2014年07月25日
コンピュータと出会う
私が初めてコンピュータと言うものを見たのは、大学4年の頃だった。オペアンプを使ったアナログコンピュータだったと思います。処理内容はいかにも単純で、その時は興味すらわかなかったのを覚えています。これは男のすることでは無いなと思っていました。今では考えられないことでした。大学の専攻は通信工学、まだ無線機全盛の頃で、秋葉原電気街に行ってもパソコンのパの字も見当たらない時代です。秋葉原、今も回帰で、パの字が見当たらないようですが。次のコンピュータとの出会いは、最初の就職先でした。私は跡取りだったので有無を言わさず実家に戻らなければなりません。帰ることを苦とは思っていませんでしたが、とりあえず自分の好きな仕事は出来ないんだなと思っていました。義兄の紹介で金融機関に就職を希望し入社試験。よりによって私の一番嫌いな接客業、信用金庫(今は銀行だと言っています、この方がかっこいいので。信用金庫はシンキンバンクですから)入社試験会場に行くと、私だけ別テーマです。他の人は全員文系の人たち、当然です金融機関ですから。私だけ理系です、それも全然関係ない通信工学。理系からの採用ケースは私が初めてだったようです。何でそこまでしてくれるのだろうと思ってましたが、ちょうど金融機関に機械化の波が押し寄せ、この会社でも必要に迫られ開発の準備が始まっていたようです。幸運にも偶然にも私はその波に出会い、コンピュータの世界へと足を踏み入れたのでした。所属は本部の事務部電算課、採用即、本部入りも初めてのことでした。
タグ:コンピュータ
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