ネタバレ注意!
1巻の感想:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか1巻の感想(ロリ神様と純粋少年の物語!)
2巻のネタバレ:ダンまち2巻(ライトノベル)のネタバレ・荒筋!(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫) [ 大森藤ノ ] 価格:669円 |
<作品紹介>
主人公のベル・クラネルは祖父に育てられ、小さい頃から英雄に憧れていました。また、祖父はベルに『男の浪漫』について熱く語って聞かせ、強いハーレム願望を持つようになります。
そんな少年ベルの祖父が他界。
彼はハーレムの夢を実現するために、出会いを求めて広大なダンジョンのある町、オラリオにやってきました!
そこで女神ヘスティア様(ロリ巨乳)と出会い、彼女の仲間となり、ダンジョンへ潜って稼ぎを得ては彼女を養ってあげていました。(この世界には天界からやってきた神様が人間と同じように生活している)
ヘスティアもアルバイトでお金を稼いで食糧を調達したり、ベルのステイタスを更新したりして冒険を助けています。
お金はあまりありませんが、ささやかに幸せな生活を送っています。
<アイズ・ヴァレンシュタインに助けられる>
牛モンスター『ヴヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!』
ベル:「ほぁあああああああああああああああああああっ!?」
主人公のベル・クラネルは牛頭人体のモンスター『ミノタウロス』に追いかけられ、死にかけていました。駆け出し冒険者のベルでは絶対に敵わない強敵です。
躓きごろごろとダンジョンの床を転がり、絶体絶命のピンチ!カチカチと歯を鳴らし涙をえんえんしたところで、いきなりミノタウロスの胴体が一閃!
怪物の体が綺麗に両断され、ベルは大量の血しぶきを浴びることになりました。
彼を助けてくれたのはとても美しい金髪の女性剣士。
【ロキ・ファミリア】に所属する【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタインでした。
ベルは一瞬で彼女に心を奪われ、緊張のあまり逃走。血まみれの姿のまま町を走る奇人となってしまいました。(命は助かった!)
<成長するベル、不機嫌なヘスティア>
アイズ・ヴァレンシュタインに助けられた後、ベルには《スキル》が発現しました。しかし……。
「神様、このスキルのスロットはどうしたんですか? 何か消した跡があるような……」
「……ん、ああ、ちょっと手元が狂ってね。いつも通り空欄だから、安心して」
「ですよねー……」
ヘスティアは彼に、スキルが発現したことを隠します。
《スキル》
【憧憬一途(リアリス・フレーゼ)】
・早熟する。
・懸想が続く限り効果持続。
・懸想の丈により効果上昇。
――つまり、今のベルは恋心が強いほど成長が早くなります。しかし彼の恋心の相手はヘスティア様ではなく、アイズ・ヴァレンシュタイン。
どんどんステイタスを成長させていく(つまりアイズさんへの懸想が強い)ベルに、ヘスティアはとても不機嫌そうです。
「な、何で僕、こんないきなり成長したのかなー、なんて」
「……知るもんかっ」
ぷいっ、と頬を膨らませた神様はそっぽを向いた。
<ヴァレンシュタインとの再会、ベルの暴走>
ひょんなことからヒューマンの女性シルと知り合いになり、シルが働いている『豊穣の女主人』というお店で夕食を食べることになりました。
このお店はロキ・ファミリアがよく利用するお店のようで、なんとアイズ・ヴァレンシュタイン(ベルが助けてもらい、片思い中)のパーティがお店にやってきました!
しかし、アイズ行きつけのお店を知り喜ぶベルは、嫌な話を聞いてしまいました。
「そうだ、アイズ! お前のあの話を聞かせてやれよ!」
「あれだって、帰る途中で何匹か逃したミノタウロス! 最後の一匹、お前が5階層で始末しただろ!? そんで、ほれ、あん時いたトマト野郎の!」
「それでよ、いたんだよ、いかにも駆け出しっていうようなひょろくせえ冒険者(ガキ)が!」
「抱腹もんだったぜ、兎みたいに壁際へ追い込まれちまってよぉ! 可哀相なくらい震え上がっちまって、顔を引きつらせてやんの!」
「ふむぅ? それで、その冒険者はどうしたん? 助かったん?」
「アイズが間一髪ってところでミノを細切れにしてやったんだよ、なっ?」
「……」
「それでそいつ、あのくっせー牛の血を全身に浴びて……真っ赤なトマトになっちまったんだよ! くくくっ、ひーっ、腹痛えぇ……!」
その後は笑われ罵倒され、自分が情けなくなったベルは椅子を蹴飛ばしてダンジョンへと向かっていました。
その晩彼は、今まで潜ったことのない第6層まで行き、今の自分に不釣り合いな敵たちをなぎ倒していきました。
その結果。↓
ベル・クラネル
Lv.1
力:120→221
耐久:42→101
器用:139→232
敏捷:225→313
魔力:10
ベルの能力は超・急激に成長!
ヘスティアもこの成長スピードには困惑しているようでした。もはや常識ではありえない事態です。
<ヘスティアの頑張り>
ヘスティアは『ガネーシャ』という神が主催する宴に参加。そして旧友の神ヘファイストスと再会し、ベルの武器を作ってとお願いをしました。ヘファイストスは断りましたが、宴から二日経ってもずっとヘスティアは彼女のそばにいて、床に頭をつけてお願いをし続けていました。
ヘファイストス:「そもそも、あんた昨日から何やってるの? なんなのよ、その恰好?」
ヘスティア:「……土下座」
「ドゲザ?」
「これをすれば何をしたって許されて、何を頼んでも頷いてもらえる最終奥義……ってタケからから聞いた」
「タケ……?」
「タケミカヅチ……」
「……ヘスティア、教えてちょうだい。どうしてあんたがそうまでするのか」
「……あの子の、力になりたいんだ!」
「今あの子は変わろうとしてるっ。一つの目標を見つけて、ベル君は、高く険しい道のりを走り出そうとしてる! 危険な道だ、だから力が欲しい! あの子を手助けしてやれる力が! あの子の道を切り開ける、武器が!」
こうして多額の借金をしてベルの新武器『神様のナイフ(ヘスティア・ナイフ)』を作ってもらいました。(ヘファイストスの作る武器はとても高い)
このナイフは使用者と一緒に成長する武器で、ベルが強くなれば強くなるほど、ナイフの威力も強力なものになっていきます!
<フレイヤのイタズラ>
フレイヤという厄介な色欲魔の神に、ベルは好かれてしまいました。(以降、フレイヤはずっとベルの動向を探るようになる)
怪物祭(モンスターフィリア)というお祭りで、女神フレイヤはモンスターを町に解き放ち、ヘスティアを襲うようにけしかけました!
ベルはヘスティアを逃がすために奔走し、最終的にはヘスティアから受け取った武器『神のナイフ』で、「シルバーバック」というモンスター(今のベルには超強敵)を討伐!
ヘスティアを守り切り、周りの町人たちの歓声に包まれました。
<ベル君の女性関係>
『豊穣の女主人』という酒場で働いているシルさん、そしてギルドでベルの担当をしてくれているエイナさんといい感じの関係に。
ヘスティアはベル君が大好き!(でもベルは恋愛の対象としては見てくれていない)
アイズさんもベルのことが気になっている様子。
神フレイヤもベルのことがとても気に入ったようで、今後もちょっかいをかけてきそう。(危険人物)