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14+巻の感想:灰と幻想のグリムガル 14プラスの感想など。ランタが激変!
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<さらば愛しきゴブリガル>
ハルヒロたちが何故かゴブリンになったお話。(最終的にはハルヒロの夢だった)
6人のゴブリンの名前はそれぞれゴブヒロ、ゴブト、ユメリン、シホリン、ゴブタ、ホブゾー。
ゴブリンの社会では、生まれてきた子どもは血統名を与えられた一部の者しか実の子と見なされません。孤児の6人は新市街を抜け出し、旧市街へと逃げ延びます。
ゴブリンにとっての新天地で、空腹や獣などと戦っていました。
ゴブリン化したハルヒロたちが、人間のハルヒロたち(本物?)に襲われて夢から覚めます。
その後の狩りで、夢の中に出てきたような6匹のゴブリンを発見。しかし彼らに今朝の夢に出てきた自分たちを重ねてしまい、ハルヒロはゴブリン達を襲うのを拒みました。
<お願いだから、あと少しだけ>
マナトが死ぬ時までの、マナト目線のお話。
マナトが酒屋でレンジと飲み交わしていたことや、神官のギルドでは意外と反抗的な態度でいたことなど、彼の少し穏やかではない部分が見られました。
最後はやはり、マナトにとっても無念の死だったようです。
<今日はおやすみ>
ユメとシホルがギルドに入り、それぞれ狩人、魔法使いとして訓練を受けた時のお話。二人のギルド生活が交互に描かれています。
以下、本文から
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ユメはお師匠の胸元に顔を近づけて、匂いをくんくん嗅いでみた。
「……ぬぅ? 匂いはするなあ。けもの? なんかなあ? いやではないなあ。 いい匂いではないけどなあ、癖になる匂いやんかあ」
「お、おいユメ」
「にゅ?」
「よ、よせ、そんな……か、嗅ぐなっ」
「なんで?」
「い、いいからよせっ」
お師匠は二歩、三歩とあとずさって、うなだれた。
「……おかしい。こんなはずじゃねえ。俺はわりと孤高の狩人で、厳しい師父(ファザー)で、教え子には煙たがられて……」
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ユメの前には、ギルドのお師匠も威厳を保てないようです。
また、シホルは偉大な魔法使いのお爺さんのセクハラに耐え、魔法の基礎を習得しました!
<仮面有情>
フォルガンを抜けた後のランタの話。
彼は仮面を着けて一人で旅をしていました。まだハルヒロたちのパーティに未練があるのか、漠然とオルタナを目指しているようです。
道中でダデッホ(カモのような家禽)を盗んで追われたり。怪しいエルフの男と一緒にオルタナへの道中を共にしたり。
我流の剣術に磨きがかかり、ランタはかなり強くなっていました!
(灰と幻想のグリムガル 14プラスのネタバレ)
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