2020年09月10日
ラズベリーパイ
迷っていた
いや、もんもんとしていた
現役を離れると、
目的が見つからない
これはプログラミングの話である
通常の生活の中で、
そんなにコンピュータは必要とされていない
趣味の範疇の中では、
アイデアもなかなか浮かばない
どうしたものか
プログラムを作ることは楽しいし好きだ
解からないことが多すぎて、
頭が三角になってしまうが、
それでも楽しいものだ
そんな、
何を作ったらいいのか見いだせないまま
ネットを眺めていると、
ラズベリーパイなるミニコンピュータを見かけた
このコンピュータはクレジットカードサイズでありながら、
CPUが1.4GHzで動き
そのCPUを4個も内臓している
メモリは1GB搭載している
そして値段も手ごろで
5千円前後で得られる
WiFiあり、ブルーツースあり、
HDMIでモニターに画像を映し出すこともできる
私が本格的にコンピュータに関わったのは大学卒業後である
初めての職場がまさにコンピュータ導入の時であった
記憶があやふやではっきりしないが、
CPUは?KHz、メモリ500MB、たぶんそんなもんだろうと
思う
30畳くらいの部屋に大型エアコンが2台設置され、
ギンギンに冷やされていた
たぶん、17℃前後であろうか
夏でも寒い思いをした記憶がある
磁気テープ装置や磁気ディスク装置が所狭しと
並んでいた
今と比較すると、・・・
比較したくないほどのスケール差である
はるか昔の話をしているだなと
つくずく思い起される
今はすごい時代になったんだと
ラズベリーパイが気になり始め、
昨年末からネットで情報を検索するようになる
検索回数が増えると共に欲求も膨らみ
段々そいつが欲しくなってきた
しかし、
そのコンピュータで何がしたいのかは
依然不明である
興味は十分あるのだが、
わざわざ購入する為の言い訳が見つからない
いろいろ調べて行くと
パイソン(Python)と言う言語が良く出てくる
どうやらこのパイソンは基本的な言語でありながら
何でもこなすことができるようだ
プログラミングの言語の中でも人気は上位に位置し、
ユーチューブやインスタグラムも
このパイソンで書かれているようだ
AIを組むのにも適しているらしい
基本的な言語と言えば
私の頭の中ではBasic(ベーシック)であった
しかし、
人気言語ランキングのリストの中に
Basicが存在しない
私の頭の中だけの認識だったのだろうか
Basicはビルゲイツが作ったと思われているが、
実はそうではない
と、ネットに書かれていた
マイクロソフトの言語には
Basicを元にしたものが多く、
重要な位置づけとなっている
スクリプト、マクロ、VBA、VBなどは
Basicを骨子としている
上記の言語は私が今まで使って来た言語であるが、
パイソンと言う言語は
ラズベリーパイに出会うまでは
その存在ですら知らなかった
ラズベリーパイはLinux(リナックス)で動く
OSには次のようなものがある
Windows、macOS、
UNIX、Linux、BSD、
iOS、Android、
Solaris、Tron、vx-works、MVSなど
ラズベリーパイに出会ったことにより
私にとっては異世界、
WindowsからLinuxの世界へ
入ることになる
そもそもUNIXとLinuxの違いも解からず、
導入の仕方、起動の仕方、
メンテナンスや操作方法すべてが
初めての体験である
ネットであらゆる情報を検索し、
解からないことは読み飛ばし、
メモを取ったり、資料を印刷したり、
それを赤ペンで塗りまくり
理解しようとした
最初は何が何だかわからず、
毎日が胃が痛くなる思いであった
そのうち書いてある事柄が理解出来るようになり、
マシンも順調に動くようになってきた
便利ではあるが
ネットの情報は断片的であること
自分のケースに当てはまる時もあるが、
見当違いの時もある
この記事、ちゃんと検証したのかな?
と思われるものもある
書いてある情報は建前ばかりで、
本当に知りたいことが
なかなか見つからない
情報は検索だけではなく、
情報の選別も大事なことだ
単純に鵜呑みにしてはいけない
本当に苦労して書いた記事は
読んでいて良くわかる
そして理屈が解かるにつれて
段々面白くなってゆく
ラズベリーパイのOSは、Raspbian(ラズビアン)で
Debian(デビアン)を基本とする
ラズベリーパイで使われるデビアンだから、
ラズビアンだそうである
ハードをうまく機能させるためにデビアンに
手を加えている
OSはみなどこかで繋がっている
DebianはLinuxの一種で、
Linuxには他にRedHat系、Slackware系などがある
DebianにはUbuntu(ウブンチュウ)と言う仲間がいる
Linuxはオープンソースであるため、
その開発などは自由奔放で
故に一つに収まらず、
基本言語に手を加え派生して行く
だからOSの数がものすごく多い
私が最初に購入したのは、
RaspberryPi 3B+と言う機種
そして、
欲望は留まることなく
RaspberryPi ZERO、
RaspberryPi 4Bへと続くのである
ラズベリーパイはイギリスのラズベリー財団が、
世界の子供たちがコンピュータに触れて
勉強できるようにと
開発された小型コンピュータである
そのコンピュータに大人がはまっている訳である
つづく
RaspberryPi 3B+のパッケージ
ラズベリーの絵がかわいい
RaspberryPi 3B+を単純に接続し、
動かしてみる
モニターとマウスとキーボードを接続する
これは、RaspberryPi ZERO
RaspberryPi 3B+の半分くらいのサイズだ
上の基板がRaspberryPi ZEROで
下の基板はDAC
これからの話の中に出てくる
これはRaspberryPi 3B+にファンを付けたところ
CPUは50℃近くになると、
熱暴走を起こし始める
これはRaspberryPi 4B
最新のラズベリーパイである
さすがに安定している
動作電圧も低く抑えられているので、
放熱も少ない
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タグ:ラズベリーパイ
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