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2019年07月22日

ありふれた職業で世界最強 4巻のネタバレ(旅の仲間が二人増えた!)

ありふれた職業で世界最強 4巻のネタバレ・あらすじです。
またしても新しい仲間が加入!ネタバレ注意。

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ありふれた職業で世界最強 4 [ 白米良 ]

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感想(1件)




<フューレンに帰還>

ハジメたちは中立商業都市フューレンに到着。既にハジメ達の異様な実力は世間に知れ渡りつつあり、彼は自重し実力を隠すことをやめました。
堂々とブリーゼ(自動車)で都市に乗り込みます!(辺り騒然!)

活気のあるこの街に入るには、入場検査待ちの観光客や商人たちの列にならばなくてはなりません。
美人な兎人族のシアを売ってほしい商人がハジメに接触してきますが容赦なく撃退。

「はぅあ、ハジメさんが私のために怒ってくれました〜。これは独占欲のあらわれ? 既成事実まであと一歩ですね!」
「……シア、ファイト」
「ユエさん……はいですぅ。私、頑張りますよぉ〜!」
「ふぅむ、なんだかんだで大切なんじゃのぅ。ご主人様よ。妾のことも大切にしてくれてもいいんじゃよ? あの男みたいに投げ飛ばしてくれてもいいんじゃよ?」

シアには奴隷を装うための首輪が付けられていましたが、もうそんな必要もありません。ハジメは水晶を加工してファッション的なチョーカーに作り変えました。(シアはすごく嬉しそう)

結局ハジメたちは特別待遇ですぐに街に案内され、無事にウィルを送り届けることができました。

お礼の一つとして、ギルドの支部長のイルワから、3人分のステータスプレートを貰います。
彼女たちの能力を確認した結果……。

ユエ 323歳 女 レベル:75
天職:神子(みこ)
筋力:120
体力:300
耐性:60
敏捷:120
魔力:6980
魔耐:7120
技能:自動再生、血力変換、重力魔法など多数(書ききれない。)

シア・ハウリア 16歳 女 レベル:40
天職:占術師
筋力:60[最大6100]
体力:80[最大6120]
耐性:60[最大6100]
敏捷:85[最大6125]
魔力:3020
魔耐:3180
技能:未来視や、魔力操作による身体強化など

ティオ・クラルス 563歳 女 レベル:89
天職:守護者
筋力:770[+竜化状態4620]
体力:1100[+竜化状態6600]
耐性:1100[+竜化状態6600]
敏捷:580[+竜化状態3480]
魔力:4590
魔耐:4220
技能:竜化やブレス攻撃、そしてドMに目覚めてしまった影響の『痛覚変換』など。

イルワ:「いやはや……なにかあるとは思っていたけれど、これほどとは……」

<シアとデート!>

フューレンの町でシアとハジメがデートしました。二人は水族館へ入ります。
この水族館の中にいた「リーマン」という魔物は、念話を使って人間と対話をすることができます。
ハジメはこの、人面魚のような見た目のリーマンと念話で会話し、今までの苦労話に共感してもらい意気投合!
リーマンはこちらの世界での、初めての男友達(?)となりました。

シア:「うぅ、ハジメさん。みんな見てますよぉ。私とのデート中に、なぜおっさん顔の魔物と見つめ合ってるんですかぁ。それをする相手は私でしょう?」





<海人族の少女ミュウと出会う>

ハジメとシアのデート中、死にかけていた海人族の少女、ミュウを助けました。
ミュウは人身販売の裏組織から逃げてきたようです。
しかし二人が目を離したスキにミュウがいなくなってしまい、こんな置手紙が置かれていました。

『――海人族の子を死なせたくなければ、白髪の兎人族を連れて○○に来い。』

こうしてハジメとシアは、ミュウを探しながら組織を潰して回るのでした。相手はかなり大きな組織のようで、派手な破壊活動をしているうちにユエ、ティオと合流。

ハジメ:「で、だ。指定された場所にいってみれば、武装したチンピラがうじゃうじゃいたんだが、ミュウ自身はいなかったんだよ。たぶん、最初から俺を殺してシアだけ奪う気だったんだろうな。取り敢えず数人残して皆殺しにした後、ミュウがどこか聞いてみたんだが、知らないらしくてな。拷問して他のアジトを聞き出して、それを繰り返してるところだ」

ユエ:「どうも、私だけじゃなくて、ユエさんとティオさんにも誘拐計画があったみたいですよ。それで、いっそのこと見せしめに、今回関わった組織とその関連組織の全てを潰してしまおうということになりまして……」

その後、オークション会場で売られていたミュウを、その場にいた関係者を皆殺しにして救助!
オークション会場は派手に爆破し、大組織を壊滅へと追いやりました!
その後、ギルド支部長のイルワさんはあまりの大事件に頭を抱え、ミュウはハジメのことを『パパ』と呼ぶようになり、旅に同行することになりました。
ミュウを母親のところまで送り届けに向かいます。

<オルクス大迷宮の勇者一行>

引き続きオルクス大迷宮を攻略していた"勇者"光輝たち。彼らのレベルは72になり、到達階層は89階。前人未踏の階層を余裕をもって進めていました。

しかし90階に降りると魔人族の女性と遭遇!(この世界では人間族と魔人族が戦争をしていて、勇者たちはこの魔人族と戦うために呼び出された)
彼女は勇者たちに話しかけてきます。

魔人族の女:「勇者はあんたでいいんだよね? そこのアホみたいにキラキラした鎧を着てるあんたで」
勇者:「ア、アホ……う、煩い! 魔人族なんかにアホ呼ばわりされるいわれはないぞ! それより、なぜ魔人族がこんな所にいる!」
「なんとまぁ直情的な。これが勧誘対象の勇者様? 本当に、有用なのかねぇ。まぁ、命令がある以上、是非もないんだけど」
「あんた、そう無闇にキラキラしたあんた。あたしらの側に来ないかい?」
「な、なに? 来ないかって……どういう意味だ!」
「呑み込みが悪いね。そのまんまの意味だよ。勇者君を勧誘してんの。あたしら魔人族側に来ないかって。いろいろ、優遇するよ」

光輝がこの話を無下に断り、彼女と戦いになってしまいました。
この魔人族は姿を消すことのできる大量の魔物を操り、彼女自身も相当な戦闘力を持っていて、今の勇者たちでは歯が立ちません!

一旦逃げ延びた勇者たちは、遠藤浩介というクラスメイト(天職:暗殺者)に地上へ助けを呼びに行ってもらうことになりました!
遠藤は気配を消すなど、スニーキング・戦闘回避能力に長けています。
しかし遠藤は逃げ道を予測していた魔人族の女に待ち伏せされてしまい、遠藤を地上に逃がすためにメルド団長を含めた警備の騎士たちは全滅してしまいました。

<ハジメが皆を助けに行く!>

オルクス大迷宮の最寄りの町、『宿場町ホルアド』にハジメ達はやって来ていました。
そこの冒険者ギルド内で、ボロボロになった元クラスメイト、遠藤と遭遇!

遠藤をはじめ、白崎以外のクラスメイト達はハジメは死んだと思っていたので、彼の驚きも相当なものでした。(白髪になって眼帯、義手の見た目で、姿はかなり変わってしまっています)

勇者たちにあまり関わりたくないハジメでしたが、学校で良くしてくれた白崎香織だけは別。彼女に義理を果たすため、ハジメ、シア、ユエ、遠藤の4人で再びオルクス大迷宮へと向かいました。(ティオとミュウはギルドでお留守番)

<魔人族の女と再び交戦!>

女魔人族は、まだ辛うじて生きていたメルド団長を連れてきて交渉を続けますが、話は決裂。
メルドさんに再び致命傷を与えた女魔人族に“勇者”光輝が怒り、彼に新しい派生技能が顕現!
自分の基本ステータスを一定時間3倍にする"限界突破"の派生技能、[+覇潰]を使って、通常の5倍の能力で魔人族を倒せそうな所まで追い詰めました!

しかし死を覚悟した魔人族は懐から出したロケットペンダントに向かって「ごめん……先に逝く……愛してるよ、ミハイル……」と呟いたのを見て、光輝は剣を止めてしまいました。

光輝は限界突破の時間切れでそのまま動けなくなり、再び勇者たちは絶体絶命の状況に陥りました。

<ハジメが女魔人族を倒す>

ピンチのクラスメイト達の下へハジメ達が駆けつけ、敵を一掃。
女魔人族は最後に、魔人族にも大迷宮を攻略している人物がいることを仄めかしました。

戦意を消失していた女魔人族を殺したことに、勇者である光輝は怒りますが、ハジメ達は相手にしません。
そのまま皆を連れて大迷宮を脱出。
ハジメが生きていると信じ続け、彼を助けるためにオルクス大迷宮を攻略していた白崎香織は、逆に彼に助けられる形で再会を果たしたのでした。

(宿場町ホルアドに戻って)
ミュウ:「あっ! パパぁー!! おかえりなのー!」
混乱した香織:「ハジメくん! どういうことなの!? 本当にハジメくんの子なの!? 誰に産ませたの!? ユエさん!? シアさん!? それとも、そっちの黒髪の人!? まさか、他にもいるの!? いったい、何人孕ませたの!? 答えて! ハジメくん!」

クラスメイトや香織たちに勘違いされましたが、ハーレムな状況であることは否定できません。
その後、高校の時から彼に思いを寄せていた白崎香織はハジメに告白。自分も旅に付いて来ると言い出しました。
ハジメは恋人がいるからと香織の告白を断りましたが、それでも香織は強引について来ると言ってききません。

ユエ:「……ならついて来るといい。そこで教えてあげる。私とお前の差を」
香織:「お前じゃなくて、香織だよ」
「……なら、私はユエでいい。香織の挑戦、受けて立つ」
「ふふ。よろしくね、ユエ。負けても泣かないでね?」
「……ふ、ふふふふふっ」
「あは、あはははははっ」

シア:「ハ、ハジメさん! 私の目、おかしくなったのでしょうか? ユエさんの背後に暗雲と雷を背負った龍が見えるのですがっ!」

「……正常だろ? 俺も、白崎の背後に、刀を構えた般若が見えるしな」
「パパっ〜! お姉ちゃん達こわいの!」
「ハァハァ、二人共、中々……あの目を向けられたら……んっ、たまらん」

香織がハジメ達に付いていくことは、勇者たちにとっては大きな痛手でした。『治癒師』である彼女の強力な回復魔法に、勇者たちは幾度となく助けられてきました。
また、香織はクラスのアイドル的存在で、ほとんどの男子が彼女に思いを寄せていたのでした。

<ハジメが『異端者』として認定されてしまった>

南雲ハジメは、教会側から正式に異端者認定を受けてしまいました!
異端者認定は聖教教会の教えに背く異端者を神敵と定めるもので、これを受けた者の討伐が法の下に許されてしまいます。

先生の愛子や八重樫雫(やえがし しずく)は、この異端者認定に納得できません。愛子先生は、ハジメから聞いた神々についての話を生徒たちに話す決断をしました。

愛子:「八重樫さん。南雲君は、自分が話しても信じないどころか、天之河君辺りから反感を買うだろうと予想して、私にだけ話してくれたことがあります」
「話……ですか?」
「はい。教会が祀る神様のことと、南雲君達の旅の目的です。証拠はなにもない話ですが……とても大事な話なので、今晩……いえ、夕方、全員が揃ったら先生からお話したいと思います」

しかし愛子が生徒たちに話をする前に、彼女は修道女によって本山へと誘拐されてしまいました!(5巻へつづく)

『ありふれた職業で世界最強』4巻の荒筋・ネタバレ
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