前回は異世界にハジメたち(高校生と愛子先生)がやってきて、オルクス大迷宮の攻略を果たしました。
今回は地上に生還し、次の大迷宮へ挑みます！
次・3巻ネタバレ：ありふれた職業で世界最強 3巻のネタバレ(竜人族のティオ登場！)
前・1巻ネタバレ：ありふれた職業で世界最強 1巻のネタバレ・荒筋(どん底から這い上がる主人公！)
2巻 感想：ありふれた職業で世界最強 2巻の感想/ウサ耳少女、シアの登場！
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＜兎人族のシアと出会う＞
ハジメとユエはオルクス大迷宮を脱出し、ライセン大峡谷という場所に来ていました。ここでは魔法があまり使えません。発動した魔法の魔力が、ここではすぐに分解されてしまうからです。
ユエは魔力量が膨大なので少しは魔法が使えるものの、普段の10倍の魔力を消費してしまいます。
ハジメは『シュタイフ』というバイクのような乗り物を作っていて、ユエと二人乗りで風を切り移動中。
そこへウサ耳の可愛らしい女の子が、大きな双頭ティラノ(頭の二つある恐竜のようなもの)に襲われてピンチに陥っていました！
その女の子がハジメを発見。
ウサ耳：「みづけだぁ!! やっとみづけましだよぉ〜〜！ だすげでぐだざ〜い！ ひぃいいい、死んじゃう！ 死んじゃうよぉ！ だずけてぇ〜、おねがいじますぅ〜！」
ハジメ：「……“やっとみつけた”？おかしなことをいう奴だな。しかも、モンスタートレインかよ。関わっちゃいけないタイプか」
ユエ：「……ん。迷惑」
このウサ耳女の名前は『シア・ハウリア』。
ユエと同じく先祖返りの力を持っていました！通常の兎人族と異なり、シアは白色の髪をしています。また、未来を予知できる能力も持っていたりと、彼女も特別な存在のようでした。
ハジメとユエは最初、シアを見捨てようとしました。しかし彼女に泣きつかれ、しかたなくシアと彼女の村を助けます。シアの住む兎人族の村は帝国の兵士たちに襲われていて、ハジメがこれをあっさり撃退！
＜ハルツィナ樹海へ！＞
ハジメは助けた兎人族の案内で『ハルツィナ樹海』に到着。ここにもオルクス大迷宮のような場所がありましたが、その入り口は閉ざされていました。
どうやらこの迷宮に挑むには、他の迷宮を４つ以上攻略する必要があるようです。
ちなみにシアやユエのように、この世界の魔物のように詠唱無しでそのまま魔力を操れる子がいます。シアのような子は亜人族の掟で本来、忌み子として扱われます。しかし心優しい兎人族は彼女を匿って生活をしていました。
そして今回の件で、兎人のハウリア一族が他の亜人族と敵対することになってしまいました。(シア存在がバレてしまったので)
兎人族(ハウリア族)はお花や虫すら踏むことができず、小さな魔物1匹を殺しただけで皆で涙を流していましたが、ハジメが彼らを鍛えなおし、ハウリア族は立派な戦闘民族へと変貌してしまいまいました。
シアの父：「この世の問題の九割は、暴力で解決できる」
シア：「やっぱり別人ですぅ〜！ 優しかった父様は、もう死んでしまったんですぅ〜、うわぁ〜ん」
ちなみにシアもユエから戦闘訓練を受け、既にハジメの6割ほどの戦闘力を身につけています。ユエはシアに心を許しはじめ、シアはハジメのことを好きになりました。しかしシアは『残念ウサギ』『ウザウサギ』などの不名誉な呼び名を付けられ、しばらく名前すらロクに呼んでもらえませんでした。
シアはハジメ達の仲間になり、今後は一緒に迷宮を攻略していきます！
＜ライセン大迷宮＞
ライセン大峡谷で迷宮を発見しました！(魔法が使えない所)
入口には看板があり、女の子らしい丸っこい字で『おいでませ！ ミレディ・ライセンのドキワク大迷宮へ♪』と書かれています。
中へ入るとそこは様々な仕掛け、トラップ、嫌がらせが満載の迷宮でした。
そのまま3人はライセン大迷宮の中を彷徨い、1週間が経過。
・スタート地点に戻されること7回。
・致死性のトラップに襲われること48回。
・金ダライ、トリモチ、変な臭いのする白い液体のぶっかけ等々全く意味のないただの嫌がらせ169回。
それでも3人はめげずに大迷宮を探索し、ついに最後の場所へとたどり着きました。
最後の戦いでは巨大ゴーレムになったミレディ・ライセン本人が登場！他にも多数のゴーレムが出現し、苦戦。
3人は戦いに勝利して重力を操る神代魔法を獲得！ハジメとシアはあまりこの魔法の適性がなかったものの、魔法特化のユエは適正バッチリでした！
ハジメもシアに心を許すようになり、シアは積極的にハジメにアプローチ。ユエは最初はシアをライバル視していたものの、段々と態度が緩和していくのでした。(ハーレム化していきそう)
ありふれた職業で世界最強 2巻の荒筋・ネタバレ
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