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2017年04月03日

キーパーのハンドだけど

先日に地元のU-11の試合を先輩の審判方と観戦中にこんなケースがありました。

ドリブルで相手ペナルティーエリアの外ゴール左側付近まで持ち込み、シュートかパスかといった場面です。

攻撃側選手の正面にはキーパーのみです。

ペナルティーエリア正面から反対側には、相手競技者と味方競技者が数人いました。

ゴールキーパーはペナルティーエリアの外に出て、ドリブルで持ち込んで来た相手競技者との間合いを詰めた時(3mぐらい)、攻撃側選手がキーパーの正面にグラウンダーのシュートを蹴りました。

ペナルティーエリアの外にいたゴールキーパーがそのボールを手で防ぎにいきましたが、キャッチできずに、ボールはゴールキーパーの後ろのゴール方向へこぼれました。

まず、この時点でゴールキーパーのハンドですが、主審の方の笛は無くプレーは続きます。

このまま得点に繋がる可能性もあるかも?との想定から一旦待ったのかもしれません。

その後、こぼれたボールに両チームが追いつき、ゴチャゴチャっとした後、ゴールにならずアウトオブプレーとなってしまいました。

このプレー、最初にハンドがあった時に笛を吹いてしまうのも、もしその後すぐゴールになった場面に問題ですし、ハンドがまったくなかったことになってしまうのも問題です。

では、どうすれば良かったのか先輩審判に伺うと

まずはウエイト&シーでその後の状況を見極める。
すぐにゴールになりそうに無いと判断すれば、笛を吹いてキーパーにイエローカード、ハンドがあった場所から攻撃側の直接フリーキックで再開とのことでした。

状況によっては、レッドとも仰ってました。

得点の決定的な機会をハンドで阻止した訳ですからね。

因みに、ハンドではプレーオンは無いとのことです。

ですので、ハンドのファールを認識しながらその後の展開を見るが正解のようです。


主審をやられていた方も、きっとそうしようと思っていたのではないかと思うのですが、笛を吹くタイミングを逃してしまったのでしょうね。

私も上手く対応できたか自信がありません。

側から見てれば簡単なことも、現場での瞬間的な判断は難しいです。

一つづつ、現場で経験しながら上手くなるしかないと思っています。


私の経験が、これから頑張るお父さん審判の方々に少しでもプラスになればという思いと、自信の記録としてシェアさせていただきました。


それは違うよ!というご意見ありましたら、優しく指摘していただけると嬉しいです。





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審判の腕前はまだまだで腰も膝も痛いですが、とにかく走って争点に近づくことをモットーに頑張っています!
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