長に統括役を兼務させ、
存続させることを決めた。
研究室のメンバー20人に意向を聞いた結果、
全員が勤務継続を希望したという。

 

笹井氏の研究室は
「器官発生研究グループ」と
「ヒト幹細胞研究支援ユニット」。
胚性幹細胞(ES細胞)を使い、
世界で初めて脳の一部や目の網膜の立体組織を作り、
他施設にも技術支援してきた。


 

理研によると、
意向調査は竹市氏らが6日から実施。
20〜30代のメンバーが多く、
笹井氏の自殺による動揺や不安の声は聞かれたが、
臨床心理士らがケアに取り組み、
8日まで連続して欠勤した人はいないという。

 

竹市氏の統括役兼務について、
理研は
「適任者で、
センター長としてメンバーをサポートする責任もある」
と説明する。
ただ竹市氏は、
STAP細胞論文問題を受けた
理研改革委員会の提言でセンター長交代を求められており、
一時的な兼務となる可能性もある。



理化学研究所がSTAP細胞問題を受けて策定中の改革案で、
舞台となった発生・再生科学総合研究センター
(神戸市中央区)を存続させる方向で検討していることが7日、
関係者への取材で分かった。
理研改革委員会(岸輝雄委員長)に「早急な解体」を求められていたが、
改革案ではセンターの扱いを「解体的再生」にとどめる方針。
理研は運営体制の見直しで対応できると判断したとみられ、
改革が骨抜きになる恐れがある。
 


改革案の方向性は8月中にも固まる見通し。
野依良治理事長の直轄で研究不正防止のための本部を9月に設置し、
理事と同数の委員でつくる経営戦略会議(仮称)の新設も検討する。
一方、
改革の進行をチェックするために改革委が求めた監視委員会は設置しない。
 


ただセンターの中心的メンバーで
運営に大きな役割を果たした笹井芳樹副センター長が5日に自殺した影響もあり、
流動的な面も残る。
 


改革委は6月「不正行為を誘発する、
組織としての構造的欠陥がある」と指摘しセンターの解体を求めた。
 


これに対し理研は、
これまでの実績や研究の重要性を考慮。
地元自治体や産業界、
国内外の科学者らから存続を願う意見が届いていることにも配慮した。
その上で、
STAP問題を生じさせた運営体制の見直しが必要だと判断した。
 


理研広報室は
「(解体的再生とは)発生、
再生学の研究所を再び立ち上げることを踏まえた表現だと思う」
と述べた。
 


理研の川合真紀理事(研究担当)は7月、
センターの改革について
「名前を変えたら継続的なことがなくなってしまう」
と述べ、
名称変更に否定的な考えを示している。



【理化学研究所】
1917年に創設された自然科学の総合研究所。
2003年に独立行政法人となった。
14年度予算は国の運営費交付金を含め約834億円。
職員約3400人のうち約2500人が任期制の研究者。
埼玉県和光市に本部と脳科学や加速器の研究センターがあるほか、
各地に拠点がある。
このうち神戸市中央区の発生・再生科学総合研究センターでは
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床研究が進められ、
計算科学研究機構にはスーパーコンピューター「京」が置かれている。

ecar

2014年08月08日

山中教授「大変残念」、若山教授も哀悼の言葉

山中教授「大変残念」、
若山教授も哀悼の言葉


笹井氏の突然の訃報は、
国内の生命科学の研究者にも大きな衝撃を与え、
悼む声が相次いだ。

 

山中伸弥・京都大学教授は5日、
「突然のことに驚いており、
大変残念でなりません」とのコメントを発表した。



STAP細胞論文の共著者の若山照彦・山梨大教授も
「ご冥福を心よりお祈り申し上げます」
と哀悼の言葉を発表した。

 

理研で同僚だった斎藤通紀(みちのり)京大教授は
「素晴らしい研究者だけにSTAP細胞はみんなが信じたし、
ずさんさが明らかになった時には驚いた」と話し、
「何とかできなかったのかと思うと言葉がない。
日本の科学界の損失」と悔やんだ。

 

笹井氏とともに開設時のセンターを支えた阿形清和京大教授は
「優秀なだけでなく、
明るくユーモアもある人。
学会の打ち上げでチェロを弾いたりしてみんなを盛り上げていた
。少々のことではへこたれない人物だったのに」
と惜しんだ。



<笹井氏自殺>理研の野依理事長「痛惜の念に堪えない」



理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹・副センター長の死去を受け、
理研の野依良治・理事長は5日、
笹井氏の死を悼むコメントを発表した。
理研によると、
笹井氏は同日午前9時前、
CDBに隣接する先端医療センター5階で発見され、
神戸市立医療センター中央市民病院に運ばれたが、
同11時3分に死亡が確認されたという。
コメントの全文は以下の通り。
 


平成26年8月5日

 笹井芳樹 発生・再生科学総合研究センター副センター長の訃報に接して

 この度 笹井芳樹 発生・再生科学総合研究センター副センター長の訃報に接し 驚愕しております 衷心よりお悔やみを申し上げます

 世界の科学界にとって かけがえのない科学者を失ったことは 痛惜の念に堪えません

 長年にわたる先導的ご研究に敬意を表し 謹んで哀悼の念をこめ ご冥福を心からお祈り申し上げます

                     理事長 野依 良治

<エボラ出血熱>WHO「緊急事態」宣言

<エボラ出血熱>WHO「緊急事態」宣言…西アフリカで拡大
 


世界保健機関(WHO)は8日、
西アフリカで拡大するエボラ出血熱について
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言し、
世界的流行を防ぐため国際協調による対応を呼びかけた。


 

AP通信によると、
今回の流行は、
今年3月にアフリカ西部のギニアで始まった。
隣接するシエラレオネとリベリアへも拡大。
6日付のWHOのまとめによると932人が犠牲になっている。
特定の治療法やワクチンはなく、
流行した場合、
致死率は90%程度とされている。

 

WHOは2009年に豚インフルエンザについて、
今年5月にもポリオの流行について緊急事態を宣言している。



西アフリカで猛威を振っているエボラ出血熱について、
世界保健機関(WHO、本部スイス・ジュネーブ)は8日、
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。
エボラ熱の感染状況が極めて深刻なことが認定された。
WHOは一段の感染拡大阻止のため、
国際社会の協調を求めた。

 

緊急事態は感染症が発生国から他国に拡大する危険があり、
国際的な対処が必要な場合に宣言される。
WHOによると、
エボラ熱の感染が確認、
または疑われる死者は4日までにギアナ、
リベリア、
シエラレオネなどで932に上っている。



政府・厚労省は早急に対策を協議しなくてはいけません。
お盆休みで、
休んでいる場合ではないのです。

ecar
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−免許・資格− ・大型二輪、普通、大型自動車運転免許 第476929290862号 昭和44年1月25日 ・小型船舶操縦士 第301969号 昭和47年10月日 ・丙種機関士 第 1487号 昭和49年5月日 ・ガス溶接技能士 第 69254号 昭和50年11月日 ・乙種第四類危険物取扱者 第02158号 昭和52年12月日 ・日赤水上安全法救助員 第11-00771号 昭和53年8月18日 ・第三種冷凍機械取扱責任者 第 113247号 平成18年1月日 ・巻き上げ機 第402000046号平成24年9月21日 ・職長・安全衛生責任者 第75931号 平成25年6月17日 ・第二種電気工事士 第70506号 平成25年9月20日 ・第1級陸上特殊無線技士 第HBL00364J号 平成25年11月28日 ・古物商 第904021410002号 平成26年5月14日 −自己PR− 何事も情熱を持って取り組む姿勢を持っております。 相手の話しをしっかり聴き、コミュニケーションを円滑にしてから教育・指導をすることを培いました。 相手のレベルに合わせた教育・指導を心がけ、常に伝え方に工夫を凝らしています。 表情に笑顔を意識しコミュニケーションを図るよう心がけています。 特に、安全管理の重要性を認識し不安全要素の排除を心がけております。 また、資格・免許の取得に努め、更なる業務の効率化に向け、専門性を身につけ、知識・技能を日々進化させています。
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